エアバッグの不具合を巡る問題で、自動車部品メーカーの「タカタ」が、アメリカ運輸省から制裁金を科されたことなどを受けて、日本の自動車メーカーの間では、エアバッグの主要部品にタカタ製を採用しない方向で検討する動きが相次いでいます。 また「マツダ」も5日開いた中間決算の会見で丸本明副社長が「エアバッグのタカタ製の主要部品は、現在、開発中の車では採用しない方向で検討している」と述べました。 このほか「三菱自動車」も、今後発売する車について、タカタ以外のメーカーの主要部品を採用する方向で検討しているということで、日本の自動車メーカーの間では、エアバッグの主要部品にタカタ製を採用しない方向で検討する動きが相次いでいます。
三重県志摩市が公認した海女キャラクター「碧志摩(あおしま)メグ」をめぐり、市内の海女らが公認撤回を求めていた問題で、大口秀和市長は5日、市役所で会見して公認撤回を表明した。キャラクターを考案したモータースポーツ運営会社の浜口喜博さん(39)から撤回の申し出があった。 市は9月に各地域の代表海女24人の意向を調査し、約3割が公認取り消しを求めたという。大口市長は「全ての海女さんたちに応援していただけないことを考慮し、申し出を受けることにした」と説明した。 会見に同席した浜口さんは「全国のファンからたくさんの応援の声を聞き、デザインを変更すべきでないと判断した」と説明。今後は市非公認の「伊勢志摩海女萌(も)えキャラクター」として展開していく。 キャラクターをめぐっては8月、海女らが「女性を蔑視した性的な描写で海女を侮辱している」と指摘し、市に公認撤回を求めて309人分の署名を提出し、市は対応を
名古屋大が開発を進める自動運転の実験車が10月、名古屋市守山区の公道で自動運転走行中、自損事故を起こしていたことが、4日分かった。 当時、運転席には名古屋テレビ放送(メ~テレ)のリポーターが乗っていた。計画は研究者が乗車する内容だったため、愛知県は「届け出内容と異なる実験で不適切だった」として、大学に再発防止を求めた。 県によると、実験は10月22日に行われ、約6キロを走行。同局側の要請でリポーターが運転席に座って走行を始めた直後、縁石をこすってタイヤがパンクしたという。けが人はなく、県警と県に届け出があった。 名古屋テレビ放送広報部は「取材方法に問題はなかったと考えているが、今後は指導を徹底したい」としている。
11月8日までとなる東京モーターショー。1954年の第1回から今回の第44回まで、ずっと変わらず展示の主役であり続けているのは、各メーカーが競って打ち出すコンセプトカーだ。高度成長期やバブル経済などの勢いがあった時代に比べ、ここ最近の出展内容は「市販前提のプロモーションばかり」「夢がない」などと物足りなさを嘆く声もある。半面、都市化や高齢化をより意識し、他国のモーターショーにはない先進性を評価する指摘もある。モータリゼーションを彩ったクルマたちをその時代背景とともに振り返り、社会や生活の中で変遷してきた位置づけと将来の姿を探った。 庶民の憧れを投影 マイカー所有自体が庶民の憧れだった50年代。前身が軍用飛行機メーカーだった富士重工業は、58年に「スバル360」を発表する。通商産業省(当時)が産業振興の一環として各メーカーに求めた要件「国民車構想」に沿った軽乗用車だ。飛行機設計のノウハウをつ
名古屋市で10月、名古屋大学が研究を進める自動運転車が公道実験中に、自損事故を起こしていたことが4日分かった。運転席には民放リポーターが座っていた。実験責任者の加藤真平准教授は「不慣れな人を運転席に乗せたことは軽率だった」と話している。 名大などによると、事故は10月22日、同市守山区で起きた。交差点を左折しようとした際、縁石に乗り上げて左前輪がパンクした。けが人は無かった。運転席には名古屋テレビの女性リポーター、助手席に加藤准教授が座っていたという。 リポーターに配慮し、加藤准教授が助手席側のブレーキを踏んで通常より速度を落としていたため、自動運転で左折するタイミングが早くなってしまった可能性があるという。 事故の報告を受けた愛知県産業振興課は、名大に厳重注意するとともに、実証実験に関するガイドラインの作成を求めた。 道路交通法では、自動運転車も運転免許所持者が運転席に座れば、公道を走行
名古屋市で10月、名古屋大が開発を進める自動運転車が公道走行実験中に、自損事故を起こしていたことが4日、分かった。運転席には名古屋テレビ放送のリポーターが座っていた。愛知県によると、名古屋大が県に提出した計画では運転席に座るのは研究者としていた。 県産業振興課の担当者は「操作に不慣れな部外者が運転席にいたために、緊急回避が遅れた可能性がある」と指摘。大学側に再発防止を求めるとともに、口頭で厳重注意した。 県警によると、自動運転車は通常の車と同じ扱いで、運転免許保有者が運転席にいれば、公道で実験する際の法律上のルールは特にない。このリポーターも免許は持っていた。 実験は10月22日の午前中、同市守山区内で行われ、約6キロを走る予定だった。テレビ局側の要望でリポーターが正午ごろ乗り込み、自動走行を始めた直後に縁石をこすってタイヤがパンクした。けが人はなく、守山署に通報した。 県によると、実験で
東京・渋谷の「MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店」が、「自由と民主主義」をテーマに開催していたブックフェアを、ネット上の「偏っている」といった批判を受けて一時中止した波紋が広がっている。安全保障関連法制の国会審議を受けて「民主主義本」の売れ行きは好調だが、類似のフェアを開く書店は客の受け止め方に神経をとがらせる。 東京都内の大手書店。店に入ると「ぼくらの民主主義」と書かれた案内が目に付く。棚に並ぶのは、作家の高橋源一郎さんの「ぼくらの民主主義なんだぜ」、坂井豊貴・慶応大教授の「多数決を疑う」……。沖縄関連のタイトルも多い。 安保関連法案の国会審議が始まり、関連本が売れ筋になった5月にフェアを始めた。店長の男性(35)は「客が求める本を並べるのが書店の役割」と話す。「なぜ偏った本を並べるのか」という苦情は2件来たが、見直すつもりはない。「本は著者が切り取った社会の一側面。全てが『偏っている
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