[東京 4日 ロイター] 日立製作所6501.Tと三菱重工業7011.Tが電力などインフラ関連を中心とした事業統合で協議に入ったことが分かった。複数の関係筋が4日、ロイターの取材に明らかにした。将来的には経営統合も視野に入っているという。ただ、両社の思惑が完全には一致しておらず、統合協議が合意に至るかどうかは不確定要素も多い。 関係筋によると、日立と三菱重は原子力や火力などの電力事業や鉄道事業、水処理などのインフラ関連分野を中心に事業統合する協議に入った。 日立の中西宏明社長は4日早朝、報道陣の取材に対し、三菱重工と統合について協議することを認め、「夕方に発表する」と語った。しかし、両社は同日開いた取締役会で統合協議の開始を決める予定だったものの最終調整が間に合わず、協議開始の合意を見送った。正式な協議開始がどの時点で始まるのかは見通せていない。 日立は4日午前、三菱重工との統合報道につい
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