次いで、2019年10月7日には468枚の交通系電子マネーの「PASMO(パスモ)」カードが「無効」になって使えなくなるトラブルが判明した。TFペイメントサービスは2019年10月9日に「当社処理に起因する交通系ICカード使用不能事象に関するお詫びとお知らせ」の文書をWebサイトに掲出。文書中に明にPASMOとは書いていないが、同社は日経 xTECHの取材に対し、文書中の「交通系ICカード」がPASMOであると認めた。 トラブルの原因について、TFペイメントサービスは「いずれもバッチ処理の不具合だった」とした。Thincacloudから「アクワイアラー」と呼ぶクレジットカード会社などのシステムに対してバッチ処理で決済データを送る際に不具合が生じた。データを再送した際に同一のデータを2度送るという不具合だ。すき家のQUICPayではこれが二重決済を招いた。 PASMOのトラブルも同一のデータ