第1次南極観測隊・第1次越冬隊で有名な南極物語の都市伝説「もう1体のダッチワイフ南極1号・弁天さん」の後編です。このページは「南極1号・弁天さんの都市伝説」からの続きです。 現在、駅のホームに青色のライトを使うことがある。これは青色の光が自殺防止に役立つからである。街の街灯を青色に変えたところ、犯罪率が低下したというデータもある。 このような研究は昔から行われており、昭和基地の内装が青色ベースになっているのも、越冬隊が越冬生活の中で精神に異常をきたすのを防ぐ為である。 さて、第1次南極観測隊は2体の南極1号「弁天さん」を南極観測船「宗谷」に載せた。そのうち1体は、第1次越冬隊とともに昭和基地で越冬している。 第1次越冬隊の隊長・西堀栄三郎は昭和基地に、イグルーという氷の小屋を造り、その中に弁天さんをスタンバイさせていた。しかし、越冬隊員は誰も使用しなかったとされている。 今回、紹介するのは