増加する外国人客へのサービス向上を狙い、JR東海は、列車内での車掌の肉声による英語放送に力を入れている。先行実施していた東海道新幹線に続き、在来線でも主要駅を対象に到着や乗り換えの肉声放送を始めた。二〇二〇年の東京五輪・パラリンピックを控え、同社では勉強会などを通じて英語力の強化に努めていく方針だ。 「We will soon arrive at Nagoya(間もなく名古屋駅に到着します)-」。同社名古屋地区の在来線の車内で肉声の英語放送を始めたのは、ラグビーワールドカップ(W杯)が開幕した九月。名古屋、金山、豊橋駅と、W杯会場の豊田スタジアムの最寄り駅へ乗り換えができる高蔵寺、岡崎駅の計五駅から始めた。 十月以降に対象を拡大し、現在は岐阜、多治見、米原駅など東海道線と中央線の主要駅をはじめ、外国人に人気の宿場町が近い長野県の南木曽、奈良井駅などを加えた計二十二駅で実施。放送内容は普通や
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