Java, LL静的片付けは、私が大学で教わったようにプログラムするなら良い考え方だと思う。でも私の知るハッカーたちはそんなふうにはプログラムしない。私たちに必要なのは、落書きしたりぼかしたり塗りつぶしたりできる言語であって、型の紅茶茶碗を膝に置いて、落とさないようにバランスをとりながら、作法にうるさいコンパイラおばさんとお上品な会話をするような言語じゃない。(『ハッカーと画家』 第2章 ハッカーと画家 P.26 より)いまや超有名な、ポール・グラハム著「ハッカーと画家」に出てくる「コンパイラおばさん」。その一言でイメージがつかめてしまう素晴らしい訳語ですよね。びしっと手を叩かれてどこがいけなかったかグチグチいうようなおばさん。 コンパイラの文法チェックを「コンパイラおばさん」と呼ぶところ、すごく分かります。この言葉一つでコンパイラ(の文法チェック)に対する憤り、うっとうしさを感じます。