仏ジョセフ・フーリエ大学の研究チームが体内でエネルギーを作り出すバイオ燃料電池を生体内で機能させることに初めて成功したそうだ (BBC News の記事、本家 /. 記事より) 。 バイオ燃料電池は一極がブドウ糖から電子を取り去り、もう一極が酸素と水素にその電子を渡し水を作り出すというものであり、電極を回路に繋いで生じた電流をペースメーカーなどの体内装置の電源とすることが期待されている技術であるという。原理としては非常に単純なものであり、人体には常にブドウ糖も酸素も存在するため仮定の話とはいえ無限に機能し続けることが可能とのこと。研究チームはナノテクノロジーを用いてこの原理をほぼそのまま実現したバイオ燃料電池を開発し、生体内で機能させることに初めて成功したそうだ。このバイオ燃料電池の片方の電極はカーボンナノチューブとブドウ糖酸化酵素とを混ぜた圧縮物から成り、もう一方の電極はカーボンナノチュ