仏法相、妊娠を公表 相手については沈黙2008年9月11日17時4分印刷ソーシャルブックマーク 【パリ=国末憲人】アラブ移民2世としてフランス初の主要閣僚となり、その成功ぶりから米国務長官になぞらえて「フランスのライス」と呼ばれる独身女性のラシダ・ダチ法相(42)が妊娠を公表し、話題を呼んでいる。法相は今後も執務を続ける意向を示している。 法相はこの夏、ふっくらしたおなかのラインを写真に撮られて妊娠が取りざたされていたが、記者団に3日「安定するまでそっとしてほしい」と語り、事実上認めた。 ダチ法相はモロッコ移民の父とアルジェリア移民の母を持ち、仏移民街の典型的な貧困家庭で育った。サルコジ大統領に見いだされ、閣僚に就任。仏社会に適応した移民2世の模範として称賛された。 相手について「私は複雑な私生活を抱えている。それ以上は話さない」と沈黙を決め込んだ。スペイン各紙は4日、「パパはスペインのア