まるでラグジュアリーブランドのようにマーケティング展開されるビールがある。キリンの「ハートランド」だ。 通常、一般的なビールのマーケティングは、テレビCMなどを通してマス向けに実施されることが多い。マスマーケティングと営業力との掛け算で拡販する消費財だからだ。 しかし、同じ商材であっても、特にこだわりの深いファンを抱えるハートランドのようなブランドに、それはふさわしくない。一度に多くの人へメッセージを届けるよりも、ブランドストーリーを「狭く深く」訴えかけることが効果的だからだ。 そこでキリンは、ブランドストーリーをにじませるYouTube動画を軸に、提供店舗における対面対応も組み込んだ、一連のプロモーション「SLICE OF HEARTLAND」を企画した。キャンペーンを担当した、同社デジタルマーケティング担当の田代美帆氏は、あくまで「プロモーションらしくしないことを心がけた」と語る。 ま
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