日立製作所は2014年5月14日、OSにAIXを搭載したUNIXサーバー機「EP8000シリーズ」のラインアップを強化し、エントリークラスの2モデルについて、最新CPU「POWER8」を搭載した後継モデル(写真)を用意したと発表した。トランザクション性能は、既存モデル比で最大約1.9倍という。しばらくはPOWER7+搭載の既存モデルを併売し、徐々に新モデルに一本化する。 EP8000シリーズは、米IBM製のCPUとOS(POWERプロセッサーとAIX)を採用した、SMP(対称型マルチプロセッシング)構成のRISC UNIXサーバー機である(関連記事:日立、AIXサーバーのエントリー機にPOWER7+を搭載)。 今回新たに、エントリーモデルとして、「EP8000 S814」(最大6CPU、メモリーは16G~512Gバイト)と、「EP8000 S824」(最大24CPU、32G~1024Gバイ