ブックマーク / high190.hatenablog.com (80)

  • カナダの高等教育について調べる - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 現在、個人的な事情(具体的には研修のために)カナダの高等教育について調べています。 www.timeshighereducation.com 日ではアメリカの高等教育事例は学術的なものから留学情報まで様々なメディアで報じられていますが、あまりカナダの取り組みは聞こえてこないように思えます。(私の不勉強も一因とは思うのですが) しかし、THEランキングなどを眺めると世界的に優れていると評価される大学が多いことが分かります。カナダは「高等教育大国」の米国の隣で、どのように高等教育を行なっているのか、また大学間の連携はどうなっているのか。加えて、大学経営の戦略計画・IR・質保証との関係性など、興味は尽きません。当に基礎的な部分でしかないのですが、いくつかの資料を読みながら大枠だけでも早いうちに掴んでおきたいと思っています。 質保証関係 カナダおよび先進諸国の教育専念教員

    カナダの高等教育について調べる - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
  • 大学コンソーシアム京都主催の第20回FDフォーラムに参加しました(1日目) - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 平成27年2月28日〜3月1日の2日間で同志社大学にて開催されたフォーラムに参加してきました。 このフォーラムは全国で開催されるFD関係イベントでも最大級のもので、私も2回目の参加になります。今回もhigh190が参加したセッションについて、所感をまとめてみました。分量が多いので1日目のプログラムに関して先にまとめます。理解違いなどがある可能性がありますので、悪しからずご了承下さい。 第20回FDフォーラム(出典:大学コンソーシアム京都) シンポジウム「学修支援を問う〜何のために、何をどこまでやるべきか〜」 コーディネーター 村上正行氏(京都外国語大学マルチメディア教育センター准教授) シンポジスト 日向野幹也氏(立教大学経営学部教授・リーダーシップ研究所所長) 溝上慎一氏(京都大学高等教育研究開発推進センター大学院教育学研究科教授) 浜島幸司氏(同志社大学学習支援・

    大学コンソーシアム京都主催の第20回FDフォーラムに参加しました(1日目) - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
  • 読売新聞「大学の実力2013」を活用した偏差値・退学率・就職率を分析した論文が興味深い - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 今年も読売新聞が実施する「大学の実力」調査の結果が7月9日、10日の2日間に渡って紙面に掲載されました。大学関係者のみならず、社会的にも大きな注目を集めている調査ですが、公表された調査結果を具体的に大学改革へと活かしている大学も多くあるのではないかと思います。 また、この調査によって大きな注目を集めたのが大学の退学率と就職率です。大学からすると退学率は公表したくない指標のひとつではありましたが、この調査を通じて現在では多くの大学が退学率を公表するようになっています。今年の10月から稼働予定の大学ポートレート*1においては中途退学者数、留年者数等は公表項目から除外*2されていますが、いずれ公表が必須となるのではないか?と予想しているところです。そういった意味でも大学・受験生にとっても重要な指標である退学率ですが、読売新聞の調査データを基に社会科学系の学部*3で偏差値と退

    読売新聞「大学の実力2013」を活用した偏差値・退学率・就職率を分析した論文が興味深い - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
  • 国立情報学研究所のJAIRO Cloud説明・講習会に参加しました - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 ご報告がだいぶ遅れてしまいましたが、2月6日(木)、7日(金)に東京の国立情報学研究所で行われたJAIRO Cloud説明・講習会に参加してきました。私は初日のみ参加でしたが、勉強になったので、当日の様子をまとめておきたいと思います。 ちなみにJAIRO Cloudとは国立情報学研究所が提供する共用リポジトリサービスのことです。リポジトリとは「大学とその構成員が創造したデジタル資料の管理や発信を行うために,大学がそのコミュニティの構成員に提供する一連のサービス」という定義がなされているようです。*1平成25年4月1日に施行された学位規則の改正によって、今まで印刷公表とされていた博士論文の公表方法がインターネットを利用した公表と改められたことにより、*2にわかに大学関係者を賑わす話題になりました。 リポジトリ構築の背景にはオープンアクセスの進展や学術情報基盤の整備など、

    国立情報学研究所のJAIRO Cloud説明・講習会に参加しました - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
    min2-fly
    min2-fly 2014/03/17
    これは有り難いまとめ/ワーキングペーパーの登録についてコメントした。分野にもよってはキラーコンテンツになるのでガンガン登録すると良いと思います
  • Times Higher Educationの世界大学ランキング2013-2014が発表されました - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 今年のTimes Higher Educationによる世界大学ランキングが公表されましたので、早速結果を見てみましょう。 東大、アジア首位守る 英誌調査 京大、東工大、阪大−日勢好調(出典:MSN産経ニュース 2013/10/03) 英教育専門誌、タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は2日、今年の「世界大学ランキング」を発表、東京大が23位(昨年27位)と昨年から四つ順位を上げてアジア首位の座を守った。上位200校に入った日の大学は5校で昨年と同数だった。同誌は、ランクインした日の5校のうち4校が昨年より順位を上げていることに触れ「日の大学の国際的地位を高めようとする政府の取り組みの成果が上がっていることを示している」と分析した。 研究論文の引用頻度や教員スタッフ1人当たりの学生数などを基に順位を付けた。米カリフォルニア工科大が3年連続でトップ。2

    Times Higher Educationの世界大学ランキング2013-2014が発表されました - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
  • 鳥取大学発ベンチャーの「ファインドパース株式会社」が面白い。大学でのデータサイエンティスト活用へのヒント - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 私個人の特徴として「知的好奇心」が強いという点があります。言うなれば色んな事に関心が向く分、なかなかひとつのことに絞れないのは良くないことだと感じますが、その意味でもブログでは色々な情報を取り上げられるので、自分なりには好意的解釈して、記事を書くことに繋げていけるよう努めています。さて、最近の大学関係ニュースで私が関心を持った取り組みとして、鳥取大学工学部の教授らによるベンチャーのデータ分析会社設立のニュースがあります。 鳥大工学部教授「ヒット予想会社」設立(出典:読売新聞 2013/09/18) 「ヒット現象の数理モデル」を考案した鳥取大学工学部の石井晃教授(56)(物理学)と、同大学院博士後期課程の新垣久史さん(38)がデータ分析会社を設立し、企業のコンサルタント業務を始めた。同大学の研究成果を生かした10社目のベンチャー企業。物理学と数学を駆使した方程式で商品の

    鳥取大学発ベンチャーの「ファインドパース株式会社」が面白い。大学でのデータサイエンティスト活用へのヒント - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
  • 教育再生実行会議による提言は大学ガバナンスの向上に資するのか - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 第2次安倍内閣が発足してから、積極的な経済政策や政策提言などが行われ、「アベノミクス」という言葉を聞かない日がないぐらい、ニュースでも取り上げられることが増えています。 そして安倍内閣が掲げる成長戦略には当然、大学改革のことも含まれていますが、内閣に置かれた教育再生実行会議で様々な議論が行われており、少し前ですが、大学の教授会機能の見直しについての提言案をまとめたとの報道がありました。 教授会の役割縮小…教育再生実行会議が提言案(出典:読売新聞 2013/05/18) 政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大総長)は、学長の権限を強化して大学改革を進めるため、実質的に大学の意思決定機関となっている教授会の役割を見直し、学長に助言することなどに限定するよう求める提言案をまとめた。教授会の役割は、学校教育法で「重要な事項を審議する」ことと定められているが、多くの大学で

    教育再生実行会議による提言は大学ガバナンスの向上に資するのか - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
  • 文部科学省が破綻した大学の学籍簿の管理及び証明書発行の業務を大学評価・学位授与機構へ移管 - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 群馬県の創造学園大学を設置していた学校法人堀越学園に対する解散命令が通知*1されたことは記憶に新しいと思います。設置校のうち、大学については文部科学省が、専門学校、幼稚園については、群馬県が学校法人から引き継いで証明書等の発行業務を行うこととなりましたが、創造学園大学については文部科学省から大学評価・学位授与機構へ移管する方針を固めたそうです。 破綻した大学の学籍簿、独立行政法人が引き継ぎ(出典:読売新聞 2013/04/08) 文部科学省は、経営不振などで存続できなくなった大学の学籍簿を保存して卒業証明書などを発行する業務を、独立行政法人「大学評価・学位授与機構」に委ねる方針を固めた。 卒業証明書は、卒業生が就職や進学の際に必要となることから、学籍簿が散逸して卒業生が不利益にならないようにする。 学籍簿については、学校教育法施行規則で20年間の保管を大学に義務づけて

    文部科学省が破綻した大学の学籍簿の管理及び証明書発行の業務を大学評価・学位授与機構へ移管 - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
  • 大学職員が仕事と研究の情報収集方法をまとめてみる - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    ※更新情報(2021/05/22)Google Scholar,ERIC,公的機関のメーリングリスト情報等を追加 Google Readerを使っていないhigh190です。 昨日あたりからGoogle Readerがサービス終了することについて、各所で議論になっているようです。 GoogleRSSリーダー「Googleリーダー」が7月1日でサービス終了(出典:GIGAZINE 2013/03/14) ちなみに私はGoogle Readerもそうですけど、RSSリーダー自体を使っていません。情報収集の方法は人それぞれなのですが、たまには自分の情報収集方法などをまとめておこうかと。情報収集に関する記事はだいぶ前に一度書いているので、*1焼き直しなのですがちょうどいいタイミングかと思いますので、今回まとめておきたいと思います。なお、私が活用しているWEBサービスのうち公開しているもの(はてな

    大学職員が仕事と研究の情報収集方法をまとめてみる - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
  • 図書館改革からアクティブ・ラーニングを推進する。 - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 つい先日、大阪市立大学の図書館開館時間について、学生が橋下大阪市長へのtweetをしたことを契機に開館時間の見直しを行うことになったのは記憶に新しいところかと思います。*1このように学生へのより良い学修環境を提供する観点で図書館を活用する取り組み、ラーニングコモンズが色々と広がりを見せています。一例ですが、名古屋大学附属図書館のラーニングコモンズでは、「自律的な学習を支援し、知識の創造を促す、図書館の新しい学習空間」*2という定義がなされています。 このように、今までは受動的に利用者を待つ存在だった図書館から、より学生の学修支援に対してアクティブに仕掛けていくことがこれからの図書館には求められているようです。今日ご紹介する和歌山大学の図書館では、公立図書館の改革を成し遂げてきたスペシャリストを図書館長に据えて積極的な改革を行っているようです。 〈劇的ビフォーアフター〉

    図書館改革からアクティブ・ラーニングを推進する。 - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
  • アクティブ・ラーニングと中教審答申をめぐる高等教育研究者の議論を聞いてきました - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 12月20日(木)に日私立大学協会附置私学高等教育研究所主催の公開研究会、「中教審答申(24・8・28)をどのように受け止めるか−これからの具体的な課題は何か」 に参加してきました。今年の8月28日に公表された「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて〜生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ〜」*1の取りまとめに関わった先生方のお話を聞くことができるということで、たくさんの人が公開研究会に来ていました。今年の8月にも公開研究会に参加したのですが、2回続けて参加することになりました。*2 今回も簡単ですが、high190が参加したまとめをお知らせしたいと思います。 「中教審答申(24・8・28)をどのように受け止めるか−これからの具体的な課題は何か」 (出典:日私立大学協会) 1.全学ディプロマ・ポリシーとアセスメント・ポリシーに基づく教学マネジメン

    アクティブ・ラーニングと中教審答申をめぐる高等教育研究者の議論を聞いてきました - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
    min2-fly
    min2-fly 2012/12/26
    "アクティブ・ラーニングの実施は教員・学生を疲弊させる側面を持っている" "科目数を減らして大規模授業を組織化して、アクティブ・ラーニング化することがポイント"
  • 田中眞紀子文部科学大臣が来春新設の大学認可を見送り、波紋が広がる - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 中央教育審議会の大学設置・学校法人審議会が、来春の開設に向けて認可を申請していた3大学について開設認可を答申したことに対し、田中眞紀子文部科学大臣が認可を見送ったことで波紋が広がっています。 文科相 3大学の認可を見送り(出典:NHK NEWSWEB 2012/11/02) 田中文部科学大臣は記者会見で、大学などの開設の認可の在り方を抜的に見直したいとして、文部科学省の審議会が来年春の開設を認可すると答申した秋田市、札幌市、愛知県岡崎市の3つの大学の認可を見送ったことを明らかにしました。田中文部科学大臣が認可を見送ったのは、秋田市の秋田公立美術大学、札幌市の札幌保健医療大学、それに、愛知県岡崎市の岡崎女子大学です。 3つの大学について、有識者でつくる文部科学省の「大学設置・学校法人審議会」は1日、来年春からの開設を認可すると答申しましたが、田中大臣は、大学などの開設

    田中眞紀子文部科学大臣が来春新設の大学認可を見送り、波紋が広がる - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
  • 国内大学のグローバル化と海外大学の誘致、どっちがお得? - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 韓国の済州特別自治道が外国営利法人に対して、大学設立や利益金の国送金を認める制度改善案を議会に提出したというニュースがありました。 済州道 海外営利法人の大学設立許可などで財政強化(出典:中央日報 2012/09/24) 済州島を行政区域に持つ済州特別自治道が外国営利法人に対し、大学設立や利益金の国送金を認める方針を打ち出した。特定地域を観光客専用免税特区に指定し、法人税などの国税を地方税に移譲する制度も推進する。 済州道は24日、これら内容を柱とした制度改善案をまとめ、道議会に提出したと明らかにした。 改善案では済州英語教育都市に外国の営利法人が、大学や大学院の分校を設立することを認める。韓国政府は現在、営利法人が同都市に英語専用国際学校を設立することは認めているが、外国の大学設立は認めていない。 また、営利法人が済州島に投資して得た利益を国に送ることを認める

    国内大学のグローバル化と海外大学の誘致、どっちがお得? - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
  • Times Higher Educationの世界大学ランキング2012-2013が発表されました - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 毎年恒例のTimes Higher Educationによる世界大学ランキングが公表されました。 東大がアジア首位守る 大学ランキング、中韓躍進(出典:日経済新聞 2012/10/04) 英教育専門誌、タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は3日、今年の「世界大学ランキング」を発表した。上位200校に入った日の大学は5校と昨年と同数で、東京大が27位(昨年30位)とアジア首位の座を守った。 東大以外で上位に入った日の4校はいずれも昨年から順位を落とし、国際化を進める韓国中国の躍進が目立つ中で「日全体としては憂慮すべき結果」(同誌)となった。 近隣国では、韓国のソウル大が昨年の124位から59位に躍進。29位のシンガポール国立大、46位となった中国の北京大など順位を上げる大学が目立った。同誌は「高等教育の勢力分布が欧米からアジアにシフトしている」と分析

    Times Higher Educationの世界大学ランキング2012-2013が発表されました - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
  • 秋田大学が秋田県の高校教員と共同開発した「高大接続テキスト」が話題に - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 今年の8月28日に文部科学大臣が、中央教育審議会に対して「大学入学者選抜の改善をはじめとする高等学校教育と大学教育の円滑な接続と連携の強化のための方策について」という諮問を行いました。*1 中等教育と高等教育の接続をいかに円滑に進めるかは、現在の日が抱える大きな問題の一つであると言えるでしょう。このような現状に対する解決策を模索する上で参考になると思われる事例をご紹介したいと思います。秋田大学が秋田県内の高校教員と共同で開発した「高大接続テキスト」が話題になっているようです。 秋田大 高校と協力し教(出典:読売新聞 2012/09/21) 高校で学び残した知識を早く身に着けられるように、秋田大学が地元高校教員と共同製作した「高大接続テキスト」が好評だ。テキストを高大連携して作るのは全国的に珍しく、注目を集めている。 今年3月、同大と県立高校の教員計32人で作った。

    秋田大学が秋田県の高校教員と共同開発した「高大接続テキスト」が話題に - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
  • 日本私立大学協会附置私学高等教育研究所の公開研究会に出席してきました - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 8月9日(木)に日私立大学協会附置私学高等教育研究所主催の公開研究会に出席してきました。この研究会は平成12年度から既に53回の開催を数える研究会で、毎回テーマを設定し、高等教育の専門家による講演が行われています。今回の講師は、文部事務次官やユネスコ日本代表部特命全権大使などを歴任した佐藤禎一先生*1(国際医療福祉大学 学事顧問・大学院教授)による「各国の高等教育の新潮流」というものでした。 第53回 各国の高等教育の新潮流(出典:日私立大学協会Webサイト) 今回もhigh190がポイントだと思った点をまとめてみました。若干、表現の違いなどがあるかも知れませんがあしからず。 1.この1年に起こった高等教育政策の変化 大学のユニバーサル化 大学の機能分化、高等教育の職業教育へのシフト 日と諸外国の高等教育政策を比較すると、どの社会も高齢化社会への対応を急いでおり

    日本私立大学協会附置私学高等教育研究所の公開研究会に出席してきました - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
  • 大学にフューチャーセンターを作ろう! - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 日曜日に職場で開催された面白いワークショップに参加してきました。皆さんは「フューチャーセンター」というものをご存知でしょうか?フューチャーセンターとは、「対話を未来のイノベーションにつなげる仕組み」として北欧で生まれた手法で、企業、政府、自治体などの組織が中長期的な課題の解決を目指し、様々な関係者を幅広く集め、対話を通じて新たなアイデアや問題の解決手段を見つけ出す場を作ることを目的にしています。 そして、様々な方々と議論することをフューチャーセッションというようです。私が参加したワークショップは、特定の地域に関連する大学、行政、企業、NPO、居住者などが地域の未来について語るものでしたが、近年は大学においても地域協働が重要視されるようになっており、様々な課題を解決する可能性を秘めたものであるように感じました。5月26日から6月10日までの期間は「フューチャーセンター・

    大学にフューチャーセンターを作ろう! - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
  • Times Higher Educationが開学50年未満の新興大学ランキングを公表。日本からは筑波大学がランクイン - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 世界大学ランキングで知られるイギリスのTimes Higher Educationが、開学50年未満の大学を対象とした「世界の新興大学ランキング」を公表し、日からは筑波大学がランクインしたとの報道がありました。アジアからは16校がランクインし、躍進を示す結果となったようです。 新興大学の評価、東アジア勢上位 英誌がランキング(出典:日経済新聞 2012/05/31) 英教育専門誌、タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は31日、開学から50年未満の大学のみを調査対象とした「世界の新興大学ランキング」を発表した。 上位5校のうち3校を韓国と香港が占めるなど、東アジア勢への高評価が目立った。日からは筑波大(39位)が唯一、上位100校に入った。 このランキングは、毎年「世界大学ランキング」を発表している同誌による初の試み。研究論文の引用回数や留学生の数など、

    Times Higher Educationが開学50年未満の新興大学ランキングを公表。日本からは筑波大学がランクイン - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
  • 就職活動の失敗による学生の自殺が増えているとの報道を受けて、大学職員として何をすべきか - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 学校基調査による大卒者の就職率は平成22年度が60.8%*1、平成23年度が61.8%*2と、依然として低い水準で推移しています。 こうした世相を反映してなのか、就職活動の失敗による大学生など10〜20代の若者の自殺が増えているとの報道がありました。 就活失敗し自殺する若者急増…4年で2・5倍に(出典:読売新聞 2012/05/09) 就職活動の失敗を苦に自殺する10〜20歳代の若者が、急増している。 2007年から自殺原因を分析する警察庁によると、昨年は大学生など150人が就活の悩みで自殺しており、07年の2・5倍に増えた。 警察庁は、06年の自殺対策基法施行を受け、翌07年から自殺者の原因を遺書や生前のメモなどから詳しく分析。10〜20歳代の自殺者で就活が原因と見なされたケースは、07年は60人だったが、08年には91人に急増。毎年、男性が8〜9割を占め、昨年

    就職活動の失敗による学生の自殺が増えているとの報道を受けて、大学職員として何をすべきか - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
  • 大阪市立大学工学部都市基盤工学科がカリキュラム不備で一級建築士の受験資格を得られない事態に - Clear Consideration(大学職員の教育分析)

    high190です。 公立大学法人大阪市立大学工学部都市基盤工学科の2005〜08年度に入学した学生が、来得られる1級建築士の受験資格がカリキュラムの不備で申請できないという事態が起こっていたそうです。 大阪市大で建築士試験受けられず 申請の遅れも(出典:47NEWS 2012/03/13) 大阪市立大は13日、カリキュラムの不備などが原因で2005〜08年度に工学部都市基盤工学科に入学した学生が、1級建築士試験の受験資格を得られないケースがあったと発表した。 試験は当時、国土交通省が認定した学科を卒業し、2年の実務経験を経るなどすると受験できる制度だった。大学は05年、認定を受けていた土木工学科の名称を都市基盤工学科に変更。国交省との連絡が不十分で再び認定を受けるための申請は09年4月まで遅れていた。 昨年6月、実務経験を終え受験を申し込んだ卒業生に国交省から資格がないと連絡があり、発

    大阪市立大学工学部都市基盤工学科がカリキュラム不備で一級建築士の受験資格を得られない事態に - Clear Consideration(大学職員の教育分析)
    min2-fly
    min2-fly 2012/03/18
    これ本当洒落にならないよなー。責任のとりようも思いつかないがどう落とし前をつけようがあるのか・・・