ブックマーク / kumamori.org (15)

  • くまもりNews

    1月27日、雪が積もる京都の奥山を調査しました。林道に入ると、道沿いの雪上にベージュ色の粉がまかれていました。 米ぬかでした。見渡すと、道路沿いに何カ所かまかれています。地元の人に聞くと、こうやって山奥から動物たちをおびき出すのだそうです。イノシシなら、1頭仕留めたら、30万円で売れるということでした。こうやって1年中、山奥から動物たちをおびき出しておいて、動物が山から出て来たからけしからんと、動物を敵視する。人間の道徳観として、疑問でした。 よく見ると、そばにイノシシの足跡が少しありました。さっそく、米ぬかにつられて出てきてしまったのでしょう。 イノシシノの足跡は、シカと違って、ひずめだけではなく、かかとの部分にもへこみができます。木の枝で示しているのがかかとのへこみです。 ヌカは、イノシシをおびき寄せるためにまいたのでしょう。水に少し濡れて酵母菌により発酵すると、アルコール臭を発するよ

    くまもりNews
    mikawa_1964
    mikawa_1964 2015/02/06
    「長靴に入ってきた雪が、中で溶けて、足が濡れてしまい、もう冷たくてたまりません。こんな中、冬籠りしないシカやイノシシは、エサを探して歩くのかと思うと同情します」という表現も自分にはキツイ。
  • 日本人は狩猟民族ではないことを証明 マタギ資料館-日本熊森協会-くまもりNews

    北秋田市マタギの里打当(うっとう)温泉に隣接するマタギ資料館を、見学させていただきました。そこに、マタギの祖先に関することが展示されていました。以下。 日人はずっと狩猟民族であったという環境省と、弥生時代からは稲作漁労民であるという熊森が、以前、激しく対立した時期がありました。当時、熊森が環境省に、「狩猟者を増やしたいあまり、史実と違うことを国民に広めるのはねつ造で良くない」と、申し入れたところ、証拠を出せということになりました。昔の文献などほとんどないので困りました。 ところが、今回、マタギ資料館の展示物に、上の<マタギの秘伝書>を見つけたのです。これによると、マタギの祖先は、山中で自由に狩猟をおこなえる特権を得て、動物を殺生することを許されたとあります。展示物の下に古文書が置いてありました。証拠を見つけた!他にもこの関連の展示がありました。 狩猟が特権であったということは、一般の人々

    日本人は狩猟民族ではないことを証明 マタギ資料館-日本熊森協会-くまもりNews
    mikawa_1964
    mikawa_1964 2015/02/03
    ごめんなさい読んでて恥ずかしくなってしまいました。
  • 本当は、人間に生息地を奪われさまようイノシシ マスコミの「イノシシが生息地拡大」報道は、誤り-日本熊森協会-くまもりNews

    兵庫県西宮市浜埋立地でイノシシが捕獲され、山に放獣されたという報道の中に、イノシシが生息地を拡大して人間の生息地にまで出て来たという説明がありました。しかし、事実はその真逆です。 山すそから3分の2の高さまで宅地化が進んでいる西宮市苦楽園町 何十年か前までは、山はイノシシたちの国でした。そこに人間が近年どんどん入り込んで、道路や住宅を建設しました。イノシシを追い出したのは、人間の方です。(もっと昔は、平地にもイノシシが棲んでいました) 下の地図の右下山脈は神戸市の六甲山脈です。 神戸市北区、三田市、加東市、三木市で囲まれた山に、ナメクジが這ったような跡が一面についていますが、これがゴルフ場です。一体いくつゴルフ場を作ったのでしょうか。兵庫県は北海道に次いで2番目にゴルフ場が多い都道府県です。ゴルフ場にする前は、ここはイノシシたちの国だったのです。 これからは人口もどんどん減って来るのですか

    本当は、人間に生息地を奪われさまようイノシシ マスコミの「イノシシが生息地拡大」報道は、誤り-日本熊森協会-くまもりNews
    mikawa_1964
    mikawa_1964 2015/02/03
    「何十年か前までは、山はイノシシたちの国でした」、か。母の実家(旧東加茂郡)はイノシシが増え、戦前からの田畑が荒らされまくっているんだけど、西宮じゃないもんね。反例にはならんわね。
  • くまもりNews

    4月27日の全国支部長会で、シカ問題が取り上げられました。 シカが増えたという問題で、まず押さえねばならないのは、いつと比べて増えたのかということです。環境省は、1978年(昭和53年)と2003年(平成15年)と比べて、シカが生息域を拡大したと発表しています。 注:1978年以前のデータはありません。 以下の<シカ生息域分布図>は、環境省自然環境局生物多様性センター「自然環境保全基礎調査」2011年版によるものです。 青線・・・シカ保護管理計画対象地域 きみどり・・・1978年シカ生息域 赤・・・2003年シカ生息域拡大地域 確かに、上記資料によると、25年間の間に、 シカ生息地が拡大しています。 しかし、明治初期と比べたら、シカ生息地は大幅に縮小しています。 比較というのは、いつと比べてかによって、答えはすっかり正反対になります。 シカは元々、平地の草原や湿地に多く生息する動物でした。

    くまもりNews
    mikawa_1964
    mikawa_1964 2014/05/07
    ツッコミどころが多いのは相変わらずだな、と。「実践自然保護団体」が「目の前の問題」への具体的対策案を示さず、情緒に訴えるばかりでは…。数が減ったことを強調したいのなら、グラフに組み込めばいいのに…。
  • 北海道庁、初のヒグマ保護管理計画案にパブリックコメント募集中 締め切り1月6日-日本熊森協会-くまもりNews

    パブリックコメントの締め切りは1月6日です。パブリックコメントをがんばって書いても、権威のある方々が作られた案ですから、基的に案が変更されることはありません。国民の皆さんは、期待しないで応募してください。 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/yasei/yasei/bear_plan_boshyuu.htm (熊森から) ●保護管理計画案は、初めに殺すありき ちなみに、行政言葉で管理というのは、殺すという意味です。しかも、保護で殺すというのは、殺すことなのです。(注:一般国民には、行政言葉が理解できないと思います。さすがに環境省は、今後は保護という言葉を削って、管理という表現にするそうです。昔、環境省は、野生動物を守るところだったのではないかと思いますが、今は、180度転換しており、野生動物を遊びやスポーツとして殺すように指導しているところです)

    mikawa_1964
    mikawa_1964 2014/01/03
    「パブリックコメントをがんばって書いても、権威のある方々が作られた案ですから、基本的に案が変更されることはありません。国民の皆さんは、期待しないで応募してください」なんて冒頭に書くんだ…。
  • クマも人も守りたい くまもり柿もぎ隊の知恵 -日本熊森協会-くまもりNews

    クマは何よりもドングリが好きだと、わたしたちは思いこんできました。しかし、もしかしたら、柔らかくて甘い柿の実の方が好きなのかもしれません。そう思いたくなるほど、集落周辺の柿の木に、クマがやってくる。そんな集落があります。 集落の人たちの中には、「昔からだから気にならないよ」という人もいれば、「クマが怖いから何とかしてくれ」という人もいます。 そこで、くまもり柿もぎ隊が出動です。集落近くの柿の木の枝を伐り落とす人。 枝についている柿の実を取る人。取った柿の実は、袋に入れて、山に運びます。 人家から離れた人工林内。ここでべてください。裏山の、クマたちの通り道に運びました。緊急避難措置です。 くまもり柿もぎ隊に参加してくださったみなさんです。後ろに見えている柿の木の実がなくなりましたね。 このような活動の一方で、さあ、次の活動は、昔あったように山の中に柿の木をもう一度植えることです。 餌を求め

    mikawa_1964
    mikawa_1964 2013/11/19
    「人家から離れた人工林内」なのに「裏山の、クマたちの通り道」って、どこかおかしくないですか?自分イメージする「裏山」と熊森さんのそれとは違うのかなぁ。
  • 樹皮はぎを問題にしてクマを殺さないで。放置スギ人工林におけるクマの樹皮はぎは、森づくりの名人クマによる森再生のための間伐と考えられませんか 日本熊森協会-くまもりNews

    物事はいろんな角度から見る必要があります。 (静岡県の放置人工林におけるクマの皮はぎ) (三重県の放置人工林におけるクマの皮はぎ) 当協会は、林内が砂漠化して生き物たちが棲めなくなっている奥地の針葉樹の放置人工林を、もう一度生き物たちが棲める広葉樹の自然の森に戻すため、のこぎり、チェンソー、皮むきなどあらゆる手段を用いて、ボランティアで間伐し続けています。とてもしんどくて大変な作業です。 クマたちが樹皮はぎした山を遠くから見ると、人間が壊した森を、クマたちが必死で無料間伐して、元に戻そうとしていると感じます。 クマによる林業被害だ、クマたちを殺せと怒っておられる林業家のみなさんに クマが樹皮はぎをしなかったら、林業収入は望めたのでしょうか。こんな奥地の人工林のスギを伐りだすことは、不可能ですし、架線を張るにしても道を通すにしても、莫大なお金がかかります。そうやって、市場に出したところで、ス

    mikawa_1964
    mikawa_1964 2013/06/05
    「クマたちが樹皮はぎした山を遠くから見ると、人間が壊した森を、クマたちが必死で無料間伐して、元に戻そうとしていると感じます」という記述に絶句。
  • くまもりNews

    3・11東日大震災以来、すっかりリニアモーターカーのことを聞かなくなっていました。さすがに、震災復興でそれどころではなくなったのだろう。人々の価値観も、3・11以降すっかり変わっただろうから、このような国土大破壊計画は立ち消えになったにちがいないと、日の森と動物を守ろうと真剣に活動し続けている自然保護団体としては、うれしく思っていました。ところが、最近、リニア中央新幹線という名前で、JR東日が建設を進めると聞いて、危機感でいっぱいになりました。 リニアモーターカーは、東京ー大阪間のほとんどをトンネルにして走らせるということですから、地下水脈が各所でぶち切られ、日国始まって以来の取り返しのつかない国土大破壊になります。すでに実験区間の山梨県では、川の水が干上がったり、井戸が枯れたりという情報もあります。私たちは調査に行ったことはありませんが、ちょっと頭で考えてみただけでも、そうなるこ

    mikawa_1964
    mikawa_1964 2013/05/21
    えーっと、リニア中央新幹線はJR東海(JR東日本ではない)の事業ですね、とりあえず。
  • くまもりNews

    行政主催の会議の席で、ある農業関係者から、獣害ゼロを達成した集落があるから、ぜひ、視察に行くようにと教えていただきました。 この集落は、左右を山に囲まれた谷間にあり、水田面積23ヘクタール。全75戸。80%が農家です。放置された田畑が多く見られる地方にあって、この集落には、そのような田畑がありません。農家が元気だったころの昔の風景が続いています。そのわけは、集落で法人化した営農組合が、耕作できなくなった人の田畑を代わりに手掛けていくからです。畦には野草がいっぱいに生えており、可憐な花を咲かせていました。子ども時代の田園風景を思い出して、懐かしくなりました。 この集落では、以前は、動物など出なかったのに、平成になってからイノシシが出始め、4~5年前からは、シカが爆発増加。シカ被害に悲鳴を上げるようになったということでした。国県市からの補助金1300万円をいただき、1戸あたり1万数千円の負担金

    mikawa_1964
    mikawa_1964 2013/04/23
    「集落を徹底的に、2m30cmの金網の柵で囲」むことによって獣害を防いでいるところに出かけて「動物が棲める豊かな森を取り戻しませんか」と提案できるなんて凄いなぁ。
  • くまもりNews

    昨年11月、北海道の鈴木知事が秋田の佐竹知事ら東北地方と新潟県の知事を誘って、クマの捕殺強化のために国の交付金を求める要望書を、環境省伊藤信太郎大臣に提出しました。 これを受けて環境省は、今年4月の省令化をめざして、今、クマ指定管理鳥獣化を急ピッチで進めています。 元々、指定管理鳥獣の制度は、農業被害などを多く出しているシカとイノシシの頭数を10年後の2023年までに半減させる目的で、罠を仕掛けて夜でも山奥でも大量に捕殺することが出来るようにしたものです。結果、大量に捕殺したものの減った分すぐに新しい子が生まれるため、10年たっても思ったように数は減らず、錯誤捕獲される他の野生動物が続出するなど、大変な弊害が出ています。 昨年度、東北地方中心に山の実り皆無という前代未聞の異変がおき、秋にクマたちが餌を求めて山からどんどん出て来て、近年最多の1.3倍となる人身事故(218名、うち、死者6名。

    mikawa_1964
    mikawa_1964 2013/02/23
    「江戸時代、狩猟が許されていたのは、将軍や天皇家などの特権階級だけではないのでしょうか」。いえ、違います。この文以下が読む気になれない。
  • クマ保護管理計画に関するパブリックコメントの結果 A県&B県-くまもりNews

    A県・・・「クマの有害駆除の許可権限を、現在の県から市町村に降ろす」という案について 応募されたパブリックコメントは、県内から13人、県外から36人、応募意見は100%が、反対意見だった。 →しかし、その結果県が作った<第2期ツキノワグマ保護管理計画案>は、 原案通りのままであった。パブリックコメントというのは、県が県民に参考に意見を聞いてみただけで、応募意見の全部が反対であっても、原案を変える必要はないということです。 B県・・・ 当協会が特に問題とした2点は、以下です。 ①春グマ狩りを復活させる。 ②現在、4月1日から、その年度のクマ捕獲数のカウントを開始しているが、猟期が始まる11月15日からに変更して、毎年、狩猟が確実に実施できるようにする。狩猟で獲り過ぎた年は、有害捕殺数の方を押さえる。 応募されたパブリックコメント県内17人、県外392人、応募意見の約3分の2は、原案に反対意見

    mikawa_1964
    mikawa_1964 2013/02/17
    アサイさんに同意。 あと、県名ぐらい明記してくれないと後追い確認のしようがないんですけど。/A県が福島県でB県が岩手県ではないか、とのこと。
  • 人間にはわからないクマ生息推定数 わからなくてもいいではないか ヘアートラップ法の欺瞞-日本熊森協会-くまもりNews

    野生鳥獣の保護管理(ワイルドライフマネジメント)に取り組む研究者や業者にとって、保護管理をおこなう地域内に対象となる野生鳥獣が何頭存在するのかを、できるだけ正確に把握しておくことが、まず最初に必要なことです。 し かし、一般の方は意外に思われるでしょうが、これだけ科学技術が進歩した21世紀においても、広大な森の中にひそんで生活している野生鳥獣の生息数を推定 することは不可能なのです。そこで、時には対象野生動物の命を奪うことさえいとわない、科学の名を借りた暴力的な調査方法すら考案されます。しか し、そこまでしても、はっきりした推定生息数は出せません。 生息数などわからなくても、人間の所に出て来なければいいではないかと、私たちは考えます。他方、保護管理を仕事としたい人にとっては、そうはいきません。それでは、仕事が無くなってしまうからです。 クマの推定生息数を出すために最近よく使われる調査方法の

    mikawa_1964
    mikawa_1964 2012/10/03
    「ヘアートラップ法に取り組まれた大学の先生」や「日本で初めてヘアートラップ法を採用し、予算化した行政」ってお名前出せないんですかね。「データはある、でも出さない」を思い出しました。
  • くまもりNews

    高山市久々野町久々野の民家近くに11、12日と続けてツキノワグマが出没した。捕獲のため市の委託を受けた捕獲隊が発砲し、1発が命中したが、クマは雑木林に逃げ込んだ。市と高山署は近くの市道を通行止めにし、小学生の下校時にはスクールバスで帰宅させるなど騒然となった。 ク マは11日午後4時50分ごろ、民家から約20メートル離れたクルミの木に登って実をべていたとこ ろを目撃された。12日朝にも同じ木で2回目撃され、通報で駆けつけた捕獲隊が2度発砲。1発が当たり、クマは数メートル下の沢に落ちたが、そのまま雑木 林に逃げたという。 捕獲隊や警察、市職員ら16人が、猟犬を使って捜索したが見つからなかったため、日没までのパトロール に切り替えた。13日も朝からパトロールを行う。通報した住民は「クマは30分ぐらいの間、木の上でバリバリとクルミをべていた。民家に近いところなの で不安」と話していた。 <熊

    mikawa_1964
    mikawa_1964 2012/09/24
    失礼ながら、今回はいつも以上にツッコミどころが多いように思える。現場も「その上に国道41号線が通っているところだそうです」という伝聞調では「本当に行かれたんですか?」と聞きたくなる。
  • 「くまもりNews」(日本熊森協会公式ブログ)

    mikawa_1964
    mikawa_1964 2012/04/20
    こちらはクマ牧場の件。「飼育許可をおろした秋田県の監督責任はどうなっているのか、調べてみ」る前に、亡くなられた方に哀悼の意ぐらい表しましょうよ。
  • 「くまもりNews」(日本熊森協会公式ブログ)

    mikawa_1964
    mikawa_1964 2012/04/20
    あー見つけちゃった。こちらは札幌の件です。
  • 1