フランス人の映画監督、マリー=カスティーユ・マンシオン=シャールさん。第2次世界大戦当時の記憶とどう向き合い、どう語り継いでいくべきなのかを問いかける新作が公開されました。実話に基づく映画に込めた思いを、来日したシャール監督にうかがいました。 しかし、生徒たちからは、『何のためにやるの?、恥をかくだけ』とか『劣等生にできるはずがない』などといった反応が返ってきます。 監督が、映画を撮ったのは、歴史を伝える場として学校の役割に注目したからでした。 「学校は“伝える場”です.そこでは、子どもたちに知識を伝えますが、ただ知識を伝えるだけでは十分ではありません.歴史の生々しい記憶を伝えることも大切なんです」(シャール監督) 映画「奇跡の教室」。舞台は移民など貧困層が通うパリ郊外の高校です。落ちこぼれクラスの担任となったのは、ベテラン教師のゲゲン。生徒たちに提案したのはアウシュビッツについてクラス全
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