全町避難が続く福島県双葉町で昨年末始まった「原子力広報塔」の撤去工事が4日、完了した。町側は「復元、展示を考えている」と表明したが、原発PR標語の看板の一部を業者が細断。標語考案者の1人の大沼勇治さん(39)が「復元できない」と抗議し、工事は工法変更の検討などで中断していた。
しょうゆの生産地にある全国の自治体やメーカーが集まって、消費の拡大などについて話し合う「全国醤油サミット」が、ことし11月に愛知県碧南市で開かれることになりました。 「全国醤油サミット」は、しょうゆの生産地にある自治体や製造メーカーが2年に1度集まって、消費拡大やしょうゆ文化の伝承などについて話し合います。 碧南市は「うすくちしょうゆ」よりもさらに淡いこはく色で、甘みがある「白しょうゆ」の発祥の地とされていて、ことしのサミットの開催地に選ばれました。 碧南市では市や経済界、市民団体などが参加して、3日、実行委員会を立ち上げ、サミットの準備とともに碧南市のPRにつながる具体的な取り組みの検討を始めています。 ことしのサミットは、「醤油を活かしたまちおこし」をテーマに、11月12日と13日の2日間の日程で開かれ、講演やシンポジウムが開かれるほか、「白しょうゆ」を使った料理やスイーツのコンテスト
4日午後2時50分ごろ、愛知県東浦町緒川の寺院、乾坤院(けんこんいん)の本堂から出火、約4時間後に消し止められたが、本堂や座禅堂が全焼し、堅雄堂、山門も焼けた。半田署によると、けが人はいないという。 町郷土資料館によると、乾坤院には徳川家康の祖父、水野忠政の墓がある。本堂は江戸時代中期の1758年に再建された。家康の生母、於大(おだい)の方の位牌(いはい)もまつられているという。寺は、大相撲名古屋場所の井筒部屋の宿舎としても使われている。 出火当時、本堂そばの境内にいた副住職は「気づくと、本堂の中から黒い煙が出ていた。自分たちで消火しようと思ったが、煙がすごくて近づけなかった」と話した。本堂内には焼香用のマッチや線香が置かれていたという。
中部電力は3日、御前崎市の浜岡原発4号機で原子炉を冷やす機能が失われ、炉心溶融が起きるという過酷事故を想定した訓練を実施した。参加者にはシナリオを伏せたまま、原子炉格納容器の破損を防ぎ、放射性物質を閉じ込めることを目指した。 訓練は、シミュレーターで様々な状況を作り出し、原子炉運転員の研修施設を中央制御室に見立てて実施。原子炉給水ポンプの故障、何重にも備えた緊急時炉心冷却装置が次々に機能を失うなど訓練の設定がどんどん進み、運転員は状況把握と連絡に追われた。 緊急時対策所に置かれた対策本部は名古屋市の本店などと連絡を取りながら対策を指示。故障したポンプの復旧や、取水ポンプ車や注水ポンプ車により外部から原子炉へ注水する手順を確認した。格納容器を守る最終手段である、高圧、高温のガスを外部に放出するフィルターベントの準備もしたほか、被曝(ひばく)し、けがをした運転員の救出・搬送訓練もした。 中部電
黒部市の官民協働組織「新幹線開業くろべ市民会議」は、北陸新幹線開業一周年イベント「サクラ咲ク・フェスタ2016」を十二日午前九時半から、黒部宇奈月温泉駅周辺で開く。同市出身で、人気番組「ウルトラマン」のハヤタ隊員役で知られる黒部進さんのトークショーなどがある。 同市は昨年末から首都圏の駅に、黒部さんとウルトラマンに登場する怪獣バルタン星人、ダダなどが「共演」したユニークな観光ポスターを掲示。ポスターを見て黒部を訪れた人たちに、実際にウルトラマンにちなんだ催しを楽しんでもらおうと企画した。 イベントの副題は「明日に向かってシュワッチ!」。黒部さんのトークショーは午後二時から。今年、放送開始から五十周年を迎えたウルトラマンの撮影当時の裏話などを語る。ウルトラマン、ピグモンの握手会、記念撮影会は同二時半から。握手会と撮影会は定員六十組で、当日午前十時から整理券を配布する。
「私は、STAP細胞が正しいと確信したまま、墓場に行くだろう」 STAP論文の共著者であるチャールズ・バカンティ博士は、米国誌「ニューヨーカー」(2月22日付電子版)の取材に対して、こう答えた。2015年にもSTAP細胞の研究を続け、万能性を示す遺伝子の働きを確認したという。 また、「週刊新潮」(新潮社/2月11日号)では、理化学研究所・CDB(発生・再生科学総合研究センター)副センター長だった故・笹井芳樹博士の夫人が、インタビューにおいて次のように発言している。 「ただ、主人はSTAP現象そのものについては、最後まで『ある』と思っていたと思います。確かに主人の生前から『ES細胞が混入した』という疑惑が指摘され始めていました。しかし、主人はそれこそ山のようにES細胞を見てきていた。その目から見て、『あの細胞はESとは明らかに形が異なる』という話を、家でもよくしていました」 ES細胞に関する
2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場内に、聖火台を置く場所がないことが明らかになった。事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は競技場外に置く案を示したが、大会組織委員会は反発。3日夜、遠藤利明五輪担当相を座長とする検討チームを発足させ、大型連休前をめどに設置場所や設置主体、費用負担の案を出すことになった。 国際オリンピック委員会(IOC)は、聖火台は原則としてスタジアム内の全ての観客から見える場所に設置すべきだと定めている。 しかし、昨年12月に採用された建設案では聖火台を置く空間がない。JSCは屋根で覆うザハ・ハディド氏監修の旧計画でも外に置くことを想定しており、「組織委から聞き取った要望の中に、聖火台を競技場内に置くという話はなく、(白紙撤回後の)公募時にも設置場所は想定しなかった」(幹部)。 現計画でも木材を使った屋根で… この記事は有料会員記事です。有
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