Developer eXperience Day 2024で登壇した資料です
![「責任ある開発」を!フルサービスオーナーシップが変えるエンジニアリング文化](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/83fa35676960705aaa58ad3fe95d9656453661c8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2F69aaf67fde084277ad867f8bf476029e%2Fslide_0.jpg%3F31005689)
プログラマ、テスト駆動開発者 和田卓人 学生時代にソフトウェア工学を学び、オブジェクト指向分析/設計に傾倒。執筆活動や講演、ハンズオンイベントなどを通じてテスト駆動開発を広めようと努力している。『プログラマが知るべき97のこと』(オライリージャパン、2010)監修。『SQLアンチパターン』(オライリージャパン、2013)監訳。『テスト駆動開発』(オーム社、2017)翻訳。『事業をエンジニアリングする技術者たち』(ラムダノート、2022)編者。テストライブラリ power-assert-js 作者。 講演や執筆などを通じ、日本におけるテスト駆動開発のエバンジェリストとして知られる和田卓人さん。 TDDとは何かを改めて言語化してもらった前回の記事では、「テストを書かずに進むのが合理的といえるときはある。でも、後からテストを書くのって難しいしつらい」とのお話がありました。 テストが書かれないまま
アジャイルに興味を持った1人あるいは数人から始めることは、アジャイルの導入においてよくあるストーリーです。とはいえ昨今では、例えばスクラムを導入する開発チームも増えているでしょうし、ほかのメンバーが主導した取り組みとしてアジャイルを受け入れる方も多いでしょう。そんな経緯でスクラムに触れ、既存の開発プロセスとの違いに戸惑い、むしろ積極的にアジャイルを学ぶことで克服した過程を、岸田篤樹(パウリ)さんに寄稿いただきました。 Agile journeyをご覧のみなさま初めまして。株式会社ビットキーでEM(エンジニアリングマネージャー)・スクラムマスター・技術広報をしているパウリ(@pauli_agile)です。私は2015年に新卒でプログラマーとしてキャリアをスタートしました。 その頃の世の中ではすでに、アジャイル開発がさまざまな開発組織に浸透しつつある状況にあったかと思います。ただ、実際に配属さ
2024/07/13 大吉祥寺.pm 20分レギュラートーク 登壇資料
こんにちは!ファインディ CTOの佐藤(@ma3tk)です。 表題の通り、約1年半ほどの期間をかけて「エンジニア組織を強くする 開発生産性の教科書 ~事例から学ぶ、生産性向上への取り組み方~」(以降、開発生産性の教科書)という本を執筆しました。 本日(2024年7月11日)発売となりましたので、改めて「開発生産性」に対する思いをお伝えしたり、本の内容の一部をご紹介したいと思います。 「開発生産性の教科書」のご紹介 エンジニア組織を強くする 開発生産性の教科書 本の概要は次のとおりです。 項目 詳細 タイトル エンジニア組織を強くする 開発生産性の教科書 ~事例から学ぶ、生産性向上への取り組み方~ 著者 佐藤 将高、Findy Inc. 発行 技術評論社 定価 2,860円(税込) 発売日 2024年7月11日 ISBN 978-4297142490 購入 Amazon / 楽天ブックス 全
この記事は前作 開発生産性の可視化サービスから何を見いだして何ができるのか、あるいはすべきで無いこと に続き、開発生産性へのスタンスを整理したい2作目です。 効果・成果よりも効率を優先することは生産性か? 開発生産性と言いながら単なるアクティビティの量や時間を見て効率改善を志してしまういくつかの状況、一部の風潮に対して疑問を呈したい。 例えば、PRやイシューの起票数などアウトプット量の高低に一喜一憂する 例えば、変更のリードタイムやデプロイ頻度の増進を過度に重視する 例えば、サイクルタイムの各時間を人間の努力のみで短縮しようとする それにも関わらず、開発がもたらしたユーザーへの効果やビジネス上の成果に無関心というのは順序おかしいよね、という話。 などと考えていたら開発生産性カンファレンス2024 - 登壇資料まとめ|610を見る限り、近しい主旨の論説を散見するに至り、もしかしたら世間の議論
技術負債が溜まっている勘所について。現場のエンジニアは実際のシステムを触っているので変更や追加をする過程で当事者になるのでおおよそ異変に気づく。 一方、実際にそのシステムに対となるプロダクトに関わっているのはエンジニアだけではない。PdMやEM、事業責任者がいる中でこのメンバーにどう常に変化し続けるシステムアーキテクチャの異変に気づいてもらうのか、自ら気づかせるのかは至難の業である。 とはいえ、つばり一番わかり易いのは工数の予測精度の幅がある。 以下の3つのフェーズがあったときにそれぞれのズレが大きい場合は負債が溜まっていることが多い。(特に、1.と3.) 一般的な視点と現場システムへの理解度のズレ詳細から開発手前での予測のズレ予測工数と実績工数のズレここでいう工数予測がズレるのはエンジニアリングスキルの問題ではなく、システムに関する理解度の認知問題によってズレるケースが該当する 1.一般
こんにちは、安野たかひろ事務所 技術チームの植田です。(実はプロダクションチームにてデザインや公式Webサイトの制作をしたり、一部政策提案もしています!) 前回は、東京都全域に設置された1万4千箇所の掲示板にポスター貼り付けるプロセスがいかに進化していったかをご紹介しましたが、この記事では公開後SNSやボランティアの方々から好評をいただいた新「ポスターマップ」のシステムについて、開発背景と技術的な構成について解説してみようと思います。 東京都全域の掲示板にポスターが貼られていく様子を可視化したヒートマップ(GIF)大きな組織力を持つ場合は選挙区ごとに貼り付け担当者を配置して公示日から並行して貼っていったり、専門業者に発注したりするのが一般的なようですが、組織的な支援を受けず資金的にも制約のある私たちに残された切り札は、ポスターマップを通じた「デジタル化」しかありませんでした。ここまでの経緯
はじめに こんにちは!社内の「エンジニアブログの更新を絶やさない会」の方から圧を激を貰っている Keeth こと桑原です!現在はEngineering Manager の見習いをしております. 私が所属しているサービスの開発運用に携わるチーム(Eng + PM + PD で構成。以下「サービスチーム」)では,OKR(目標と成果指標)を設定して取り組んでいます.本記事では, KR に盛り込んだ「変動係数」というあまり聞き慣れない指標を導入してみた感想や,その運用方法について振り返りたいと思います.他のエンジニアチームの運用の参考になれば幸いです. ※だいぶ文字文字しい記事になっています どのような KR をたてたのか? 前クォーターでは,サービスチームにおけるエンジニアリングの KR を定め,定期的に振り返りながら達成を目指していました.KRの内容は以下の通りです. 6月末のコード変更差分の
TL;DR 立場によっては、組織全体の生産性の可視化が必要なのはわかる。 ただ、チーム単位での生産性の細かい可視化の話はちょっとこわい。チーム単位での生産性に関しては、ある期間にそのチームがどんな機能をリリースして、それがどうだったか、を評価して、をすればだいたい良いような。 生産性の可視化? 全然知らなかったんだけど、開発生産性の可視化を支援するSaaSがあると先日知った。こちら。 findy-team.io なるほど最近はすごい便利なものがあるなーと思った。 一方で、このツールと日々にらめっこしてるチームはなんか僕が目指したいチームではないなと思った。だから、僕はこういうツールは今の僕の立場としてはいらないなーと思った。 でも、組織に所属するエンジニアが100名、200名とか規模になってるようなとき、その組織のCTOなりVPoE、組織横断の課題を解決するチームなどはこういったツールは必
TRACERYプロダクトマネージャーのharuです。 「要件定義とは何を目的としたプロセスなのか?なにが出来たら完了なのか?」 はじめて要件定義する人は、ここで詰まってしまうことが多いようです。 要件定義は、設計や実装に比べて、具体的な作業がイメージしにくいプロセスです。 そのような背景もあってか、2023年4月のBPStudy#188〜要件定義を学ぼう。ChatGPTを添えてに私が登壇した時の以下のスライドには、945個のはてなブックマークをいただきました*1。 speakerdeck.com 945というブックマーク数は、要件定義というものを具体的にイメージしにくいと感じている人が世の中に多いことの現れかもしれません。 そこで「要件定義とはそもそも何か」について、何回かの記事に渡って説明します。 この記事では要件定義の目的とゴールについて説明します。 プロジェクトの数だけ存在する開発プ
t-wadaさんのセッションを聴講したこと 2024/6/29に開発生産性カンファレンスに参加してきました。 その中でなんでもかんでもE2Eテストでも実行してしまうことがあるけど、 悪ではないけどデメリットもあるよ。って話がありました。 speakerdeck.com スライドP47のアイスクリームコーンとピラミッドの図だけはご参照ください。 頭の中にその図が残っているため、前提になってます。 セッションの概要 アジェンダからざっくりお話は 信頼性の高い 誤検知(テストとして正常であるはずがエラーになってしまう)や見逃し(エラーがあっても正常にしてしまう)がないこと 実行結果 実行結果値だしたり、エラー原因が特定しやすいテストを書くこと 短い時間で到達 確認したい観点を確認できる最小のテストスコープ(単体テスト、結合テストなどの粒度)でテストできるようにすること 状態に保つ 短い時間で到達
今月引越し予定なのに手続きが終わっていなくてバタバタしている中の執筆中の id:d-haru でございます。ごきげんよう。 今日は最近のお仕事の話しです。 今回スクラム開発をしているチーム内にバディ制を導入して3~4ヶ月ぐらいが経過してそれなりの結果を得られたので良い機会なので振り返っておこうと思います。 バディ制とは バディ制は文字通りバディを組んで仕事をすることです。 今回は開発チーム内での導入なので、最小でエンジニア2名のチーム(バディ)でタスクにあたるような形をとっていました。 私のチームでは当時7名のメンバーがいたので3チームで2名, 2名, 3名で実施しました。 なぜバディ制を導入した? 開発チームの当時の様子としては、メンバーの入れ替わりなどもあったためか直近2~3スプリントでは2~3タスクが終わりきらないなど、スプリントゴールが達成できず、ベロシティが安定しないという状況で
はじめに 2024年1月にリテール(ネットショップ・レジ)部門からサービス(予約)部門に異動になった @ucks です。 異動してからはスマートリストという機能の開発を行っていて、5月6日に無事リリースできたのと、開発途中で障害に至ってしまった部分があるので、裏側を少し紹介しようかなと思います。 はじめに スマートリストとは スマートリストの設計 検索の仕様変更 高負荷時のハンドリング そして障害へ 見逃した点 DBの実行計画確認時の見逃し 動作確認時の漏れ 監視先の漏れ ログの損失 おわりに スマートリストとは スマートリストの開発についての話を行う前に、まずはスマートリストについて簡単に説明しておきます。 スマートリストとは、特定の条件の顧客をラベリングする機能です。 早い話、最終予約日がいつ、予約回数が何回以上等の顧客の検索条件を保存しておいて、閲覧時にラベリングして、視認しやすくし
024年6月28日に開催された 開発生産性Conference 2024 の講演資料です。 講演詳細についてはこちらをご覧ください。 https://dev-productivity-con.findy-code.io/2024
この記事を見かけて、やっとむさんだなーやさしく伝えたんだろうなーって思いつつ。「上手くいく」「上手くいってない」って幅がありそうだよなと思ったので、頭の中の整理をしてみることにした。来週の発表の準備が煮詰まっているから気分転換しているだけともいう。 yattom.hatenablog.com やっとむさんの記事を読む 「スクラムで開発を進めている」という状況で 「問題が多い→ならば→スクラムは合わない」のか?という問いに対して やっとむさんの回答は「問題がある→ならば→スクラムは上手くいっている」 と書いてある。「合わない」は「うち(の会社)には合わない」の意味。 最初にことわっておく ふだんからいろいろとお話をされている関係性の中で伝えていて、その前後にいろんなお話をしているんだろうなと想像している。 だから、僕がここで書くようなことは、その関係性の中ですでに共有されていることだと思って
2024年6月28日より開催された「開発生産性Conference 2024」の登壇資料です。 https://dev-productivity-con.findy-code.io/2024 ▼関連資料 SPI原点回帰論:事業課題とFour Keysの結節点を見出す実践的ソフトウェアプロセス改…
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