国民民主党の玉木雄一郎代表と自由党の小沢一郎代表が22日、両党を合流させる方針で大筋合意した。両党議員が全員合流すれば、参院では野党第1会派となる。夏の参院選に向け、28日召集の通常国会で発信力を高めていく狙いだ。 玉木氏と小沢氏はこの日夕、都内のホテルで約40分間会談。玉木氏は会談後、朝日新聞などの取材に「(自由党と)これまで以上に連携を強化していこうと一致した」と説明。小沢氏も「野党が全部大同団結、結集して国会も選挙戦も臨む。安倍内閣を打倒し、国民のための野党の政権を作る」と強調した。 関係者によると、両氏は自由が解党する形で国民に合流する方向で党内調整を進めていく方針を確認した。玉木氏は党内に持ち帰り、通常国会開会前までに党内の了承を得たい考え。だが、自由との合流には党内の反発も予想され、調整は難航する可能性もある。 自由に所属する国会議員は衆院2人と参院4人の計6人。国民へ全員が合
「100周年」第1弾、スタンプラリー スタンプラリーの用紙を手にする伊藤助役(大垣市の養老鉄道・大垣駅で) 4月27日に全線開通100周年を迎える養老鉄道が、記念キャンペーンとして、京浜急行電鉄(東京都港区)との共同スタンプラリーを21日から始めた。京急電鉄と養老鉄道は、ともに実業家の立川勇次郎(1862~1925年)が設立したという縁で行われるキャンペーンで、養老鉄道はこれを第1弾として、今年計100の記念イベントなどを展開するとしている。 養老鉄道は1911年に現在の大垣市出身の立川が設立し、19年に揖斐(揖斐川町)―桑名(三重県桑名市)間が全線開通した。 立川は1899年に現在の京急電鉄を開業させたことでも知られ、昨年8月、養老町で行われた立川の顕彰祭に、同電鉄の原田一之社長が参加したことがきっかけで、今回の共同スタンプラリーが実現することになった。 スタンプラリーでは、京急電鉄と養
日本で初めてバイオリンの量産に成功した鈴木政吉(1859~1944年)=名古屋市出身=が量産化を始めた1900年前後の作とみられるバイオリンが、愛知県豊川市の民家から見つかっていたことが分かった。持ち主の孫でフランス政府芸術文化勲章のバイオリニスト森悠子さん(74)は2月3日に名古屋市で演奏会を予定。貴重なバイオリンが120年の眠りをへて、生誕の地で音色を奏でる。 見つかったバイオリンは、日本を代表するバイオリンメーカー「鈴木バイオリン製造」(名古屋市)を創設した鈴木が手掛けたものとみられる。同社などによると、円熟期の鈴木が手作りした高級品3丁が見つかっているが、国内の洋楽普及を目指して量産化に挑んだ初期の量産バイオリンは確認されておらず、国内バイオリン史の黎明(れいめい)期をひもとく貴重な資料とされる。 発見は2016年ごろ。豊川市にある森さんの祖母宅を解体中、屋根裏から古いバイオリンが
昨年12月以降、名古屋市内でひったくりが続発している。愛知県警によると、21日夕までに少なくとも57件の被害(未遂含む)があった。従来多かった歩行者よりも、女性が乗る自転車の前かごの荷物が狙われるケースがほとんどだ。県警は「前かごに防犯ネットの取り付け徹底を」と注意を促す。 「右側から突然オートバイが出てきて、前かごのバッグが宙に浮いたと思ったら、ひったくりだった。何が起きたか分からなかった」。21日未明、被害に遭った中区の女性会社員(37)は、県警の調べにこう語ったという。 女性は同日午前1時15分ごろ、自転車で帰宅途中、中区橘2で信号待ちをしていると、オートバイの男に1万3千円入りのトートバッグを奪われた。直前にも千種区と中村区で自転車の女性が狙われる被害が2件相次いだ。 県警によると、市内の被害は昨年、11月まで毎月10件前後で推移したが、12月に29件と急増。今月も少なくとも28件
東京電力福島第一原発事故直後に、11歳だった女児がのどにある甲状腺に100ミリシーベルト程度の内部被曝(ひばく)が推計されると報告されていたことが、放射線医学総合研究所(放医研)への取材でわかった。 甲状腺に100ミリシーベルト被曝すると、がんのリスクが増えるとされる。これまで国は「100ミリシーベルト以上被曝した子どもは確認していない」としてきた。放医研は「現場から情報提供があったものを簡易的に算出し、精密に出したものではない」とし、公表してこなかったという。 放医研などによると、除染を行っていた福島県職員の放射線技師が2011年3月17日ごろに郡山市の体育館で、双葉町から避難してきた女児の体を測定。簡易測定器を使い甲状腺周囲を測ると、5万~7万cpmと示されたという。 記録は残っていないが、この値が応援に来ていた徳島大のチームに伝えられた。チームは放射性物質が全て甲状腺に取り込まれたと
JR上諏訪駅前(諏訪市)の再開発事業で、完成間近の商業施設「アーク諏訪」2階にドラッグストア「マツモトキヨシ」、補聴器販売「東日本リオン」が出店することが21日、分かった。核テナントで1階のスーパー「ツルヤ上諏訪店」などとともに、2月21日に開店する。 2階は計10区画。再開発を手掛ける諏訪駅前開発(同)によると、100円ショップ「ワッツ」と長野放送諏訪支局の入居も決まっている。残りの6区画は医療機関や飲食店などが4月以降に開店する予定だが、諏訪駅前開発は具体名を明らかにしていない。 上諏訪駅前の再開発では、駅正面のまるみつ百貨店跡地に3階建ての「アーク諏訪」、隣のスワプラザ跡地に10階建ての住居棟を建設する。 ツルヤ(小諸市)は諏訪地方初出店で、市街地のにぎわい創出の中核にと期待されている。3階には、市がキッズコーナーや学習室など12の機能を備えた公共スペース「市駅前交流テラスすわっチャ
インフルエンザに感染した北信地方の小学生1人が今冬、死亡していたことが21日、県教委や地元自治体教委の関係者への取材で分かった。県内では1月に入ってインフルエンザの流行が本格化し、冬休みが明けた小中学校、高校の学級閉鎖も拡大している。県などは、子どもや高齢者、呼吸器などに持病がある人は重症化しやすいとし、手洗いやうがいなど予防策を徹底するよう呼び掛けを強めている。 県教委や地元自治体教委は、児童の死亡と感染との因果関係などを今のところ明らかにしていない。 県立こども病院(安曇野市)の南希成(きせい)医師(48)によると、重症化の例には肺炎や脳症といった合併症がある。高熱などの症状が4、5日たっても治まらない場合は肺炎に、ひきつけやけいれんがある場合は脳症に注意が必要。脳症はかかること自体はまれだが、急激に悪化することもあり、けいれんが続く場合などは救急搬送が必要になることもあるという。 南
ハンディのある人があきらめないために、と工夫を重ねた長野県箕輪町発のアイデア商品が世界に広がろうとしている。車いすを人力車に早変わりさせる二本の棒。人力車になれば、車いすでは難しかった悪路もすいすい。これがあれば災害からの避難も、旅行の楽しみもあきらめなくていい、と多くの人たちから注目を集めている。(依光隆明) 開発したのは箕輪町で製造販売会社「JINRIKI」を立ち上げた中村正善さん(60)。もともと東京出身だったが、請われて2008年ごろから北アルプスのホテル経営に携わった。そのときに感じたのは、「車いすの人にも観光してもらいたい」。 中村さんが言う。「上高地の河童(かっぱ)橋とか、車いすで行くのは難しい所があります。そこに行ってほしい。あきらめてほしくない」。難所でも進める車いすを探し回ったが、見つからない。だからといって、あきらめたくはなかった。 背景には自身の体験があった…
高等技術をすでに習得していた-。中日のドラフト1位、根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=が21日、2日続けてフリー打撃を敢行した。石井2軍打撃コーチは「100人いて1人できるかどうか」と左膝が折れすぎず、前で強く振れる特長を指摘。入団時の立浪和義さん(本紙評論家)や森野2軍打撃コーチになぞらえた。また春季キャンプの1軍スタートも正式に決まり、木下拓哉捕手(27)と同部屋になることも判明した。 不満を漏らした前日とは違う。プロとして2度目のフリー打撃を終えた根尾は「昨日よりはまだマシだったと思う」と自己分析。進歩が当たり前であるかのように「昨日と全く同じでは練習している意味がないので」と付け加えた。 前日と同じ33球。6球は見送った。27スイングで安打性の当たりは14本。中堅中心にはじき返し「特別、投手が速い球を投げているわけでもない。センター方向は一番打球として良いものが出るところなので狙っ
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