沼津市志下の水産加工会社「ヤマカ水産」の専務小松寛さん(34)と、函南町のフランス料理店のシェフ増井靖丈(やすひろ)さん(46)が手を組み、パンに合う高級干物「ペッシュール」を開発した。パン食の普及や魚離れで干物業者が苦戦する中、二人は「干物の常識をひっくり返したい」と期待を込める。 ペッシュールの素材は、アジやキンメダイを中心に県内で捕れる六種類。水揚げしたばかりの鮮魚を加工し、塩だけでなくハーブやかんきつ類、ショウガなどで香りを付ける。骨は抜いてあり、真空パックから取り出し、フライパンで簡単に料理できる。パンやワインに合うように、オリーブオイルやトマトソースの別袋を添えた。二人は「まったく新しい干物」と胸を張る。
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