自民党がわずか5時間33分の審議時間で衆院内閣委員会で採決を強行したカジノ解禁法案の質疑では、推進派である自民党の谷川弥一・元文部科学副大臣(長崎3区)が「(質問)時間が余っている」と言って、法案の内容とは直接関係のない般若心経を唱えて解説し、自分の持ち時間を費やす場面があった。 谷川氏は法案が審議入りした11月30日の衆院内閣委員会で、40分間の質問時間をもらって最初に質問に立った。最初はカジノ合法化の理由をただしていたが、28分が過ぎた時点で「一応質問が終わったのですが、あまりにも時間が余っているので」と前置きし、「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時……」と般若心経を唱え、「『般若波羅蜜多』は『般若』は知恵、『蜜多』は行く、『波羅』が彼岸、『幸せになるための道』ということなんです。『どうしたら幸せになるの?』といったら『無念無想で生き抜け』ということなんです」などとしゃべり続けた。 それでも
ユニー・ファミリーマートホールディングス傘下のユニーは、食品スーパー「ピアゴ菱野店」(愛知県瀬戸市)と「ピアゴ鹿山店」(名古屋市緑区)を閉鎖する。時期は菱野店が2017年4月で、鹿山店は未定。9月のファミリーマートとの統合を機に進めている合理化の一環で、愛知県内の店舗閉鎖が明らかになるのは初めて。 菱野店は近隣に進出した同業スーパーなどとの競争が激化し、採算が悪化。鹿山店は04年にオープンした同社経営の総合スーパー「アピタ鳴海店」との競合もあり、赤字が続いていた。ユニーによると、社員は配置転換で対応。パートは契約を解除するが、社内の他店舗や他社への契約をあっせんする。 同社はアピタ、ピアゴなどの総合スーパー事業について19年2月までに計36店の削減を発表している。ユニー発祥の愛知県での店舗閉鎖に踏み切ることで、改革の姿勢を示す狙いもあるとみられる。 (中日新聞)
貯蔵プールに乱雑に投入された放射性廃棄物入りのドラム缶、敷地内に残された中身のよくわからない廃棄物容器……。廃止が決まった原発の使用済み燃料再処理工場「東海再処理施設」(茨城県)を11月上旬に訪ねると、ずさんな廃棄物の管理や老朽化した施設の様子から、解体作業が極めて難航しそうな状況がわかってきた。 使用済み燃料の再処理で出た廃棄物をプールで貯蔵する「高放射性固体廃棄物貯蔵庫」。11月7日、日本原子力研究開発機構の担当者が施設の前で、プール内の状況を写真で説明した。 水が濁ったプール内には廃棄物入りのドラム缶が約800個、乱雑に積み上がっている。ドラム缶の山の高さは約7メートル。水中カメラを近づけると茶色い物体が舞い上がったという。「水あかか、さびなのかはわからない」 ドラム缶の中身は、バラバラにした使用済み燃料の被覆管だ。1977~94年に投入された。つり下げたワイヤを切って投入したといい
松の生育に影響を与えるとされる北米原産の外来種マツヘリカメムシが県内で急速に生息域を拡大している。2003年に国内で初めて見つかり、県内では近年、東北中信地域で確認された。松くい虫(マツノザイセンチュウ)が原因とみられる松枯れの被害が各地で目立つ中、松の新たな“天敵”の出現を関係者は注視している。 「松本むしの会」会員の県職員田下昌志さん(54)=長野市=によると、マツヘリカメムシは03年に国内で初めて東京周辺で見つかった。カナダ産の材木と共に運ばれてきたとみられている。関東平野のほか、大阪や福岡、福島、新潟、山梨、名古屋に生息域は広がっている。松の新芽の汁を吸い取るため、新芽の伸びが悪くなるといい、田下さんは「本来、駆除する対象」とする。 同会によると、県内では10年に佐久市下平尾の平尾山公園で確認されたのが最初。14年には小県郡青木村と松本市で立て続けに見つかり、長野市でも今秋見つ
釈迦(しゃか)が悟りを開いたとされる十二月八日の「成道会(じょうどうえ)」に合わせて四日、名古屋市中区大須の万松寺周辺で恒例の「スジャータまつり」があった。 修行中の釈迦が飲まず食わずで倒れた時、スジャータという娘に、米をミルクで炊いた乳がゆで介抱され、元気を取り戻して悟りを開いたとされるエピソードに由来する。釈迦の教えに触れてもらうと同時に大須の活性化も図ろうと、万松寺が毎年開いている。 大須のご当地アイドル「OS☆U」と「BSJ」のメンバーや小学生ダンサーらが、インドの民族衣装サリーを着て、ドラの音とともに商店街をパレード。牛乳が供えられた寺での法要後、乳がゆの代わりに温かい牛乳二千杯が、買い物客らに振る舞われた。
サッカーJ1の横浜F・マリノスが揺れている。ベテラン選手に対する大幅な減給の提示や監督の留任に選手らが反発。元日本代表のMF中村俊輔選手(38)に他クラブから獲得のオファーが届くなど、主力選手の流出も懸念され、サポーターが気をもんでいる。 「とにかく、今、一番大事なのは俊輔選手。来年も契約は残っているし、クラブとしては絶対に残ってもらいたい」。11月28日午前、横浜市港北区の練習場で報道陣の取材に応じた利重孝夫・チーム統括本部長はこう力を込めた。 発端は11月上旬。3年連続で全試合にフル出場した元日本代表DF中沢佑二選手(38)やDF栗原勇蔵選手(33)といったベテラン選手に対し、年俸の大幅な減額が示されたとスポーツ紙などが報じた。 功労者の扱いとして不当だといったサポーターの声がインターネット上に渦巻き、長谷川亨社長は11月11日、ウェブサイトで「多大なご心配と不安をおかけし、まことに申
「真田丸」堺雅人「10%現場」の精密演技「三谷氏は厳しい」スピンオフ熱望?(→link) 「真田丸」長澤まさみ“ウザい”意に介さず 三谷氏に感謝「出会えない役」(→link) 『真田丸』の藤井隆「信幸さんの悪口を吐くシーンは、ファンの方に申し訳なかった」(→link) さて今週です。 阿茶局の策によって完封されてしまい、堀すら埋め立てられ、和睦が成立してしまった大坂方。 絶望しているかと思ったら、今日も牢人たちは生き生きと、元気に家康本人に夜討ちをしかけます。 この場面は大変格好よいのですが、和睦すると言っておいていきなりこんなことをして、一体何を考えているのか。こんなことをしたら、和睦なんてポーズだけとバレバレじゃないですか。 夜襲を終えて帰って来た牢人を労う幸村は、ここで終わりにはしません。 奇襲に怯えた家康が京に戻ることを見越して、そこを佐助に襲われる計画です。内通している織田有楽斎
朝日新聞デジタルのアンケートで、「あなたの家の近所に保育園ができることになったら、どう感じますか?」と尋ねたところ、「好ましくない」という回答は約4%のみでした。しかし、現実には保育園の新設に反対する動きもあります。保育園は迷惑なのでしょうか? 反対の声があがる事情を、騒音問題に詳しい専門家の分析を交えて考えます。 千葉県北西部。人口10万足らずの市でこの秋、来春の開設を目指した保育園が計画を断念しました。駅から1キロ足らずの住宅街に市の補助を受ける認可保育園(定員60人)を開く予定でした。 通常は居住者以外、車の出入りのない場所です。園庭は造れず、約100メートル先にある公園を使う計画でした。住民の女性(46)は「なぜこんな田舎でわざわざ園庭のない保育園を造るのか。子どもの成長にとってもよくない」「20人規模の託児所なら歓迎するが、60人もの子どもと、送迎の親が来ると騒音が心配」と反対運
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く