第2次世界大戦中、連合軍による大規模な空爆を受けてから70年となったドイツ東部のドレスデンでは13日、追悼式が行われ、参列者は戦争の悲惨さを改めてかみしめました。 ドイツ東部のドレスデンでは、第2次大戦末期、連合軍による大規模な空爆を受けて町の大半が廃虚となり、数万人が犠牲になったとされています。 13日、空爆から70年となるのに合わせて、市の中心部にある聖母教会では大勢の市民が参列して追悼式が行われました。 この教会は、空爆によって崩れ落ち、戦争の破壊行為を示す象徴として戦後も廃虚のまま残されていましたが10年前、かつての敵国、イギリスやフランスを含む各国からの寄付で再建され、和解のシンボルとなっています。 式典では、戦時中、ドイツ軍が攻撃の標的としたイギリスのコベントリーなどから運ばれた「平和の火」がろうそくにともされました。 そしてドイツのガウク大統領が「わたしたちは残忍な戦争を誰が