愛知県東部で記録的な降水量を観測した大雨で自家用車が使えなくなった人を対象に、無償で車を貸し出す支援活動が20日、豊橋市で始まった。東日本大震災を機に設立された一般社団法人「日本カーシェアリング協会」(宮城県石巻市)の支援活動の一環。初日は4台が貸し出された。 「災害サポート・レンタカー」は、完全予約制で、協会(070・1140・5458)に申し込む。1カ月ごとの更新で、最長で10月末まで借りられる。豊橋、豊川両市から176件の申し込みがあった。 最初に借りたのは、豊川市小田渕町の古市修康さん(71)。自分の車と、半年前に新車で購入した妻の車が車庫で浸水した。古市さんは「ありがたくてうれしい。日常生活に一歩近づける」と話した。 協会によると、現在、50~60台の車両を用意している。すぐに使える車検付きの車の寄付も求めている。 協会は、西日本豪雨などこれまでに17の災害で2500件以上の車を
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