鈴鹿医療科学大学学長、元国立大学財務・経営センター理事長、元三重大学学長の「つぶやき」と「ぼやき」のblog 法人化後、各国立大学はさまざまな経営の改善に取り組んでおり、法人化前に比べると雲泥の差があると感じます。特に附属病院の経営改善への取り組みはかなりのレベルに達していると思います。 財務・経営センターでは、このような各大学法人と附属病院の業務改善の取り組みを集め、その中から、他大学の参考になると思われる取り組みを取り上げて、現地ヒアリングを行って他大学に紹介させていただき、情報の共有化を図ってきました。 今回は、鳥取大学の附属病院と島根大学の附属病院を訪問して、現地ヒアリングをさせていただいたので、それをごく簡単にご紹介します。(詳細は後日公表される事例集をご覧下さい。) まず1月24日に鳥取大病院、翌日の25日に島根大病院を訪問しました。米子空港に到着した時は雪。この地域がお正月の