名古屋グランパスは2日、岐阜県飛騨市の飛騨古川ふれあい広場でFCティアモ枚方と練習試合を行った。主力組はFWジョー(31)のPKによる1得点のみで1-1(30分×2本)、サブ組は4-0(30分×2本)だった。 J1失格の烙印(らくいん)を押されかねない結果だ。JFLの下位にあたる関西リーグ1部に所属する枚方に、主力組で臨んだ前半の2本はドロー。グランパス唯一の得点がPKだったのに対し、流れから失点したことを考えれば、状況は結果以上に深刻と言える。 とにかくゴールが遠い。中断期間の練習試合4戦で主力組が奪ったのは3得点のみ(うち2得点はPK)。この日もジョー、シャビエル、玉田らが決定機を外した。単調な攻めが目立ち、DF和泉は「パスを出した後に周りのサポートがあれば、チャンスは増える」と訴えた。