ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (36)

  • 京極夏彦氏はここまで「読みやすさ」を追求していた 版面の細かい制御のため、InDesignで小説を執筆 | JBpress (ジェイビープレス)

    書籍などで、主に文が配置されている部分を版面(はんめん、はんづら)という。小説は版面によって、読んだときの印象や、読みやすさが大きく変わる。このため、版面の作りに大きな労力をかけて小説を書いているのが、小説家の京極夏彦氏だ。 2018年6月2日に東京・下北沢の書店「屋B&B」で「[京極夏彦×装丁夜話]京極夏彦の版面」というイベントが開催された。このイベントを企画したのは、装丁家の折原カズヒロさんと坂野公一さん。今回は、坂野さんがこれまでに何冊もの装丁を手掛けた作家京極夏彦さんを呼んで、版面づくりの詳細を語ってもらった。 版面によって読み味が違う 京極です。坂野さんとのお付き合いは古くて、彼が「独立するんです」と報告にきた際に、じゃあ初仕事に『豆腐小僧』の装丁を、と依頼したんですが、まさかこんなに立派な装幀家になるとは思いませんでした。「装丁夜話」のスペシャル版ということで呼んでいただい

    京極夏彦氏はここまで「読みやすさ」を追求していた 版面の細かい制御のため、InDesignで小説を執筆 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 物理学業界が大興奮した「熱機関の限界」発見 古典的なはずの熱力学に新たな法則が登場 | JBpress (ジェイビープレス)

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  • 香港はもう2度と元に戻らない 民主主義を求める切なる願い、政治的に不安定な時代が到来:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年10月9日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 学生と香港政府の掛け金の高いポーカーゲームがありがたいことに流血沙汰もなく終わりに近づく中、民主派デモが香港にどんな長期的インパクトを与えるか考えるのも早すぎはしないだろう。 まず結論から述べるなら、この戦いの結末はあらかじめ決まっていた。香港は「真の」民主主義を採用すべきだとする学生たちの中核的な要求は、最初から通る見込みがなかった。 胴元が必ず勝ついかさまポーカー 北京は8月末に中央政府としての決定を言い渡し、香港の選挙規則に厳しい制限を設けていた。そのため、北京が学生たちの要求に屈することは、まず考えられなかった。 もしこれがポーカーゲームなら、それはいかさまだった。胴元が常に勝つのだ。 確かに、梁振英行政長官が率いる香港政府と民主派の活動家の「交渉」がこれから行われる。だが、香港の当局に交渉できる余地はほとんどない。 出され

    香港はもう2度と元に戻らない 民主主義を求める切なる願い、政治的に不安定な時代が到来:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 英国を分割するには時期が悪すぎる:JBpress(日本ビジネスプレス)

    英スコットランド・アバディーンの街頭で、英国からの独立を問う住民投票で賛成票を投じるよう呼び掛ける旗を振る女の子〔AFPBB News〕 筆者は最近まで、スコットランドが独立に賛成票を投じても、あまり気にしないと思っていた。ところが今、独立の可能性が現実味を帯びるに従い、自分がひどく動揺していることに驚かされている。 今では、世論調査を執拗に注視している。独立に反対する「ノー」陣営の無能さと、「イエス」陣営の視野の狭さに憤りを覚えている。そして、投票日が近づくにつれて、嫌な予感が強くなっていく。 なぜそんな気分になるのか? その答えは、独立の是非を問うスコットランドの住民投票によって、自分の抱くアイデンティティーと個人的な安心感が英国人としての国籍といかに強く結びついているか気づかされたからだ。 一方、国際情勢をカバーする筆者の仕事は、世界が過去数十年間なかったほど危険な状態にあることを教

    英国を分割するには時期が悪すぎる:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 第1次大戦開戦から100年:ドイツ人が抱く複雑な感情:JBpress(日本ビジネスプレス)

    第1次世界大戦の悲劇を伝えるドイツの有名な象徴の1つに、悲しみに打ちひしがれてひざまずく父母の彫像がある。 母親は胸の前で両腕を交差させ、頭を垂れて祈りをささげている。涙が頬を伝っている。となりの父親は背筋を伸ばし、自分の胸を腕で堅く包み込むような姿勢で、怒りを漂わせながら真正面を向いている。 芸術家ケーテ・コルヴィッツによるこの作品はドイツで非常に高い評価を受け、瓦礫だらけになった第2次世界大戦後のケルンの街にその複製が設置された。そして今年には、2つ目の複製がロシア領内のドイツ軍墓地に設置されることになっている。 この作品のオリジナルを見たことがあるドイツ人はほとんどいない。オリジナルはベルギーのヴラズロという町のドイツ軍墓地にある。この父母の像は、1914年10月に19歳で戦死したコルヴィッツ夫の息子ペーターの墓前でひざまずいているのだ。 ここには、夫の息子のほかに2万5600人

    第1次大戦開戦から100年:ドイツ人が抱く複雑な感情:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 米国の大学を侵食する中国の「孔子学院」 全米最大級の教授組織が抗議声明 | JBpress (ジェイビープレス)

    中国政府の海外宣伝・教育機関「孔子学院」の活動に対し、ついに米国の大学教授たちからストップがかかった。 孔子学院は米国の100近くの大学の内部に、中国政府機関の資金によって設置された。中国語や中国歴史文化を米国の学生に教えることを目標とする。米国での活動はどんどん勢いを増し、これまでもたびたび論議を呼んできた。日でも一部の大学に孔子学院が開設されている。 米国の各大学の教授たちが組織する「米国大学教授協会」は、6月末、以下のような声明を正式に採択した。 「孔子学院は中国の国家の一機関として機能し、学問の自由を無視する行動を取ることが多い。一方、米国の大学当局は学問の誠実性を犠牲にするようなパートナーシップを外部の機関と結ぶことがしばしばある。孔子学院の開設を学内に許してきた米国の各大学は、孔子学院との関係を再検討する必要がある」 米国大学教授協会はこの声明を、シカゴ大学、ニューヨーク

    米国の大学を侵食する中国の「孔子学院」 全米最大級の教授組織が抗議声明 | JBpress (ジェイビープレス)
    mikesekine
    mikesekine 2014/07/23
    これってある意味、戦争なんだよね。現代の情報戦。長期の。
  • 米国のサブプライムローンの復活 今度は住宅ローンではなく、自動車ローン:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年4月11日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) ほんの数年前、「サブプライム」はほとんど罵りの言葉だった。金融危機の間、サブプライムの借り手――つまり、お粗末な信用履歴を持つ人々――に関連した住宅ローンは、壊滅的な損失を招いた。損失が大きいあまり、多くの資産運用担当者は2度とサブプライムには手を出さないと宣言したほどだ。 だが、金融の世界は忘れっぽい。低利資金とイノベーションが合わさった時は特にそうだ。サブプライムローンはここ数カ月、不動産絡みではなく、もう1つ米国人が熱中するもの――すなわち、自動車――に関連して、ひっそりと驚くほど力強い復活を遂げた。この新しいブームが、ナイーブな消費者の間だけでなく投資家の間でも、また大勢の被害者を生むまであとどれくらいかかるだろうといぶかる人もいる。 歴史的な類似点は気味が悪いほどだ。過去10年間のほとんどの期間を通して、自動車関連債務の金

  • 「仮設ゲットー」に閉じ込められる子どもたち 3年目を迎える被災地の実情 | JBpress (ジェイビープレス)

    宮城県内のある仮設住宅で、そこに住む人たちの話を聞いていたら悲しくなった。同じ地域のなかで、仮設の人々への「差別」が生まれていると思ったからだ。 仮設の住民が最初に訴えたのは、子どもたちの遊び場がないという話だった。 「校区外に出ている子どもがいる」と通報 もともと仮設の住民たちが住んでいた海岸に近い地域は、津波の直撃を受け、多くの住宅が流された。その地域にあった小学校も被災したので、別の場所の中学校に間借りしながら、元の場所に新しい校舎ができるのを待っている状態だ。仮設と小学校とは離れているので、子どもたちはスクールバスで通学している。 子どもたちは授業を終えると、スクールバスの時間があるのでまっすぐ帰ってくるしかないのだが、仮設に戻っても遊び場所がない。仮設の場所は、その地域にある小学校のグラウンドだったので、仮設の敷地内には、遊ぶスペースはない。地域の小学校には、仮設で削られたあと若

    「仮設ゲットー」に閉じ込められる子どもたち 3年目を迎える被災地の実情 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 音楽家の善意を悪用、一線を越えた偽ベートーベン あまりに気の毒な当代一流の音楽家・新垣隆氏(2) | JBpress (ジェイビープレス)

    私が「偽ベートーベン」の顔写真を初めて目にしたのは楽器店のCD売り場だったように記憶しています(私は通常ベートーヴェンと表記しますが、偽者にはベートーベンと表記することにしています。前回の記事はこちら)。 CD売り場に置かれた宣材には、よく知られたベートーヴェンの髪形と表情に似せたこの人物が顔にドーランを塗り、青白い撮影用の照明(「月光」でもイメージしたのでしょうか?)を当てられて写っていました。 服装はヘビーメタルのロックシンガーが着るような王子様風?の衣装と見えましたが、今考えると18世紀末のベートーヴェンの時代を「イメージ」したのかもしれません。 何であれ、一目見て「芸能系の売り出し」が明らかで、まともな作曲家がすることではありません。率直に、亡くなった武満徹さんなどは、相当に自己演出のある方だったと思いますが、さすがにメークして宣材写真を撮らせたりはしなかった。 三善晃でも林光でも

    音楽家の善意を悪用、一線を越えた偽ベートーベン あまりに気の毒な当代一流の音楽家・新垣隆氏(2) | JBpress (ジェイビープレス)
  • 偽ベートーベン事件の論評は間違いだらけ あまりに気の毒な当代一流の音楽家・新垣隆氏 | JBpress (ジェイビープレス)

    2月5日から6日にかけ、いくつかの報道機関が「現代のベートーベン」扱いされていた自称作曲家が実際には一切作曲などしておらず、すべてを他の人物が代作していた事実を報道し、関連する番組をオンエアした局は併せて「お詫び」を告知しました。 この「偽ベートーベン」に最初は騙されて、結果的に楽曲を提供し続けさせられていたのが新垣隆君と知り、直ちに自他共通する情報をきちんと整理しなければならないと思い、稿を書いています。 以下では「週刊文春」2月13日号 第24ページから31ページまで活字で記された記事を元に経緯を確認したいと想います。 新垣隆君は、私も同じ作曲のフィールドで仕事する、私よりは6歳ほど若いですが、折り紙つきの第一級の芸術家です。 初めて彼を知ってからかれこれ四半世紀近くになりますが、誠実で、普段は控えめで、人間性はとても優しく、しかし音楽の主張は明確で、素晴らしい耳と手を持つ高度なピア

    偽ベートーベン事件の論評は間違いだらけ あまりに気の毒な当代一流の音楽家・新垣隆氏 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 独で急増するソフト麻薬:合法化は本当に正しいのか 麻薬依存の子供たちを見てきた専門家が警鐘を鳴らす脳へのダメージ | JBpress (ジェイビープレス)

    発見されたコカインの量は140キロ。ベルリンで一度にこれほど大量に発見されたのは、1990年の末以来だという。闇市での値段に換算すると、600万ユーロ(8億円以上)になるそうだ。 このコカインがどこへ行くはずだったのかは不明だが、ベルリンへ来たことがそもそも間違いだったのだろうというのが、麻薬捜査官の推測。 密輸グループのロジスティック担当者が何か重大なへまをやったに違いない。あるいは、すでに南アメリカで、間違ったコンテナに積まれてしまった可能性もある。それとも、港かどこかで麻薬を引き取るはずだった人間が、うっかり物のバナナの箱の方を持っていったとか。 いずれにしても、今頃、どこかで大騒ぎになっているはずだ。1人や2人、すでに頭をぶち抜かれているかもしれない。 天然の麻薬の中には、大きく分けてケシから作られるものと、大麻から作られるものがある。ケシの実からは、アヘン、モルヒネ、ヘロインな

  • 社説:崖っぷちに近づくタイ:JBpress(日本ビジネスプレス)

    世界は近年、独裁者やエリート層に対する大規模な大衆デモの勃発に慣れた。 中東では、エジプト、シリア、チュニジアでアラブの民衆蜂起が起きた。ロシアでは、ウラジーミル・プーチン大統領の支配に対する街頭デモが繰り返された。昨年末には、ウクライナの首都キエフで大勢のデモ参加者が独裁的なビクトル・ヤヌコビッチ大統領の退陣を求めた。 そして今、タイの首都バンコクで大規模な反政府デモが発生している。だが、このデモはある1点において他国のデモと異なっている。というのは、タイのデモ参加者は民主主義の拡大ではなく、その後退を求めているからだ。 危険にさらされる「自由な国」の評判 2001年以降、タイの有権者は選挙で繰り返し、タクシン・チナワット氏と、妹のインラック・チナワット氏を含む彼の代理人たちを政権の座に就かせてきた。しかし、1月13日、バンコクの商業地区は、民主的に選ばれたインラック政権を追放し、タイ議

    社説:崖っぷちに近づくタイ:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • ギリシャ危機のその後:政治不安を一掃できるか:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年1月11日号) ギリシャの赤字削減という快挙は、さらに深刻な経済的・政治的弱点を覆い隠している。 「カリ・フロニア」は、ギリシャ語の新年のあいさつだ。そのギリシャの2014年は、いつになく良いニュースの連続で幕を開けた。 少し前まで、ギリシャは財政目標の未達、パニックに陥る市場、ユーロからの強制脱退の脅威という死のスパイラルに陥っていた。そして今、ユーロ圏初の、そして最も厄介な問題児は期待以上の実績を上げている。 ギリシャは予定より早く、恐ろしいほどの赤字に終止符を打ち、プライマリーバランス(利払い前の基礎的財政収支)を黒字化した。「Grexit(グリグジット)」危機の最中には40%を優に超えていた10年物国債の利回りは8%未満に低下した。政府は2014年内に新たな国債の発行を計画している。 外国の投資家の中には、エーゲ海に面したギリシャへの投資を検討し始める

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  • 中国の水問題:絶望的な対策:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2013年10月12日号) 中国では河川が消えつつある。運河の建設はその解決にはならない。 中国の皇帝は、水に対する支配を国を統治する最も重要な方法の1つと考えていた。そして、西暦500年頃に完成した、北京と杭州を結ぶ京杭大運河のような壮大なプロジェクトに王朝の資源をつぎ込んだ。 中国共産党の指導者はこの情熱を受け継いだ。1代前の中国共産党中央政治局常務委員会は、9人の委員のうち8人がエンジニア出身で、前国家主席の胡錦濤氏は水力工学のエンジニアだった。中国が建設した大規模ダムの数は中国以外の全世界合計に匹敵する。 国の存続をも脅かす深刻な水不足 京杭大運河は今、世界に類を見ないような史上最大級の土木プロジェクトの結合部を形成している。プロジェクトの第1期は今年末までに稼働する予定で、その計画は「南水北調工程」という冴えない名前で通っている。 仮に南水北調が完成することが

  • 韓国にのしかかる過剰教育のツケ:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2013年10月10日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 韓国のパク・サンヒさん(21歳)は、新しいタイプの大学中退者だ。彼が音楽の学位を捨てたのは、ヒッピーの道を歩んだり、次のグーグルを立ち上げたりするためではなく、電気技師として訓練を受けるためだ。 実利主義のパクさんは、今後起きることを暗示する兆候かもしれない。韓国の国内市場では、大量の大卒者――高卒者の10人に7人が大学に進学する――とその後のスキル過多と労働力の活用不足が経済に損害を与えているのだ。 これは、教育が重んじられ、職業の見通しと結婚に直接結び付く韓国だけの問題ではない。米国も、1兆ドル近くに積み上がった学生ローン債務の結果として、実際利用できる以上の数の高学歴労働力を抱えている。一方、経済協力開発機構(OECD)諸国では、大学に進学する18歳の若者の割合は平均で56%だ。 雇用のミスマッチ、労働力の活用不足が経済成長

  • LCCの攻勢で乱気流に巻き込まれるシンガポール航空:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2013年10月9日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 「シンガポールガール」が乱気流に突入しようとしている。シンガポール航空の広告の象徴であるシンガポールガール――パリのファッションデザイナーの手による巻きスカートをまとったスチュワーデス――は長年、申し分のない信頼性とアジアの優雅なもてなしのイメージを放ってきた。 このイメージは、世界の航空業界で最も認識され、最も信頼されるブランドの1つを生み出すことに貢献した。また、財務面で最も成功した航空会社の1社を支える助けにもなった。シンガポール航空は上場以来28年間、通年決算で1度も赤字を出したことがない。1950年代にジェット機の旅客便が始まって以来、ずっと赤字を垂れ流してきた業界にとっては、事実上、前代未聞の偉業だ。 アジアの中間層拡大に乗って急成長するLCC だが、アジアの航空業界には変化の風が吹き荒れている。マレーシアの起業家トニー

  • SNSの普及にうろたえる共産党の特殊事情 抑え込めなくなる党員の反乱 | JBpress (ジェイビープレス)

    周知のように、日共産党は東京都議選、参院選で志位体制になってから初めて議席を増やした。最近の世論調査では、支持率で民主党を追い抜き、自民党に次いで第2党になっているものもある。 民主も、みんなも内紛を抱え、維新は堺市長選挙で惨敗するなど、野党が軒並み低迷しているなかで元気な野党は共産党だけ、という状況の反映なのであろう。 ところで参院選挙の開票日、共産党は躍進によほど浮かれていたのだろう。中央委員会常任幹部会(注:共産党の最高幹部の集まりで、党組織を実質的に動かしている)声明で、「わが党はこれまで、1970年代、90年代後半の2回にわたって、国会の議席の大幅増を果たすなど、“躍進の波”をつくりだしてきました。6月の東京都議選挙につづく今回の躍進は、“第3の躍進の波”の始まりともいうべき歴史的意義をもつものです」と述べていた。 私はこの総括を読んだ途端に、思わず「馬鹿なことを」と思った。躍

    SNSの普及にうろたえる共産党の特殊事情 抑え込めなくなる党員の反乱 | JBpress (ジェイビープレス)
    mikesekine
    mikesekine 2013/10/07
    たとえば今SNSを語るのであれば、こういう話も面白いんじゃないかと。一例として。
  • ブンブンドリンクに走る韓国の悲しい学生たち 熾烈すぎる競争社会が生んだ世にも恐ろしい飲み物 | JBpress (ジェイビープレス)

    その起源については諸説あるが、軍人たちが相手を早く酔わせるために作ったというのが定説である。 1980年代に登場したこの爆弾酒は韓国の宴会文化に欠かせないものとなり、それを知っている日の商社マンなどでお酒に弱い人は韓国人の宴会のお誘いを恐れたりもする。 1980年代から今日まで爆弾酒は焼酎、清酒、マッコリ、ワインなど、様々なお酒と混ぜることで、いろいろなバージョンを作り出した。そこへ最近新たに栄養ドリンク類を混ぜる爆弾酒も登場した。2010年からエナジードリンクが清涼飲料水として販売され始めたからである。 レッドブルなどのエナジードリンク剤が普及し始めたのと時を同じくして、韓国の中高生たちの中ではやり始めた飲み物がある。一名「ブンブンドリンク」または「ブンブンジュース」。 ブンブンドリンクは、ブンブンという空を飛ぶ時のオノマトペと外来語のドリンクを合成した造語である。 ネットでは、「ブン

    ブンブンドリンクに走る韓国の悲しい学生たち 熾烈すぎる競争社会が生んだ世にも恐ろしい飲み物 | JBpress (ジェイビープレス)
  • アメリカンドリームの死 社会的流動性が失われる米国:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2013年9月21日号) 1人の経済学者が社会的流動性の未来について挑発的な疑問を投げかけている。 米国はアメリカンドリームの終焉に耐えられるだろうか? そんな考えは想像もできない、と右派、左派双方の政治指導者は言う。だが、アメリカンドリームの終焉は、経済学者タイラー・コーエン氏の斬新な新書『Average is Over(平均は終わった)』の中で予想されていることだ。 コーエン氏は論争には慣れている。2011年には『The Great Stagnation(邦題:大停滞)』でワシントンを刺激した。同著では、米国は無償の土地、豊富な労働力、新規技術という収穫しやすい果実を使い尽くしたと論じた。 新著では、オートメーションとどんどん安価になるコンピューター処理能力の破壊効果はまだ出始めたばかりだと示唆している。 『大停滞』の著者が描く米国の未来 コーエン氏の新著は、月並み

  • 「太め」の女性の逆襲が始まった、変わり始めた米国の体型基準 | JBpress (ジェイビープレス)

    「世界四大コレクション」の1つであるニューヨーク・ファッション・ウイーク。9月に開催されたファッション界の一大イベントで、「歴史的」なコレクションが発表された。 「Cabiria」という名の、サイズ12以上の(日サイズ15号以上)女性をターゲットにした、「大きな女性用」ブランドだ。 痩せた女性を念頭にデザインされたファッションが主流の中で、体重80キロ以上のモデルがさっそうと舞台を歩く姿が、全米から喝采を浴びた。ニューヨーク・コレクションで標準より大きい女性用の服が紹介されたのは、史上初のことだった。 ここ2~3年で、太めの女性は「カービー(curvy)」「プラスサイズ」という呼び名になり、大手アパレルメーカーもより大きなサイズの服の販売を始めている。同時に、体重や外見に対する価値観も変わり始めている。 太った人が大多数になった米国は、確実に太っていることを前向きにとらえ、肯定する風潮に

    「太め」の女性の逆襲が始まった、変わり始めた米国の体型基準 | JBpress (ジェイビープレス)
    mikesekine
    mikesekine 2013/09/19
    帝国の逆襲キター