日本ヒューレット・パッカード(HP)は8月4日、企業システムの仮想化/クラウド環境の早期構築・導入を支援する「Cloud検証センター」を同社本社に設立したことを発表した。今後1年間で100社の検証実施を目標に掲げている。 Cloud検証センターでは、日本HPとヴィエムウェアの製品を組み合わせた動作検証済みのソリューション「HP 3cV」を検証環境として用意する。仮想化/クラウド環境におけるビジネスアプリケーションの動作状況などを確認できる。 日本HPの執行役員 エンタープライズサーバー・ストレージ・ネットワーク事業統括 杉原博茂氏は「サーバ仮想化が進む一方で、サイロ化したストレージの運用コストや管理負荷などがボトルネックとなる」とし、クラウド環境構築の課題がストレージの利用効率の低さにあると指摘。その上で「ストレージ仮想化を含めた最適なシステム基盤の青写真としてHP 3cVを活用してもらう