「明日入っているホテルの予約、キャンセルできないものか」――。急な仕事や、家族の用事などで突然、ホテルや旅館の予約をキャンセルしなければならない事態に巻き込まれたことがある人は少なくないだろう。が、ホテルや旅館の多くは、宿泊当日キャンセルした場合は返金なし、前日なら宿泊費の75%をキャンセル料として徴収する、といったルールを各宿で設けており、急に予約を取り消した場合、ほとんどは泣き寝入りとなる。 こうした中、日本初の「宿泊権利」を売買できるサービスが登場し、話題となっている。近年、フリマアプリ「メルカリ」や、チケット売買サイト「チケットキャンプ」など、2次流通市場が活況を帯びているが、宿泊権利に特化したサービスとはいったいどんなモノなのだろうか。 サイトには高級ホテルがずらり 「Cansell(キャンセル)」と銘打ったサービスでは、宿泊予約を出品者が自ら価格を決めて出品できる。売買が成立す
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