東京の新名所として人気を集める東京スカイツリー。本業の放送用親局鉄塔として稼働するまで秒読み段階に入っているが、その正確な日時については「5月ごろ」というだけで明らかにされていない。いや、正確な日時を決めるに決められない、というのが現状だ。 この件と深く関係しているのが、在京6放送局が頻繁に実施している「東京スカイツリー受信確認テスト」だ。テレビ視聴中の告知、あるいは新聞テレビ欄につけられた色帯などを見て「何かやっているな」と認識している方も多いかと思う。 4月8日までに実施された受信確認テストは42回(4月12日までに54回を実施予定、その後も継続を検討)で、東京スカイツリー移行推進センターに寄せられた問い合わせ件数は約20万8000件。そのうち、対策が必要と判明したのは約8万6000件にのぼる。比較対象がないので評価は難しいが、まずまずの成果をあげているといえるだろう。 最近よく見る「