犠牲者58人、行方不明者5人を出した2014年9月の御嶽山噴火災害で、家族を亡くした県内外の5遺族が、噴火前に噴火警戒レベルを1(平常=当時)から2(火口周辺規制)に引き上げず、山頂付近の地震計の故障を放置し適切な観測を行う義務を怠ったとして、国家賠償法に基づき国と県に総額1億5千万円の損害賠償を求める訴訟を地裁松本支部に起こすことが16日、分かった。25日に提訴する。 噴火警戒レベルは、立ち入り規制や避難などの防災行動に結び付くよう危険度に応じて5段階で示される。 訴えによると、気象庁などは噴火した14年9月27日の17日前の同10日に52回、翌11日に85回の火山性地震を観測。同庁はレベルを1から2に引き上げる基準の一つとして火山性地震の回数を「1日50回以上」としていたにもかかわらず、山頂一帯が立ち入り規制されるレベル2への引き上げを怠り、一帯の登山者が犠牲になったと指摘。遅くと
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された「知立の山車文楽とからくり」(知立市)を上演する知立まつりの山車の車輪を、同市西町が新調した。直径八十センチを超える国産材の入手が難しかったことから、知立の山車では初めて寄せ木工法で作った。 車輪は直径八十六センチ、幅四十センチ、重さ百四十キロ。二年に一度の本祭りで披露される山車に四つ使われている。これまでの「一枚もの」ではなく、厚さ五センチほどの板木を七十枚以上組み合わせた。ほとんどがマツ材だが、中心部は今回、一緒に作り直した車軸と同じカシ材が使われている。 知立まつりは「梶棒(かじぼう)連」の男衆が山車を担ぎ上げて神社に向かう「宮入り」が見せ場。下ろす際には、地面に強くたたきつけられることもあり、重さ五トンの山車を支える車輪は割れやすく、だいたい二十年に一度作り直される。
通過点ではなく目的地となる街を目指し、名古屋市は「魅力向上・発信戦略案」をまとめ、広く意見を募っている。市民の街への愛着を高めるとともに、売りとなる都市イメージやブランドを固め、国内外に発信していく内容。第一歩として、観光ポスターやウェブサイトなどで活用するキャッチコピーの募集を始めた。 名古屋市は昨年実施した都市ブランド・イメージ調査で、全国八大都市の中で「最も魅力に欠ける都市と見られている」との結果が出た。市は「歴史・文化などの魅力は市外の人たちから興味を持たれているとはいえず、市民も評価を得ることにあまり価値を置いていない」と分析。少子高齢化が進む中、観光分野の底上げなどが街の経済活性化につながると判断し、戦略案をまとめた。
その人気から、将来の首相候補とも目される衆院議員の小泉進次郎さん(35)。昨秋、自民党の同世代の議員とともに「人生100年時代」の社会保障改革の提言を出した。ばらまきになりがちな社会保障とは一線を画す、いわば「若手政策の乱」である。小泉さんと仲間の衆院議員の村井英樹さん(36)、小林史明さん(33)の3人に、提言のねらいと政治家としての覚悟を聞いた(小泉さんのインタビューは、17日付の朝日新聞朝刊オピニオン面でもお読みいただけます)。 このメッセージはいったい何なんだ! ――提言には、人生100年型年金、健康ゴールド免許、勤労者皆社会保険制度など、健康や長寿のために自助努力や負担を促す具体策が入り、ユニークで新鮮な内容でした。 小泉さん「30代の国会議員20人が半年で計50時間、思いを真剣にぶつけ合ってまとめました。どの議員にも、日本の将来の大きなグランドデザイン、司馬遼太郎さんの言葉で言
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