Single NodeのDocker Swarmを利用してオンプレミスにデプロイされるGraphQLサーバを安全にローリングアップデートさせている話
それでは、1パターンずつ構成を確認していきます。 1. 全部GitHub Actionsでやる GitHub Actionsでパイプライン全体を構築する場合は、以下の図のような構成になります。 ちなみに、GitHubのDeploymentsを使用することで、Slackと組み合わせてのChatOpsや、任意のコミットのデプロイを実行などいろいろと便利になります。 ですが、Deployments APIをパイプラインで利用するには、Actionsのトリガーの条件を変えたり、ECSへのデプロイの成否に応じてAPIを使ってDeploymentのステータスを更新したりする処理が必要になり、少々パイプラインが複雑化してしまいます。 なので、今回の趣旨とちょっとずれているため、各パターンには記載していません。 では、以下で処理を順に説明していきます。 Image Build 図中の Build Imag
ECSを触っていて今まで難しいと思ったことを雑にまとめておく。 ECSを仕事で運用するときに必要な知識が多すぎる。こんなの社内に1人AWSマスターいないと無理だ...— 神速 (@sinsoku_listy) 2021年8月10日 タスクロールとタスク実行ロールの違い ECSを長く触っているのに、いつも混乱する。 タスクロール コンテナ内の権限 S3やSESなどの権限をつける タスク実行ロール コンテナ外の権限 ECRやParameter Storeの権限をつける ECSのデプロイ時に静的ファイルが404になる ECSを触った初期に遭遇した。 詳細は以下のQiitaの記事が分かりやすい。 参照: ECSのデプロイ時に一定確率で静的ファイルが404になる問題を回避する 回避する方法はいくつかある。 静的ファイルをS3に置く CodeDeployの OneAtATime を使う CodeDep
Amazon Web Services ブログ ECS のアプリケーションを正常にシャットダウンする方法 この記事は Graceful shutdowns with ECS を翻訳したものです。 — はじめに Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) を利用することで、お客様はさまざまな方法でコンテナ化されたアプリケーションを柔軟にスケールできます。リクエストの急増に対してタスクをスケールアウトすることも、コスト削減のためにタスクをスケールインすることもできます。ECS ではさまざまなデプロイの選択肢があり、ローリングデプロイ・ブルー/グリーンデプロイ・カナリアデプロイなどがサポートされています。さらに、ECS では柔軟なコンピューティングの選択肢が用意されています。Amazon EC2 のオンデマンド/スポットのキャパシティ上や、マネージ
CTO室SREの@sinsokuです。 Dockerイメージのビルドを高速化するため、試行錯誤して分かった知見などをまとめて紹介します。 AWSのインフラ構成 assetsもECSから配信し、CloudFrontで /assets と /packs をキャッシュする構成になっています。 Rails on ECS デプロイ時にassetsが404になる問題 以前の記事に詳細が書かれているため、ここでは問題の紹介だけしておきます。 Rails等のassetsファイルをハッシュ付きで生成し配信するWebアプリケーションの場合、ローリングアップデートを行うと、アップデート時に404エラーが確立で発生してしまいます。 引用: メドピアのECSデプロイ方法の変遷 Dockerfile 実際のDockerfileには業務上のコード、歴史的な残骸などが含まれていたので、綺麗なDockerfileを用意しま
CTO室SREの侘美です。好きなLinuxディストリビューションはLinux Mintです。 メドピアでは現在多数のサービスを運用しており、そのほとんどがAmazon ECSを構成の中核として利用しています。 ECSに対してデプロイを行う方法としては、CodeDeploy、CodePipeline、Copilot(ecs-cli)等があり、CloudFormationやTerraform等のIaCツールで何をどこまで管理するかも合わせて検討する必要があります。 どの方法にもメリット・デメリットがあり、Twitterや技術ブログを観測している範囲ではデファクトスタンダードと呼べる方法は未だに無いように思われます。 メドピアで最初にECSを利用し始めたのは2018年ころであり、これまで試行錯誤しながらECSのデプロイ方法とタスク定義の管理方法を模索してきました。 今回はメドピア社内で試してきた
こんにちはコカコーラ大好き、カジです。 7/3に行われたDevelopers.IO 2020 Connect で、「基礎から応用までじっくり学ぶECS Fargateを利用したコンテナ環境構築」というタイトルで、お話しさせていただきました。 ライブに来ていただいたみなさま、ありがとうございました! お客様や自社の開発部門から、急に「次のシステムはコンテナ使いたい」と言われ、コンテナ実行環境を構築しなければならない状況に直面し、慣れない部分が多いと思います。 AWSにはコンテナ向けのサービスは複数あり、少人数でも運用しやすいのがECS Fargateです。そんなECS Fargateを中心に、実用的なコンテナ実行環境をどのように構築すれば良いのかについて解説しました。 目次 なぜコンテナ? なぜECS Fargate? AWSコンテナ関連サービス コントロールプレーンのざっくり比較 データプ
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