全世界で稼働中のスーパーコンピュータの演算性能を集計するTOP500プロジェクトが、最新のランキングを発表した。首位は米ローレンス・リバモア国立研究所の「Sequoia(セコイア)」。米IBMのBlueGene/Qシステムを採用したもので、LINPACK演算性能は16.32ペタフロップスである。これまで首位だった理化学研究所の「京」は2位に後退した。 Sequoiaは、米IBMのプロセッサ「Power BQC 16C」(1.6GHz駆動)を約157万コア(約10万チップ)搭載した、低消費電力を特徴とするスパコンである。最大消費電力は7890kWで、今回2位の「京」(約70万コア、10.51ペタフロップス)の12660kWよりも低い。 3位、4位には、同じくIBMが開発した初登場のスパコンがランクインした。3位はIBMのBlueGene/Qシステムを採用した米アルゴンヌ国立研究所の「Mira
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