イタリアFerrari社は2014年4月17日、直噴ターボエンジンを積む4シーターのオープンカー「カリフォルニアT」を日本で初公開した。価格は税込みで2450万円、納車は2014年後半からとなる。 同車は2014年3月の「ジュネーブモーターショー」で発表されており、ターボ過給によって排気量を削減しながら、出力やトルクを向上させたのが特徴。 従来のカリフォルニアが排気量4.3L・自然吸気の直噴V型8気筒エンジンを搭載していたのに対し、California Tは、同じV8・直噴だが排気量を3.855Lに縮小する一方で、ツインスクロールターボを装着し、最高出力を360kW から412kWに、最大トルクを505N・mから755N・mに高めた。圧縮比は9.4。CO2排出量は270g/kmから250g/kmに減らしている。
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