世界自然遺産の北海道・知床半島の川で、カラフトマスの遡上(そじょう)がピークを迎え、秋の訪れを告げている。 斜里(しゃり)町の遠音別(おんねべつ)川では、背中が大きく盛り上がった雄と、産卵のため川底を尾びれで掘る雌が見られる。 同町水産林務課によると、今年は例年に比べて遡上数が少ないという。サケの遡上も始まり、カラフトマスと競うように泳いでいる。カラフトマスは今月いっぱい、サケは11月まで川を上る姿が見られる。
千葉県館山市のスーパーで販売されたシラスのパックの一部に、毒を持っている可能性があるフグの稚魚が混ざっていたことが分かり、千葉県は店に対して回収するよう指導するとともに、消費者に注意を呼びかけています。 フグの稚魚が混ざっていたのは、館山市館山のスーパー『おどや館山海岸店』で今月17日に販売された「和歌山県産上しらす」のパックの一部です。 千葉県によりますと、今月20日、商品を購入した人から県に「フグの稚魚と思われるものが混入している」と連絡があり、県が調べたところ、1センチほどのフグの稚魚と確認されたということです。 同じ商品は今月12日から17日にかけて、50グラムと100グラムのパックで合わせて12キロ分、販売されたということですが、これまでに健康被害などの報告はないということです。 千葉県は店に対して商品を回収するよう指導するとともに、他のシラスの商品に混入がないか確認するよう指導
多くの学校の運動会などで行われている子どもたちの「組み体操」による事故で後遺症が残ったケースが10年間で20件にのぼることが名古屋大学の調査で明らかになりました。 専門家は「組み体操は最近、巨大化しているが、子どもの安全を最優先で対応を考えてほしい」と注意を呼びかけています。 この調査は名古屋大学教育学部の内田良准教授が日本スポーツ振興センターの資料をもとにまとめたものです。 それによりますと、平成24年度の1年間に全国の小学校でけが人が出た組み体操の事故は6533件にのぼり、跳び箱とバスケットボールに次いで3番目に多くなっていました。 さらに平成24年度までの10年間に組み体操で後遺症が残った事故を調べたところ、20件にのぼりました。なかには、ピラミッドのように積み上がった子どもたちが途中で崩れ、一番上にいた子どもの膝が一番下の子どもの腰に当たって、脊柱に障害が残った事故なども報告されて
各地で運動会や体育祭のシーズンを迎えていますが、多くの学校で行われている子どもたちが積み上がる「組み体操」による事故で後遺症が残ったケースが10年間で20件に上ることが名古屋大学の調査で明らかになりました。 専門家は「組み体操は最近、巨大化しているが、子どもの安全を最優先で対応を考えてほしい」と注意を呼びかけています。 この調査は名古屋大学教育学部の内田良准教授が日本スポーツ振興センターの資料を基にまとめたものです。 それによりますと、平成24年度の1年間に全国の小学校でけが人が出た組み体操の事故は6533件に上り、とび箱とバスケットボールに次いで3番目に多くなっていました。 さらに平成24年度までの10年間に組み体操で後遺症が残った事故を調べたところ、20件に上りました。 中には、ピラミッドのように積み上がった子どもたちが途中で崩れ、一番上にいた子どものひざが一番下の子どもの腰に当たって
青春時代の“放課後”は全てバイトに捧げていた。 高校1年の5月にアルバイトを始め、初月から週8でフリーターの如くフル勤務(日曜日は1回帰って再出勤)。その甲斐あって数ヶ月で貯金が30万円に達した。 16歳の誕生日(11月)と同時にバイク免許を取得し、翌月に貯金を全て使い現金一括でバイクを購入。ソファもベッドもテレビも欲しいものは有り余るお金でなんでも手に入れた。友達だけはできなかったが。 そんな僕はバイクに乗ってバイトに通うのが日課だった。家から4分。 もはや徒歩圏内の距離。しかし、それ以外乗ることがなかったのだ。遊ぶ友達も、行きたい所もない、鞄の中も机の中も探したけれどみつからなかった。みつけにくいものでした。 もはやバイトの入り過ぎで遊ぶ時間すらみつからない。 学校から帰っては働き、帰っては働きと同じを繰り返すだけの毎日に飽き飽きとしていた。こんな毎日から飛び出さないと。そう自分に訴え
琵琶湖(左側)から瀬田川に流れてきたコカナダモの除去に追われる作業員(19日、大津市で)=伊東広路撮影 滋賀県の琵琶湖で外来種の水草「コカナダモ」が過去に例がないほど大量発生している。 湖岸の景観を台無しにし、水道水に悪影響を及ぼし、レガッタ大会も延期になる始末。梅雨時の少雨で増殖し、その後の豪雨で各地に打ち寄せられたとみられ、県などは刈り取り船をフル稼働させている。(小野圭二郎) ◆南湖に集中 プレジャーボートや漁船のスクリューにも絡まりかねない厄介者。夏場に成長すると切れて漂い、流れ着いた場所でさらに増える。今年は「南湖」と呼ばれる琵琶湖大橋南側で目立ち、県の調査では、水草の平均の背丈は1・5メートルと、昨年(0・8メートル)の2倍近くに達している。 影響は深刻だ。滋賀県漁連によると、港から船を出せなかったり、ウナギ漁に使う仕掛けを入れられなかったりするケースが続出。担当者は「漁業者
(上)塩村文夏都議に謝罪する鈴木章浩都議(6月23日)、(下)自らの発言について謝罪する野島善司都議(17日) セクハラヤジ問題に揺れた東京都議会への批判が再燃している。 6月の議会で「信頼回復と再発防止」を誓ったばかりなのに、今度は「男女共同参画」がテーマの議員連盟の会長から失言が飛び出した。24、25日には本会議場で各会派の代表質問、一般質問が行われるが、都議会の体質を見極めようと、傍聴を呼びかける動きも出ている。 ◆「教育」必要 「男女共同参画や人権について教育されていない」「都議の見識に驚かされる」 今月17日夜、都議会近くのビルで「議会での性差別をなくすには」と題する集会が開かれた。前日には、男女参画議連の会長に就任したばかりの野島善司都議(65)(自民)が「(私的な場であれば)『結婚したらどうだ』と、僕も言う」と発言。集会では、その発言への非難が相次いだ。 集会には、6月の議会
Twitter上のパクツイユーザーをまとめて通報&ブロックできてしまう超優れもの「パクリツイッタラー殺すべし」というツールをnetgeek編集部が使ってみた。 刺々しい名前の通り超強力 Twitterで他人の人気ツイートを剽窃するパクツイことパクリツイートは簡単に人気者になれることから手を染める者が多く、さらに最近は悪質な業者がBOTを大量に運営して金儲けに使い勢力を拡大している模様。本来であればTwitter社が対応してほしいものだが、なかなか手間がかかって大変なのだろう。 そこで、なんとか自衛できるツールはないかと思い、調べてみたところ、いくつかブロックツールが見つかった。いくつか試してみたもののうち、特に使い勝手がよかった「パクリツイッタラー殺すべし」を紹介しよう。 パクリツイッタラー殺すべし http://pakurimustdie.de0.biz/ こちらは2014年3月にリリー
タンク増設現場で働く多くの作業員ら=19日午前、福島県大熊町で、本社ヘリ「あさづる」から(嶋邦夫撮影) 東京電力福島第一原発では、凍土遮水壁の建設や旧型タンクの置き換えなど大型工事がひしめき、働く作業員は一日当たり約六千人と、昨夏に比べほぼ倍になっている。休憩所には人があふれ、通勤バスは一時間待ちになることも。現場では作業が重なり、混乱もたびたび起きている。 (片山夏子) 十九日、本社ヘリ「あさづる」で上空を飛んだ。 増える一方の汚染水。タンク増設用地が残り少ないため、容量が少ないタンクを撤去して新しい溶接型タンクに置き換える準備が進んでいた。作業は同時並行で進み、一つの現場に多い所で二、三十人の作業員がいるのが見えた。 飛ぶ前、事故前から福島第一で働いている作業員から「工事が重なって、予定していた作業ができない日もある」と聞いていた。 生コンクリート車などの通行による道路規制や他の工事の
滋賀県高島市朽木市場の道の駅「くつき新本陣」で20日に販売されたキノコのパックに有毒のツキヨタケが混入していたと県が21日発表した。 キノコを食べた同県と愛知県内の夫婦2組の計4人に下痢や嘔吐(おうと)などの症状が出たが、軽症という。同道の駅が同日、回収を始めた。 発表によると、キノコのパックは2、3本入りで、同市内の女性が自宅近くで採取。20日に12パックを販売し、全て売れた。21日朝になって症状が出たと道の駅に連絡があり、滋賀県が調べたところ、ツキヨタケが混入していたことがわかった。ツキヨタケは長さ10~20センチで、食用のヒラタケやシイタケと似ているが、食べると腹痛や嘔吐などの中毒症状が出るという。
過剰な採掘で県道(左)の崩落が危険視されている現場(22日午前10時30分、愛知県豊田市で、読売ヘリから)=菊政哲也撮影 愛知県豊田市の砂利採掘現場に隣接する県道が、過度な採掘のために崩落する危険があるとして、県が通行を規制し、採掘業者を刑事告発していたことが22日、分かった。 県警豊田署は砂利採取法違反などの疑いで捜査している。 県砂防課によると、崩落の恐れがあるのは同市枝下町の採掘現場に面した県道の約50メートルの区間。道路脇が最大で高さ15メートルの崖になったという。県道は8月20日から片側交互通行になっている。 採掘業者は別の業者から現場を引き継ぎ、2010年から採掘を開始。その後、県道付近まで掘り進められたため、県は今年6月、予防措置をせずに採掘を行っているとして、県砂防条例違反の疑いで豊田署に刑事告発した。豊田署は同条例違反と砂利採取法違反の疑いで業者から任意で事情を聞き、事務
九州最古とみられる神像彫刻が、福岡県太宰府市の民家に保管されていたことがわかった。九州歴史資料館(九歴)=福岡県小郡市=が確認し、21日、明らかにした。平安時代前期の作とみられ、形や構造の特徴から、現存する国内最初期の神像が造られた9世紀制作の可能性がある。 神像彫刻は剣や鏡などのような神体の一つで、神社に人目に触れないよう保管されることが多い。 今回見つかった神像彫刻は貴族の装束をまとう男性の立ち姿で、台座を含め高さは55・6センチ。材はカヤとみられ、内側にえぐりを入れない一木造り。体形は幅広く奥行きがあり量感豊かで、顔立ちは険しい。彫刻表現はシンプルで衣のひだは深く、角張った冠をひもで縛る様子も表現されている。 九歴によると、こうした古式を… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます
JR大阪駅ビルの周辺で19日夜、写真約400枚がばらまかれる騒ぎがあった。通行人からの110番通報で駆けつけた曽根崎署員が少年2人に事情を聴いたところ、鉄道写真の愛好家仲間の男性を撮影し、同ビル10階から嫌がらせでばらまいたことを認めたという。 同署によると、少年2人は奈良県のアルバイトの少年(16)と岐阜県の男子高校生(17)。鉄道写真撮影の愛好家同士で顔見知りの男性を電車内で無断撮影したという。少年2人は「男性がいつも割り込みなどをして態度が悪かったので、嫌がらせでまいた」などと話したという。 現場周辺は週末の夜で人通りが多く、路上に散乱した写真を撮影し、ツイッターなどに投稿した人たちもいた。
2027年に東京―名古屋間でリニア中央新幹線の開業を目指すJR東海は22日、山梨県都留市の山梨リニア実験線で、一般向けの有料試乗会を前に改札の設備や乗車方法を報道陣に初めて公開した。 JR東海はリニアを多くの人に体験してもらおうと、11、12月に有料試乗会を開く。実験線の入り口では、乗客役のJR東海の社員が空港の搭乗口のように金属探知機を通って、危険物を持ち込んでいないか確認を受けた。 タッチパネル式の発券機で予約番号を入力してチケットを受け取った後、改札でQRコードを読み取り機にかざして入場した。 リニア中央新幹線の入場方法が具体的に示されたのは今回が初めて。試乗会に向けた試作版で、27年の開業時の具体的な乗車方法は今後も検討を続ける。 試乗会は計8日間行われ、定員は2400人。料金は一区画(2席)が4320円、二区画(4席)が8640円。30日まで、1人二区画を上限にJR東海ホームペー
名古屋市港区の名古屋港水族館の入館者数が22日、1992年の開館から4千万人に達した。 節目の入館者となったのは、三重県出身で東京都杉並区の主婦朝川陽子さん(38)と、長男祥真ちゃん(4つ)。午前10時すぎに訪れ、職員から花束を手渡された。日登弘館長(62)らとともにくす玉を割って祝った。 朝川さん親子はイルカとシャチを見に来たといい、「突然でびっくりしました」と笑顔を見せていた。 水族館の入館者数はここ数年、年間180万人ほどで推移。同館の担当者は、この2年ほどでシャチやイルカの赤ちゃんが次々と生まれる“ベビーブーム”が注目され、集客につながったとみている。 日登館長は「うれしい限り。力を入れてきたシャチの飼育など、今後も珍しい生き物を紹介し、子どもたちに愛される水族館にしたい」と話した。(中日新聞)
人里に出没するクマが、東北や関東などで増えている。冬眠前のエサとなるドングリ類が秋に大凶作になるとの予測もあり、クマの生態に詳しい専門家は注意を呼びかけている。 岩手県花巻市で12日、自宅の畑で作業などをしていた60~70代の男女3人がツキノワグマに襲われ、顔や背中をひっかかれて重軽傷を負った。県が、8年ぶりにクマの出没注意報を出し、注意を呼びかけていた。県自然保護課によると、今年度、19日までの出没は12件。すでに2013年度1年間の7件を上回った。 環境省によると、今年4~5月の出没は全国で2080件(速報値)。前年同期から4割近く増え、過去5年で最高水準となっている。特に東北6県では8割増の941件。群馬県で71件と目立ち、過去5年間で毎年4~5月は4件以下だった東京も21件と急増している。 大量出没のはっきりした要因は… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みい
ホームからの転落を防ぐ「ホームドア」「可動式ホーム柵」の設置が名古屋圏で遅れているとして、視覚障害者らが21日、鉄道事業者に設置促進を求める集会を名古屋市内で開いた。2000年施行の交通バリアフリー法で、新駅への設置が義務づけられたが、既存駅への設置は努力義務となっており、費用や駅の構造の問題もあり、設置できない駅もあるという。 名古屋市北区で開かれた愛知視覚障害者協議会の集会には32人の視覚障害者が参加した。このうち3人に1人がホームから転落した経験があるといい、落ちそうになった人も9人いた。 「転落せず生きているのが偶然という現状はおかしい」。栄駅のホームで人をよけたら線路に落ちそうになったという全盲の同区、マッサージ師稲野幸吉さん(60)はそう憤る。 参加した堺市の無職千田勝夫さん(65)は反対方向の電車が来たのに、自分が乗るべき電車と勘違いして、線路へ落ちてしまったといい、ホームに
白馬村の白馬高校は、同校の魅力づくりや情報発信に協力する「白馬高校スーパーバイザー」に、今年二月のソチ五輪などに出場した上村愛子さんら同校出身の六人を委嘱する。十月下旬ごろに委嘱式を開く。 委嘱するのは、冬季五輪で五大会連続で入賞した上村愛子さんのほか、ソチ五輪ノルディック複合で銀メダルとなった渡部暁斗選手、グルノーブル五輪に出場したアルペンスキーの丸山寿一さん、ソチ五輪に出場した男子モーグルの西伸幸選手ら。任期は二年間。 同校は、県教委の高校再編基準に抵触する二年連続百六十人以下の生徒数(現在は百四十六人)となり、高校存続に向けて地元自治体などが検討を進めている。同校は、全国的な知名度がある上村さんらに協力してもらい生徒確保を目指す。
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