昨年四月からプロのフルート奏者としてソロ活動を始めた。オーケストラやミュージカルでの演奏など、幅広い場面で活躍。「成長できた一年間だった」と笑顔で振り返る。...
陶壁と創作タイル、東濃ヒノキで彩られた巨大な壁が、岐阜県多治見市の東濃信用金庫の新本店1階エントランスホールにお目見えした。やきものの街、東濃の粋を集めた作品に仕上がっている。 まず目につくのが、美濃桃山陶の志野・織部・黄瀬戸をイメージした三つの陶壁だ。縦約2・3メートル、横約1・4メートルの大きさ。美濃陶芸協会会長を務める安藤工さん(52)が志野、鈴木徹さん(57)が織部、林恭助さん(59)が黄瀬戸をそれぞれ担当した。 陶壁ブームが去って数十年。最近は新たに設置されることは少なく、鈴木さんと林さんは初めての挑戦だった。林さんは「全部一人でやったので、結構大変だった。出来栄えには納得している」。約1800ピースからなる黄瀬戸の陶壁を制作した。 鈴木さんは「作品として何十年も残っていくわけで、恥ずかしくない作品を納めたかった」。安藤さんは「多くの人に見ていただける場所に飾っていただけるのは最
ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、ロシアを非難したり、ウクライナとの連帯を表明したりする動きが中部地方の自治体などで広がっている。各地の地方議会は攻撃の即時停止を求めて続々と決議。声明で平和を訴える大学や高校も相次ぐ。日を追うごとに犠牲者が増える中、高まる声はロシアの為政者に届くか。 「平和を希求する国際社会の長年の努力を無にする行為だ」。愛知県小牧市議会は二日、ロシアを強く非難する決議案を可決した。市が提案した決議は、小牧市民も平和のために不断の努力を行うと表明。山下史守朗(しずお)市長は「一人一人、一自治体であっても声を上げていくべきだ」と語る。決議を受け、市民団体がウクライナ支援の募金箱を設置するなどの動きが広がる。
小矢部市は七日、市にゆかりがある源氏の武将・木曽義仲と、義仲に付き従ったとされる女武者の巴御前を来庁した市民に知ってもらおうと、企画展「木曽義仲・巴御前の生きた時代」を市役所一階ロビーで始めた。二十五日まで、開庁している平日に限り、二人に関わりがある書物を展示する。 四月二十四日午後二時にクロスランドおやべで開くシンポジウムに合わせて企画。今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、義仲役の俳優青木崇高さんと、巴御前役の俳優秋元才加さんとの対談があり、シンポを前に義仲と巴御前が生きた時代背景を知ってもらおうと開いた。 市などが所蔵する史料六点を、解説入りのパネルとともに展示。源頼朝が挙兵した理由を書いた日本外史(刊年不明)や、牛の角にたいまつをつけて奇襲をして勝ったとされる「俱利伽羅峠の戦い」のほか、義仲四天王と呼ばれる樋口兼光、今井兼平、根井行親、楯(たて)親忠の絵が描かれている義仲勲功
根羽村義務教育学校「根羽学園」の八年生七人が、村産材「根羽スギ」のブランド化を目指し、端材の活用や会員制交流サイト(SNS)による情報発信に取り組んでいる。「根羽の森を守りたい」「村のことを知ってほしい」との思いを胸に、生徒たちが企画から制作、宣伝まで手掛けている。(二神花帆) 八、九年生の二年間、総合学習の一環として取り組む。現在、村森林組合から譲り受けた端材を加工し、箸置きや収納スペース付きの椅子を作っている。完成品には根羽の「N」とスギの葉をモチーフにしたブランドロゴマークをプリントする。
来年のNHK大河ドラマ「どうする家康」放送に向け、浜松市や静岡市などが地元をPRする準備を進めている。家康を主人公とする大河ドラマは四十年ぶりで、松本潤さんが主演する。県内自治体も二〇二二年度当初予算案に、ゆかりの地を紹介するパンフレット作成や大河ドラマ館建設などの事業費を計上。家康が二十九〜四十五歳まで拠点とした浜松市は、計八億五千万円を盛り込み力を入れる。 ◆浜松市 ドラマ館整備に5億円 浜松市が二二年度一般会計当初予算案に盛り込んだ計八億五千万円のうち六割に当たる五億一千百万円は、浜松城近くの旧元城小跡地に二三年一月にオープンする大河ドラマ館の事業費。ドラマで使われた小道具や衣装を展示するほか、浜松城跡の発掘調査で見つかった遺構も公開する。 市や浜松商工会議所などは昨年、官民連携組織「家康プロジェクト推進協議会」を設立。観光や食、交通などの関係者が一体となって取り組んでおり、こうした
ウクライナの国旗を描いたマスクカバーを、養老町瑞穂の「片山縫製」が14日に発売する。片山竹彦社長(59)がロシア軍の侵攻に心を痛め「人道支援にできることはないか」と自社製品の活用を考えた。限定1000枚で、売り上げの半額を現地で活動する団体への寄付に充てる。 白いマスクカバーの左面に、幅三センチほどのウクライナの国旗をあしらった。寄付という直接的な支援に限らず、コロナ禍で着用が日常になったマスクなら、デザインが人目に付き、ウクライナへの関心を高めることにもなる。 片山社長は「市民が苦しみ、子どもが死んでいる。何とかしたい」と話す。試作品が完成して、片山縫製と取引のある養老町押越の十六銀行養老支店で七日にお披露目された。支店は寄付する団体の選定や送金作業に協力する。 片山縫製は車のシートが主力商品。コロナ禍を受けて、マスクの製造販売や、感染症予防のための使い捨てガウン製造にも乗り出した。ガウ
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