脳内ダンプ 最近あるべき姿を考えていて思ったことを書く。 仕事をしていく中で我々はあるべき姿を考えている。あるべき姿を考えないと今起きている問題は発見できない。プロダクト開発でも組織でも技術でもそう。 10Xには、Think 10xというのがある。理想というあるべき姿を定義して探索的一歩を重ねようとあり自分はこれが大好き。あるべき姿とはなんなんだろうか。 色々考えて結局Think 10xなんですよねになる— ひさいち (@hisaichi5518) 2024年10月9日 なぜあるべき姿は必要なのか 我々の仕事は訂正し続けることである。訂正するということはつまり変化し続けるということ。あるべき姿がないと変化を積み重ねてもグチャグチャになり、なんなのかよくわからないいびつなものが出来上がる。 ❌ あるべき姿を持たずにただ訂正を積み重ねている例 ✅ 理想(あるべき姿)を定義して段階的に訂正してい
はじめに ソーシャル経済メディア「NewsPicks」SREチーム・新卒エンジニアの樋渡です。今回は、AWSサービスである「Lambda」「CloudFront」「S3」を用いて、弊社で使用している社内向けシステムの基盤を再構築し、開発者体験の向上やセキュリティ対策を行なったお話です。 お話の内容 弊社で使用している社内向けシステムの一つに「Watson」というシステムがあります。「Watson」とは簡単にいうと「NewsPicks」のユーザーIDをもとにユーザーごとの情報を検索・閲覧できるシステムで、お客様からの問い合わせ対応等に活用される重要なシステムです。「Watson」は構築されたのが8年前と歴史が古く、歴史が古い故に数々の問題を抱えていました。今回のお話では、歴史の古い社内システムのインフラとバックエンドを更改し抱えていた問題を解決したぜ!というお話となっています。 抱えていた課
AWS Security Blog Using Amazon Detective for IAM investigations Uncovering AWS Identity and Access Management (IAM) users and roles potentially involved in a security event can be a complex task, requiring security analysts to gather and analyze data from various sources, and determine the full scope of affected resources. Amazon Detective includes Detective Investigation, a feature that you can
AWS Security Blog Improve security incident response times by using AWS Service Catalog to decentralize security notifications Many organizations continuously receive security-related findings that highlight resources that aren’t configured according to the organization’s security policies. The findings can come from threat detection services like Amazon GuardDuty, or from cloud security posture m
今月より晴れて、情報処理安全確保支援士(登録番号028693)を名乗れるようになりました。昨年取った医療情報技師と合わせて、医療情報システムの情報処理安全についてのプロフェッショナルであることをある程度の説得力を持って説明できるようになったと考えています。 とはいえ資格をとったら急に仕事ができるようになるかというとンなわけないので、より複雑な課題解決ができるように継続して学んでいきます。とりあえず今日は、なぜセキュリティなのかと、今後の抱負をここにまとめておこうと考えた次第です。 なぜ今セキュリティなのか 私はいままでCDワークフロー改善であるとか、ログ管理含めた保守性であるとか、エンタープライズアプリケーションの性能改善であるとか、どちらかと言えばシステム実装に寄った非機能要件を多く見てきました。 一応OSSライセンスの管理やビルドスクリプト改善から発展して、OSS脆弱性への対応も経験し
Why 今後もいろんなところでCFPを出していくぞ!というメモ書きとしてこれを残します。 これは懇親会ちらし寿司のご飯の画像 What YAPC::Hiroshimaを見てて、楽しそうだな〜ぜひ次は参加したい! つぎはYAPC::Hakodate 2024か!どうせ参加するなら発表したいなーと思ってプロポーザルを出したところ、採択していただけたのでスピーカーとして参加しました。 発表内容について 先日開催された YAPC::Hakodate 2024 で、Perlで始めるeBPF: 自作Loaderの作り方 というタイトルで登壇してきました。40分の公募 CFP 枠です。 倍率としては7倍程度、40分のCFPだけに絞るならば8倍程度の高い倍率で、どうやらYAPCの過去最高のCFP倍率だったそうです。選ばれるだけでも難しいところを選んでいただけたのは大変光栄です。 cf. YAPC::Hak
YAPC::Hakodate 2024に参加してきました。近年のYAPCでは参加するだけで登壇していなかったのですが、今回はゲストとして呼んでいただいたので、40分枠で自分の仕事に少し関係ありそうな技術ネタみたいなものを話させてもらいました。 speakerdeck.com スライドを作る上で、めんどうくさいWebセキュリティを久々に読み直したのですが、2012初版と古い部分はあるのですが(IEの話とか)、基本的な部分は今でも変わらないので、たしかにそうだったなといった発見もあって面白かったです。 また、Webブラウザセキュリティも読み直しました。今も変わらずよい本です。スライド前半部分で詳しく解説しきれなかった部分はだいたいこの本に書いているくらいで、そういった本の補完的なところができる部分や周辺でYAPC参加エンジニア層にウケそうな話題を思う存分詰め込もうという気持ちでスライドを書く原
info.b-sideproject.jp 以前、podcastでお世話になったB-sideさんから、「世界メンタルヘルスデー」の企画として「自分のトリセツ」について一言寄せてとご依頼いただきました。 このコーナーでは、自分で自分のメンタルをメンテするのにいい方法*1を挙げていくわけです。podcastでご一緒させていただいた小原ブラスさんは「激辛麻辣湯でリセット」を挙げて、奥津マリリさんは「最高の朝ごはん」を挙げていらっしゃいますが、どちらもわかる気がします。こういうのって自分のほうから意識的にワンアクション入れたほうが切り替えのスイッチになりやすくて、激辛麻辣湯や最高の朝ごはんなどは、そういうものとして機能しそうですから。 私は「『ぼっち・ざ・ろっく!』を一話から最終話まで観る」を挙げました。 ぼっち・ざ・ろっく! 5(完全生産限定版) [Blu-ray] 青山吉能Amazon 元気が
何らかの問題を解決しなくてはならなくなった時に、解決よりも深掘りを優先してしまう特性の人がいます。 たとえば問題に対する短期的な対策を考えることをおろそかにして、根本原因究明と根本対策方法をじっくり考え込んでしまうような人が該当します。他人事のように言ってますが、筆者もそうです。本記事は、そういう筆者が過去に仕事で困っていたこと、ある時から状況によって取り組み方を変えられるようになったという話をします。 上記のような特性の人は、調査のたびに深い知識が得られ、血肉となっていきます。それゆえ技術に明るい人とみなされることもあります。その一方で、困ることもあります。とくにそれは発生した問題が自分ではなく他の誰かのものだった場合、かつ、急ぎ問題解決が必要な場合です。業務ではこのような場面が非常に多いです。 この場合、問題の深掘りを最優先にしてしまうと仕事が遅くなりがちです。みなさんも、「あの人、技
自分が動かせない前提条件と思い込んでいたことを、同僚氏の助言で実はコントロールできることに気づいて前に進められたということが何度もあった。 前提条件や制約だと決めつけてしまって問題を解決できないと思い込んでることあるよなという話を雑に書いておきたい。 特に陥りがちなのは、期限や人員、予算、規約、法律あたりだろうか。 たとえば「この日までにできないと失注と言われている」みたいな話も、先方と話すと代替案の提示で調整可能なこともある。 「今期の予算が取れない」といった話も、実は今後1年のROIを正しく理解してもらえれば変更しうることもある。 所属開発チームの中ではなかなか動かすのが難しい改修も、社全体での位置づけを説明して短期のプロジェクトチームを作ればできるかもしれない。 これらはただの例であって、それくらい考えるのは当たり前だろと思う人もいるかもしれないし、ただの社内のプロセスの問題ではと感
TRACERYプロダクトマネージャーの haru です。 2024年8月29日(木)に開催された勉強会「BPStudy#204〜ドメイン駆動設計をはじめよう」では、書籍ドメイン駆動設計をはじめよう ―ソフトウェアの実装と事業戦略を結びつける実践技法(以降、LDDD*1)の翻訳者とレビュアーをお招きし、パネルディスカッションを実施しました。その時の様子をお伝えします。翻訳者とレビュアーの見解を通じて、書籍をより深く理解し、実践に役立つヒントを得られるでしょう。 シリーズ記事index その1: 書籍の魅力と翻訳の舞台裏 (本記事) その2: エヴァンス本との相違点 その3: 「同じ言葉」を日本語で運用するノウハウ その4: 重要なツールとして進化した、区切られた文脈 パネルディスカッション参加者 パネラー: 増田 亨(ますだ とおる) 氏(翻訳者:以下、増田) 綿引 琢磨(わたびき たくま)
こんにちは。 この記事では、2024/5/22に開催された「アーキテクチャを突き詰める Online Conference」で弊社CTOの普川がお話しした内容(ビジネスの構造をアーキテクチャに落とし込みソフトウェアに可変性を注入する〜モノタロウ基幹システム刷新の実践例)を、現場目線から改めてご紹介します。 なお、本稿の執筆は頼と尾髙が分担しておりまして、途中で急に文体が変わったな?と違和感を持たれることもあろうかと思われますが、ご容赦いただけますと幸いです。 本稿をさらに深掘りするイベントを10/4(金)に開催いたします。 ご興味ある方はぜひご登録ください。 https://connpass.com/event/328360/ 問題領域は関連システムの密結合点 分割を試みる 最初のモデルを手に入れる レイヤードアーキテクチャに沿って実装 レイヤードアーキテクチャのメリット モデルを洗練させ
「応援上映」との出会いで人生が変わった。40代になった私が、新しいエンタメに触れ続けることで得たもの 公開日 | 2024/09/26 更新日 | 2024/09/26 はじめましての方ははじめまして。あれっくすと申します。西の地方都市、福岡でシステムエンジニアとして働きつつインターネット上のいろいろな場所に顔を出している、40代半ばの男です。 今回は私と同年代の方々に向けて、自分とエンターテインメント(エンタメ)の関係を語っていこうと思う。何か参考になれば幸いだ。 この年代になってくると、社会的責任も大きくなり、趣味の時間をあまり多く取れない人たちも多いことだろう。さらには趣味に対する柔軟性が失われ、過去に好きだったものを繰り返し楽しむようになりがちだ。 そんな中で、私はなるべく積極的に新しいエンタメを開拓するように心がけ、楽しんでいる。この記事では、新しい趣味に飛び込むために私がどのよ
年 出来事 備考 1990 小説『紺碧の艦隊』発売 90年代を通じて架空戦記*1ブームが起きる。のちの二次創作SSへの影響が指摘される。 1995 アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』放送 1996 SS投稿サイトとエヴァSSの増加 投稿サイトと言っても個人サイトがテキストを預かって公開するようなかたち。後に(1999年ごろ?)『楽園』のようなWeb小説検索サイトも整備されていく。 1997 映画『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』公開 納得のいかない結末を補完するかたちでSSがさらに増加する。 MMORPG『ウルティマオンライン』開始 『ソードアート・オンライン』などへと影響を与える。 1998 ドリーム小説*2が流行 この頃にJavaScriptを使った名前変換スクリプトが配布された。2002年頃に「DreamMaker」というCGIが広まりさらに流行。 1999 掲
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