卒業研究は何をどのくらいやればよいか。あるいはテーマをどう設定するかに関する話。Y軸を研究として成立する度合い(新規性、独創性、重要性、工学の場合は有用性・実用性の成立度合い)とし、X軸をある研究テーマにおける目的をどのくらい達成できたのか(目的に対する達成度)とするとき、卒業研究と成立するテーマは、右上の範囲に位置するテーマ。 卒業研究として成立する最低限のテーマは、以下の2つの条件を満たすテーマ。 第三者(主として指導教員および他の教員)に「この成果ならこのテーマの研究目的を達成したと言えなくはないか」と言ってぐらいの成果が自分の持ち時間、技術・知識、各種資源を考慮して達成できるテーマである 第三者(主として指導教員および他の教員)に「新規性、独創性、重要性、(有用性・実用性)の観点からすると、まあ、いちおう研究としても成り立つかな」と言ってもらえるぐらいのテーマである 卒業研究として