カレー専門店の「ＣｏＣｏ壱番屋」を展開する「壱番屋」が廃棄処分にしたはずの冷凍のビーフカツが横流しされ、愛知県内のスーパーで販売されていた問題で、このビーフカツが少なくとも１２のスーパーや業者に卸されていたことが新たに分かりました。 愛知県などのこれまでの調査で、岐阜県羽島市の食品関連会社「みのりフーズ」がダイコ－から問題のビーフカツを買い取っていたほか、愛知県内の２つのスーパーで売られていたことが分かっています。 名古屋市によりますと、みのりフーズと取り引きがあるスーパーや弁当店など市内の施設に立ち入り調査を行った結果、すでに公表されているスーパー以外にも１０の店や業者に問題のビーフカツが卸されていたことが新たに分かりました。これで、愛知県内では少なくとも１２のスーパーや業者に卸されていたことになります。 このうち、名古屋市瑞穂区のスーパー「フードパーク ウオダイ瑞穂店」では２３００枚余

自民党が１４日に開いた外交・経済連携本部などの合同会議で、同党の桜田義孝・元文部科学副大臣（衆院千葉８区）が慰安婦について「職業としての娼婦（しょうふ）、ビジネスだった。これを何か犠牲者のような宣伝工作に惑わされ過ぎている」と発言した。慰安婦問題は昨年末の日韓外相会談で、日本政府が軍の関与を認めたうえで「責任を痛感する」との内容で合意している。 合同会議では、ユネスコ記憶遺産に南京事件が登録された問題などが議論された。桜田氏は、ユネスコへの拠出金について「（中国が）ユネスコを政治利用しているなら、大幅に減らすべきだ」などと訴えた後、慰安婦問題に触れて「職業としての売春婦ということを、もう私は遠慮することはないと思う。遠慮しているから、間違って日本でも韓国でも広まってしまうのではないか」などと話した。 菅義偉官房長官は同日午後の記者会見で「政治家一人ひとりの発言に政府としてコメントは控えたい

カレーチェーン大手「ＣｏＣｏ壱番屋」を運営する壱番屋（愛知県一宮市）から廃棄処分を依頼された冷凍ビーフカツが横流しされた問題で、愛知県は引き続き、流通経路を調べているが、県の調査で判明した食品スーパー「Ａマートアブヤス」（本部・名古屋市中川区）以外にも、冷凍カツは名古屋市内の弁当店や精肉店などで幅広く販売されていた。一方、同県警は十四日午後にも廃棄物処理法違反の疑いで、処分の依頼先の同県稲沢市の廃棄物処理業ダイコーを家宅捜索する方針を固めた。 また、名古屋市は十四日午前、食品衛生法に基づき、スーパーや弁当製造施設など十三カ所の立ち入り調査を始めた。同市食品衛生課によると、十三カ所への立ち入り調査で、保健所職員らが仕入れや販売、在庫状況を確認している。ほかへの流通の有無や、不正販売を知っていたかなどを聞き取りし、愛知県とも協議し、今後の対応を決める。 一方、岐阜県は十四日午後、食品衛生法に基

カレーチェーン大手「ＣｏＣｏ壱番屋」を運営する壱番屋（愛知県一宮市）から廃棄処分を依頼された冷凍ビーフカツが横流しされた問題で、愛知県は引き続き、流通経路を調べているが、県の調査で判明した食品スーパー「Ａマートアブヤス」（本部・名古屋市中川区）以外にも、冷凍カツは名古屋市内の弁当店や精肉店などで幅広く販売されていた。一方、同県警は１４日午後にも廃棄物処理法違反の疑いで、処分の依頼先の同県稲沢市の廃棄物処理業ダイコーを家宅捜索する方針を固めた。 　また、名古屋市は１４日午前、食品衛生法に基づき、スーパーや弁当製造施設など１３カ所の立ち入り調査を始めた。同市食品衛生課によると、１３カ所への立ち入り調査で、保健所職員らが仕入れや販売、在庫状況を確認している。ほかへの流通の有無や、不正販売を知っていたかなどを聞き取りし、愛知県とも協議し、今後の対応を決める。 　一方、岐阜県は１４日午後、食品衛生法

自民党本部で14日開かれた外交・経済連携本部などの合同会議で、同党の男性議員が従軍慰安婦について「職業としての売春婦だった。それを犠牲者だったかのようにしている宣伝工作に惑わされすぎだ」と発言した。日韓両政府は昨年12月末、慰安婦問題に関し、日本が軍の関与や政府の責任を認める内容で合意している。 　菅義偉官房長官は記者会見で「いちいち議員の発言に答えるべきではない。昨年に日韓両外相が合意したことに尽きる」と述べた。政府筋は、日韓関係に与える影響について「全く心配していない。日韓合意で決まったことを、それぞれが行っていく」と話した。

カレーチェーン「ＣｏＣｏ（ココ）壱番屋」を展開する壱番屋が廃棄を頼んだトッピング用の冷凍ビーフカツが横流しされていた問題で、愛知県警は１４日午後にも、同県稲沢市の産業廃棄物処理業「ダイコー」など数カ所を廃棄物処理法違反の疑いで家宅捜索する方針を固めた。 この問題では、プラスチック片が混入した疑いのあるカツ約５千枚が同県内のスーパー２店で販売された。県警は、廃棄せずに転売した経緯について資料などを押収し、捜査を進めるとみられる。 一方、愛知県は、ダイコーが産業廃棄物管理票（マニフェスト）に虚偽の記載をしたとして、廃棄物処理法に基づき、許可の取り消しや営業停止などの行政処分を行う方針だ。 壱番屋や県によると、異物混入… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料

ビキニ実験で被ばくした元船員らの救済を求め、全国健康保険協会に申請する方針を説明する聞間医師＝１３日、高知県庁で 一九五四年に太平洋マーシャル諸島のビキニ環礁であった米国による水爆実験で、周辺海域で漁船に乗っていて後にがんなどを発症した高知市の桑野浩さん（８３）ら高知県内の元船員やその遺族ら八人前後が、船員保険による労災認定を求め、二月中に全国健康保険協会に申請する方針であることが分かった。 高知県庁で十三日、申請方針を明らかにした浜松市の聞間元（ききまはじめ）医師は、この水爆実験で被ばくした焼津市の第五福竜丸の元船員や遺族らに対する船員保険による救済を、二〇〇〇年に旧社会保険庁に認定させた経験を持つ。「ビキニ事件はまだ終わっていない。福竜丸以外でも、近くを運航していた船の乗組員が被ばくしており、救済が必要だ」と意気込む。 活動のきっかけは、一九九五年に広島・長崎の被爆に関連して、ビキニ事

刈谷市の市民サッカークラブ「ＦＣ刈谷」の新監督に、昨シーズンまでチームの主将を務めた飯塚亮さん（２８）が就任した。若い指揮官のもと、悲願の日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）復帰を目指す。 昨年十二月、石田学前監督の退任を受け、フロントから「選手兼任で監督をやってみないか」と打診された。「監督と選手が両立できるのか考えた。若い選手のためにも中途半端になるのは嫌だった」とユニホームを脱ぐ決意をした。 チームは昨年、東海社会人サッカーリーグにおいて十勝一敗三分けで初優勝。ＪＦＬ昇格を懸けた全国地域サッカーリーグ決勝大会の決勝ラウンドに進んだが、三戦全敗。二〇〇九年に降格したＪＦＬへの返り咲きはかなわなかった。「失点も多かった。守備や決定力など全体的な底上げが必要」と痛感した。

明治６年創業の老舗「あつた蓬莱（ほうらい）軒」本店（名古屋市熱田区）のひつまぶしはＳＭＡＰのお気に入り。コンサートで名古屋を訪れると出前を取り、期間中は同店は連日会場へ届ける。メンバーがプライベートで来店することもあるという。 おかみの鈴木詔子（のりこ）さん（７１）は、「解散」騒ぎに「びっくりしちゃって……。うそであってほしい。個々の活躍も素晴らしいけれど、グループとしても皆さんに愛されているから」と残念そうに話した。 １０年ほど前にメンバーがテレビ番組でひつまぶしを紹介した際に上京し出演した思い出もあるが、コンサートには一度も行けていない。「一度でいいから見たい。解散してしまったらケータリングもさせてもらえなくなる。寂しいです」