三井不動産(東京)は27日、愛知県東郷町に大型複合商業施設「ららぽーと愛知東郷町(仮称)」を2020年秋に開業すると発表した。東海3県では名古屋市港区に続く2カ所目、全国では16カ所目のららぽーととなり、今年3月1日に着工する。 8万9千平方メートルの敷地に4階建ての店舗を建設し、ファッション、雑貨、エンターテインメント関連、飲食といった230の店舗が入る計画。取り扱うブランドなどの詳細は20年に発表する。敷地内には3900台分の駐車場、4千平方メートルの緑地、野外イベントスペース、バスやタクシーが発着する「交通広場」を設置。電気自動車の充電ステーションや、災害時に帰宅困難者が待機できる場所も設ける。 同社は、半径10キロ以内を商圏と想定する。担当者は「国道153号に近く、交通アクセスが良い。若年層を含めて人口が増えている地域で、ファミリー層を中心に幅広い年代の消費者を楽しませたい」と話し