国内で,一般消費者に向けたWebサイトへの改ざん攻撃が止まらない。しかも改ざんされたページには ,悪質なサイトにユーザーを誘導してウイルスを送り込む“わな”が仕掛けられる。3月10日前後から12日までの間に,一斉にWebサイトがページを改ざんされた。最たる例が,セキュリティ対策ベンダーのトレンドマイクロである。海外のWebサイトを含め,2万サイト以上が被害に遭ったという。 この日,ラックの監視センター(JSOC:セキュリティ・オペレーション・センター)では,通常の70倍から100倍の攻撃トラフィックを確認した。その後,いったん攻撃は止まったものの,攻撃が再開され,今も続いている。3月末には,デジタル・オーディオ・プレーヤなどを開発するクリエイティブメディアがWebページを改ざんされ,一時的にWebサイトを閉鎖していたことを明らかにした。 ■参考記事:トレンドマイクロのWebサイトが改ざん,
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