三重県名張市の保育園児が運動会で飛ばした風船が、風に乗って約60キロ離れた常滑市の中部空港にやってきた。花の種が入った袋が結びつけられており、空港会社は「子どもの夢がやってきた。種を大切に育てたい」と話している。 風船が「離陸」したのは名張市の私立みはた虹の丘保育園。22日にあった運動会のフィナーレで、園児152人や、近所の子どもたち、保護者が計200個を飛ばした。 園は2月に移転改築して改名したばかり。真新しい園庭での最初の運動会を記念して、「生まれてきてくれてありがとう」との思いを込めた。 子どもたちは歓声を上げながら…