こちらのブログに掲載するのはすっごく久しぶりですが、図書館系勉強会の記録になります。 今回は図書館情報メディア研究科の博士課程1年次の方による、「アメリカ公共図書館とその周辺の近現代史」です! アメリカ公共図書館とその周辺の近現代史 20121219 shimoyama from Haruna Hirayama この発表をするきっかけ アメリカ公共図書館の評価の歴史を調べていた 評価や経営の歴史は、世の中のいろんなことに影響を受けていたので、その周辺の知識をまとめようと思った。 本日の参考図書 amazon:図書館と図書館職 amazon:図書館の歴史 アメリカ編 amazon:アメリカ公立図書館成立思想史 amazon:新たな図書館・図書館史研究 (一冊だけ記録し忘れてしまいました;) 周辺の歴史が図書館に影響を与えた事例 世界大恐慌 ジェシー・シェラ:(世界大恐慌の影響を免れず)図書館
ご無沙汰しておりますhumottyです。生きてます。 第4回配信 – KLC -春日ラーニングコモンズ- 記録の更新を後輩に引き継いで*1からも、細々と続いていた図書館系勉強会ですが、この度、筑波大学知識情報・図書館学類生の松野くんが主催されているKLIS RADIOの第4回配信のテーマに選んでいただきました。 本来なら、既に勉強会を継いでいただいている後輩ちゃんに出演していただくのが筋なのですが、なぜか自分がゲストとなってしまいました。ラジオの収録は初めてで興味深くて楽しかった反面、自分の声の気持ち悪さにぐぬぬしてました。誰しも自分自身の声って苦手ですよね。 そんな図書館系勉強会のお話をmin2-flyさんのかたつむりブログにも取り上げていただきました!もちろん取り上げていただいているだけでなく、毎回勉強会ではとてもお世話になっています。 図書館系勉強会は、今年は図書館総合展にもポスター
最近収集している図書館漫画をリスト化してみました。今回は図書館がメインテーマであることに焦点をあてていますが、例えば「草子ブックガイド」のように、話の一部にしか登場していないものも取り上げます。また、単に図書館が出てくるだけではなく、”図書館らしさ”を描いている漫画を集められると良いなと思います。(学校図書館、図書委員を含めると膨大になってしまいますので、「草子ブックガイド」*1以外は今回は外しました。) 図書館漫画についてのより詳細な(ほぼ網羅的な)データは図書館漫画データベース - Yahoo!ブログに集められています。このリストはそれよりももっと大雑把に、「図書館をテーマに据えた」漫画を扱ってみたいと思います。データベースの方を見ていただければわかりますが、意外と図書館を扱った漫画は膨大にあるので、今回は自分の主観と好みによるリストであることをご承知おきください。 公共図書館 夜明け
図書館の主 1 (芳文社コミックス) 作者: 篠原ウミハル出版社/メーカー: 芳文社発売日: 2011/08/09メディア: コミック購入: 4人 クリック: 221回この商品を含むブログ (38件) を見る 図書館の主 2 (芳文社コミックス) 作者: 篠原ウミハル出版社/メーカー: 芳文社発売日: 2012/01/16メディア: コミック購入: 7人 クリック: 39回この商品を含むブログ (16件) を見る (以下ネタバレあり) 「図書館の主」は私立の児童図書館を舞台にした図書館漫画です。タチアオイ図書館で働く司書の御子柴くんと児童書をテーマに、図書館や物語にまつわる出来事などが描かれています。帯の文句にあるように、基本的には児童書がメインなのですが、私立といえど図書館にまつわる話も細かく描写されているのがポイントです。 例えば2巻収録の第11話「書店と図書館」では、お客さんが自分
年が明けましたので、久しぶりに図書館系勉強会を開催しました! 今回の発表は今までで最年少の、学部3年生の水上さん(@hebiko)が担当してくれました。今回の記録も、個人の主観の入った調査による発表であること、また他人が聞き取れる範囲での記録になっていることをご理解いただきつつ、ご覧いただければと思います。 20110120刑事施設 View more presentations from Haruna Hirayama 刑務所図書館ってご存知ですか? 刑務所図書館の人々 アメリカやイギリスの話は聞くが、日本はどうなっているのか? 日本に刑務所図書館と規定されるものはない ではどうなっているのか? 刑事施設とは スライド参照 刑事施設および被収容者などの処遇に関する法律 自由刑及び未決拘留を執行する施設 刑事施設内で書籍の取り扱い 法律-訓令で定められている 刑事収容施設及び被収容者等の処
Googleの“Google Books Ngram Viewer”というサービスがあります。このサービスについて説明した動画が面白かったので、1800年から2000年における図書館についても調べてみました。 Google Ngram Viewer Jean-Baptiste Michel + Erez Lieberman Aiden: 5百万冊の本から学んだこと | TED Talk “Google Books Ngram Viewer”とは “Google Books Ngram Viewer”については、カレントアウェアネスが詳しく紹介してくれています。 2010年12月16日、米国のGoogleが、Google Labs内に“Google Books Ngram Viewer”というツールを公開したようです。Googleの説明によると、この“Google Books Ngram V
図書館同種施設が気になっています。 図書館同種施設とは、図書館法上に規定されない図書館のことです。一般の図書館は教育委員会の所管にあたるのですが、図書館同種施設は主に首超部局が図書館を所管している場合にあてはまります。 図書館同種施設について以前こんなメモをとっていました。 図書館法上の図書館であれば、図書館法の規定を前提としているため、設置条例にはそれ以上の規定や名称・住所のみで済むが、公の施設としての図書館は図書館法を前提にできないので、設置条例中に図書館法に定められている事項をすべて規定しなければ、図書館法上の図書館と同じ機能を住民に保証したことにはならない。 図書館法上の図書館は、社会教育施設である以上、教育委員会が所管するものでなければならない。(地教行法23条、33条) 首長部局が所管する図書館は地方自治法第26条第2項を根拠としている。 地方自治法第26条に基づいて社会教育の
理想の図書館とは何か: 知の公共性をめぐって 作者: 根本彰出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2011/11/16メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 66回この商品を含むブログを見る 図書館の専門家により書かれた図書館に関する本。 当たり前といえば当たり前です。しかし、図書館に関する本といえば主題別の司書課程の教科書が多数を占め、今まで図書館についてここまで詳細に、かつ一般的に論じた本というのはあまりありませんでした。外国の文献なども細かに参照し、詳しく論じながらも、切り口は「勉強と図書館」や「場所としての図書館」、「情報通信技術と図書館」など一般市民にも分かりやすいものになっています。 分かりやすい切り口から書かれてはいるものの、やはり内容は少し難解で、図書館についてあまり知らない一般市民が読むには少しとっつきにくいでしょう。内容は素晴らしいので、この本の内容と、一般市
2011年も残すところあとわずかとなりました。ということで、2011年に書いたブログ記事をおさらいしてみたいと思います。 1月 2011年ブログ始め - 図書館学の門をたたく**えるえす。 東京女子大学マイライフ・マイライブラリー公開実績報告会で春日ラーニングコモンズについて発表してきました - 図書館学の門をたたく**えるえす。 週刊東洋経済に紹介していただきました - 図書館学の門をたたく**えるえす。 ソーシャルリーディングを利用した読書会について - 図書館学の門をたたく**えるえす。 2月 図書館情報学検定試験のインタビューを受けてきました - 図書館学の門をたたく**えるえす。 ラーニングコモンズラボラトリ発足準備会に参加してきました - 図書館学の門をたたく**えるえす。 ALIS with Lifo −図書館を学ぶ−に参加してきました - 図書館学の門をたたく**えるえす。
筑波大学の隅っこで開催している図書館系勉強会の記録です。第9回の今回は「「地域経営と政策決定」をテーマに発表していただきました!記録はid:min2-flyさんによるものです。 今回も同様に、個人の主観の入った調査による発表であること、またそれが他人が聞き取れる範囲での記録になっていることをご理解いただきつつ、ご覧いただければと思います。 公開用地域経営と政策決定 View more presentations from Haruna Hirayama 発表の記録 はじめに 政策とは 「政治が追求すべき目標とその達成の計画を示すもの」 国、都道府県、市町村レベルなど色々なところで行われる 広義では企業や人生の戦略も含まれる 今回扱うのは・・・地方自治体の図書館政策 2000年代以降・・・構造改革が大きな変化 図書館政策にも大きな影響 改革大綱・集中改革プランの中で図書館の指定管理・業務委託
先日はじめてのデジイチ(デジタル一眼レフカメラのこと)を購入してから、撮影の勉強をするために何冊か写真に関する本を購入して読んでいました。今日はその本のレビューをしたいと思います。 PENで撮るかんたんかわいい写真:思いどおりのイメージでたいせつな時を残すレシピ集 PENで撮るかんたんかわいい写真 ?思いどおりのイメージでたいせつな時を残すレシピ集 (美術のじかん) 作者: 山本まりこ出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2010/07/02メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 114回この商品を含むブログ (7件) を見る 最初に購入する本は、やっぱり自分の持っているデジイチ*1に合った本を買いたくて、PENの本を買いました。この本ではPENのE-PL1、E-P1、E-PL2までの機種に対応して操作方法を写真で詳しく解説してくれています。初めてデジイチ(PEN)を
筑波大学の隅っこで開催している図書館系勉強会の記録です。第7回の今回は「日本における図書館員の養成がどのように行われてきたのか」をテーマに発表していただきました! 図書館系勉強会資料(永見,20111118) View more presentations from Haruna Hirayama きっかけ (大学)図書館員の継続教育・研修と養成は表裏一体 逃れられない、図情OB・OG どこにいっても関係者がたくさん しかし、自分たちはあまり図情について知らない 図書館職員養成の変遷も合わせてみる 図書館員養成の黎明 近代以前 各図書館がそれぞれやり方を引き継ぎながら、師弟制度 出版される本の数も少なく、利用者もごく一部だった サ-ビスも閲覧や組織化。今ほどサ-ビスの数は多くない のんびり、じっくり育成できたのでは。完全なるOJT 現代 教育の普及、識字率の上昇により、利用者も増加 サ-ビ
港があり、遊園地がある、横浜みなとみらいの朝を撮ってみました。写真雑誌を読んでいてもみなとみらいはよく登場する良い撮影場所です。なんといっても夜景は見応えがありますが、夜の風景だけでなく、朝のみなとみらいの静謐な空気にも味があり、素敵でした。 図書館総合展の2日目と3日目はあまり天気が良くなかったのですが、1日目は青空の見える良い天気でした。陽が登り始めて、街が動き出すまでの間には、なんだか独特な空気がありますよね。 みなとみらいにはコスモワールドという遊園地があります。日中はジェットコースターや急流すべりが動いていて、活気ある場所ですが、まだ朝早く人気のない遊園地の空気も不思議です。人のいない学校と似たような印象でしょうか。ちなみにここの観覧車は羽海野チカの「はちみつとクローバー」に登場したあの観覧車。乗りたい乗りたいと思いつつ、中々機会に恵まれません。 朝の空気を表現したいと思い、色合
1年に1度の図書館の祭典、図書館総合展が2011年11月9日から11日までパシフィコ横浜で開かれていました。 今年は自分も少しお手伝いをさせていただいたのですが、無事終了して何よりです。来場者数も去年より多かったらしく、賑わいがあって何よりでした。 開催期間中はフォーラムのレポートをとったり、ウェブサイトに速報を掲載したり、スタンプラリーをコンプリートしたりして、忙しくしつつも満喫していた気もします。個人としてはポスターセッションにも出展していたのですが、300部用意したハンドアウトも無事全部なくなったり、多くの方に見ていただけたようで良かったです。 図書館総合展は年に一度、図書館の関係者が集結するお祭りのようで、Twitterでもまるで文化祭みたいとの発言もありましたが、本当にそんな感じで浮き足立つ三日間でした。図書館大会と違って、学生でも誰でも自由に参加できるというのが素晴らしいですよ
いやー、面白かった!!!先輩に発表をお願いした自分を褒めてあげたいくらい、とても面白い勉強会でした。ということで、図書館系勉強会第6回目は、「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」で有名なid:min2-flyことみんつー先輩の発表の記録になります。ちなみに、来週の図書館系勉強会図書館総合展のためにお休みで、次回は再来週になります。テーマなどは未定ですが、決まり次第こちらに掲載いたします。 いつものように、発表及びその記録は個人の理解できた範囲によるもので、必ずしも正しいわけではないことをご了承いただければと思います。それでは、どうぞ! 111104『「読む」とはどういうことか:速読とメディア』 View more presentations from Haruna Hirayama 今回の発表の動機 最近、本読んでる? ブクログのグラフ機能;読む冊数が増えた 9月は121冊。一日3冊ペース
筑波大学の隅っこで開催する図書館系勉強会も今回で第5回目を迎えました。ひと通り、参加者の発表が一巡したということで、今回は平山の2回目の発表になっております。記録は勉強会参加者で先輩の下山さんにとっていただきました。 勉強会についてはこちらをご覧ください。発表している内容については、個人の勉強した限りのことであり、内容の間違いなどもあるかもしれません。そのことをご了承いただいてご覧いただければと思います。 ちなみに、次回の勉強会(11/4(金))はid:min2-flyこと佐藤先輩が『 「読む」とはどういうことか:速読とメディア』というテーマで発表してくださるそうです!今からとっても楽しみですね!わーい! 111028「アメリカ図書館法について」 View more presentations from Haruna Hirayama 今回の発表の動機 Library Board(図書館委
これは公共図書館の歴史を変える一冊だ。 「レファレンスって何?」って聞かれても、この一冊を差し出せば済むようになるのだから 夜明けの図書館 (ジュールコミックス) 作者: 埜納タオ出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2011/10/17メディア: コミック購入: 28人 クリック: 385回この商品を含むブログ (27件) を見る その疑問、新米司書がお手伝いします。 市立図書館で働く新米司書・ひなこ。 「調べもの」を通して、本と、人と、心を繋ぐ。 ほんのりあったか、図書館マンガの誕生です!(帯より) 就寝前にこの本を読み終わって、さあ寝よう、と思っても、興奮冷めやらず、どうしても寝付けずにこの記事を書いている。 ページをめくるごとに、今さらながら、図書館ってすごい、レファレンスってすごい、そんな思いで胸がいっぱいになった。こんな感情は、大学に入ってから初めてだ。今まで、図書館について勉強
筑波大学大学院博士前期課程の学び(図書館情報学修士プログラム) View more presentations from Haruna Hirayama 筑波大学知識情報・図書館学類で2年生に向けて開設されている「学問と社会」という授業にて、図書館情報学プログラムを学ぶ大学院博士前期課程の院生の一人として20分間のプレゼンテーションをしてきました。 2年生といえば19歳と20歳。22歳(早生まれ)の自分との間には越えられない壁があります。この2年間がいかに貴重かは、過ぎ去ってしまわなければわかりません。過去を振り返ることは有意義ではありませんが、それでもたまに思い出してしまいます。 2年生の方に何かを話そうということになって、もちろん研究や大学院の授業について詳しく話すこともできるのですが、でももし私が2年生だったら、そんな話を聞いても知識にはなっても役に立つかは分からないのですよね。自分
2011/10/23 記録の間違いを一箇所訂正しました 同日に連続更新になってしまいましたが、筑波大学の隅っこで開催する第4回図書館系勉強会「文学研究ガイカン」の記録になります。今回の記録はhumottyがとっております*1。 今回の勉強会は、普段図書館情報学を専門にしている分、よく知らない文学ってどうなってるんだろう?という視点からの発表で、自分では思いもよらなかった発想で、すごいなーと思いました。自分だけでなく、いろんな人で勉強会を開催しているからこそだと思います。 今回も同様に、個人の主観の入った調査による発表であること、またそれが他人が聞き取れる範囲での記録になっていることをご理解いただきつつ、ご覧いただければと思います。 20111021文学研究ガイカン(下山佳那子) View more presentations from Haruna Hirayama 「文学ガイカン」 ガイ
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