ブックマーク / haklak.com (6)

  • 7-126 架空著者:トシユキ・バンギ(番木俊之、Toshiyuki Bangi) | 白楽の研究者倫理

    2023年9月27日掲載 白楽の意図:「偽造著者(forged authorship)」シリーズ。20222023年に約10論文を出版した日人の番木俊之(トシユキ・バンギ、Toshiyuki Bangi)の所属はシンガポールの南洋理工大学(Nanyang Technological University)である。しかし、南洋理工大学は、番木俊之は過去も現在も在籍していない、という。つまり、番木俊之は架空人物だ。中国の江南大学(Jiangnan University)のコン・ジャン副教授(Cong Zhang、张聪)が番木俊之を共著者に加えていた。2023年2月、コン・ジャン副教授は事件発覚後(発覚前?)に、江南大学を辞職した。この事件の全貌・動機を白楽は掴めていない。事件を解説したレベッカ・ソーン(Rebecca Sohn)の「2023年9月の撤回監視」論文を読んだので、紹介しよう。

  • 5C 長崎大学の盗用事件:①白楽ブログを盗用 | 白楽の研究者倫理

    2019年10月3日掲載、2021年9月26日更新 ワンポイント:長崎大学・河合孝尚・准教授を代表者とする「医療分野における研究不正行為に関する意識調査及び心理的要因分析」研究は、日医療研究開発機構(AMED)の「研究公正高度化モデル開発支援事業」に採択され、2016年-2018年度の3年間に約3,000万円(推定)の研究助成を受けた。その研究成果の一部・「研究不正事例調査報告書・附録 2(http://www.rmd.nagasaki-u.ac.jp/kawailab/amed/assets/pdf/ref1_3.pdf)(保存版)」に、白楽のネカト記事群から盗用と思われる引用なしのコピペが多数見つかった(保存版PDF)。国民の損害額(推定)は?億円(大雑把)。【注意:関係サイトは直ぐ削除される、と思う】 ーーーーーーーーーー 事件は2部構成です 5C 長崎大学の盗用事件:①白楽ブロ

  • 7-38.盗用ソフトは不完全なのに1700億円 | 白楽の研究者倫理

    2019年5月15日掲載 白楽の意図:盗用検出ソフト会社の「Turnitin(ターンイットイン)」社が約1700億円で買収されると聞いて、そんなに盗用検出ソフトの需要が高く、信頼度は高いのかと疑問に思っていた。すると、すかさず、この分野の世界第一人者・デボラ・ヴィーバー=ヴルフ(Debora Weber-Wulff)が盗用検出ソフトはそれほど完ぺきではありませんと指摘してくれ納得。彼女の「2019年3月のNature」論文を読んだので、紹介しよう。 ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先に飛びます) 1.論文概要 2.書誌情報と著者 3.日語の予備解説 4.論文内容 5.関連情報 6.白楽の感想 7.コメント ーーーーーーー 【注意】「論文を読んで」は、全文翻訳ではありません。ポイントのみの紹介で、白楽の色に染め直してあります。 ●1.【論文概要】 論文に概要がないので、省略。

    7-38.盗用ソフトは不完全なのに1700億円 | 白楽の研究者倫理
    min2-fly
    min2-fly 2019/05/21
    turnitinの買収の話知らなんだ
  • 7-37.捕食学術誌のICMJE推薦学術誌リストへの浸食 | 白楽の研究者倫理

    2019年4月27日掲載 白楽の意図:捕論文は定評ある学協会の推薦学術誌リストにどれだけ浸しているのだろうか? 捕論文を採録していないことになっているスコーパス(Scopus)への浸を以前紹介した(7-31.スコーパス(Scopus)中の捕論文)。今回は、国際医学学術誌編集者委員会(ICMJE)の推薦学術誌リストへの浸度を調べたラファエル・ダルレ(Rafael Dal-Ré)の「2019年3月のNetherlands Journal of Medicine」論文を読んだので、紹介しよう。 ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先に飛びます) 1.論文概要 2.書誌情報と著者 3.日語の予備解説 4.論文内容 5.関連情報 6.白楽の感想 7.コメント ーーーーーーー 【注意】「論文を読んで」は、全文翻訳ではありません。ポイントのみの紹介で、白楽の色に染め直してあります

    7-37.捕食学術誌のICMJE推薦学術誌リストへの浸食 | 白楽の研究者倫理
    min2-fly
    min2-fly 2019/05/07
    紹介されている論文の結果は面白い/この結果はホワイトリスト的アプローチは、predatorにさほど強くないことを示しているようにも思える
  • 7-33.捕食学術誌に出版する意図 | 白楽の研究者倫理

    2019年3月19日掲載。 白楽の意図:捕学術誌に論文を出版するのは研究先進国は少なく、主に研究中等国だと思っていたし、そのことを示したデータや論文をいくつか見た。でも、誰でもズルして得したい。偉い研究者がネカトしてきたように、偉い研究者も捕学術誌に論文を出版するだろう。研究先進国のデンマークの研究者が捕学術誌に論文を出版する意図を調べたナメメ・シャゲイ(Najmeh Shaghaei)らの2018年の論文を読んだので、紹介しよう。 ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先に飛びます) 1.論文概要 2.書誌情報と著者 3.論文内容 4.関連情報 5.白楽の感想 6.コメント ーーーーーーー 【注意】「論文を読んで」は、全文翻訳ではありません。ポイントのみの紹介で、白楽の色に染め直してあります。 ●1.【論文概要】 2015年から2016年の間に南デンマーク大学の研究者が出版

    7-33.捕食学術誌に出版する意図 | 白楽の研究者倫理
    min2-fly
    min2-fly 2019/03/19
    デンマークでハゲタカOAに出しちゃった人6人がインタビューにこたえてくれた、という論文の紹介。人数は少ないが先進国で出した人の声が出てくるのは有用だな
  • 7-28.ジョン・マックールの捕食論文悪ふざけ | 白楽の研究者倫理

    2019年1月30日掲載 白楽の意図:捕学術誌にトンデモない論文を投稿して、採用されるかどうかを試す捕学術誌への悪ふざけは、既に何回も記事にしている。今回も同じような悪ふざけである。この手の悪ふざけは傷気味だが、「2017年ネカト世界ランキング」の「2」の7番目なので、記事にした。ジョン・マックール(John McCool)の「2017年のScientist」記事である。紹介しよう。 ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先に飛びます) 1.論文概要 2.書誌情報と著者 3.論文内容 4.関連情報 5.白楽の感想 6.コメント ーーーーーーー 【注意】「論文を読んで」は、全文翻訳ではありません。ポイントのみの紹介で、白楽の色に染め直してあります。 ●1.【論文概要】 捕学術誌にトンデモない論文を投稿して、原稿内容のチェックや査読がいい加減さを示した「悪ふざけ」の顛末である。

    7-28.ジョン・マックールの捕食論文悪ふざけ | 白楽の研究者倫理
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