ブックマーク / post-horn.hatenablog.com (19)

  • 2019は - 雨後の

    当座の関心というか,何を見ていくかくらいは書いておいた方がいいのかもしれない。 現状を晒すのはかなり恥ずかしいが。 オープンアクセス・オープンサイエンス系。 完全に知識がついていけなくなった。さらにいまは時短勤務の上「業務担当外」なので,関連の出張にもなかなか難しい。一方で「担当者」はかなりいろんなところに出ているらしい。この点,かつての私と同じ。このころの私は,一般的な?図書館業務や館内の様々な動きとまったく?無関係な形で動いていた。ただ状況は流石に10年で変わってきたのではないかと思う。 これだけ「オープン化」が様々な文脈や背景を引き連れたままとにかく「オープン」という「同じ」土俵に放り出された状態で,従来のいわゆる「図書館」的な「業務」に携わっている人が,その「オープン」をどう業務にとりいれていけるのか,あるいは「担当」部署と何を連携できるのか,ということをもうちょっと館全体で考えた

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  • 気になるプログラム(図書館総合展) - 雨後の

    ひとつ前の記事ではなんか大きな話を書いてしまったけれど,地味に興味のあるプログラムは,11月1日の「図書館員とアーキビストのための資料保存セミナー」だったりする。 www.libraryfair.jp なかなか日常の中で資料保存に手が回らないと思うけど,日々の修理も立派に資料保存で,基礎的なことをアーキビストの方と一緒に学べるのは面白そう。 修理の技術について学ぶこともそうだけど,寧ろポリシー面について考えるのがいい気がする。 自分とこの図書館はどこまで資料保存に手を出すか? 一点ものをどこまで保存するか?(何を一点ものと判断するか) 「の保存といえば」→「図書館だろ!」をどこまで引き受けるか。 ぶっちゃけ,うちは方針ないし。 でも決めといたほうがいい,のはわかってる。 実際の話,ものとしての蔵書,特に蔵書群(かたまりとして)を,その人の世界を表すものとしてそのまままるっと残したい,それ

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  • 図書館総合展 - 雨後の

    SNSでちらちら話題が出たり,記事をみかけたりはしていたが,紙のプログラム(招待券)をいただいて,初めて今月末からもう総合展だということを知った。 ちょっとびっくりした。 もうそんな時期なんですねえ。 しかも第20回とは,おめでとうございます。 www.libraryfair.jp 今年も行けないけれど,改めてプログラムを眺めると,楽しい世界が色々あるなあと思う。 データライブラリアンという単語や,図書館AIとか,ばりばりした感じと, 地域における場としての図書館読書支援,移動図書館,資料保存などずうっとテーマになっているものと,幅広いのがとてもおもしろい。 (あたりまえだけど) そしてなんというか,素晴らしい技術,方法論,昔は夢とされていたようなことがたくさん実現してパイロットタイプから当たり前に使うフェーズになっているのだけど, そういったものが出てきたからといって「夢の図書館」が

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  • MIS34(枚方)参加 その2 - 雨後の

    前回の記事の続きで,第34回医学情報サービス研究大会(枚方)に参加して印象的だったことを追加。 post-horn.hatenablog.com 口頭発表はほんとに申し訳ないくらいぽろぽろとしか聴けなかったのだけど,2日目最後のDのセッションは通しで聴けました。 順天堂城山さんの「国内医学部における,学内刊行誌・紀要誌の計量的分析-Open Access Journalとしての現状-」が面白かったです。オープンアクセス度合もさることながら,国内の各大学で医学部が設置された時期と,その医学部が自分とこの紀要(学内誌)を刊行開始した時期,の図解があって,これが面白かった。 いずれ『医学図書館』誌に掲載されるそうなので楽しみです。 あとは「「ハゲタカ」雑誌や偽学会から研究者を守る電子メール受信拒否の方略」 関西医大の情報センターの方のご発表。「ハゲタカ」雑誌や「偽学会」からのメールを大学全体とし

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  • MIS34(枚方)参加 - 雨後の

    8月末の出来事なので今更なのですが。。 第34回医学情報サービス研究大会(通称MIS)に参加してきました。 地元枚方の開催だったのと,なんと託児があるがあるというので,子どもをつれて。 mis.umin.jp 枚方市立中央図書館の方が最初のあいさつをされたときに,枚方市内の図書館の紹介もあって,懐かしかったです。 記念公演は諏訪さん。 看護研究者・医療研究者のための系統的文献検索概説 作者: 諏訪敏幸 出版社/メーカー: 近畿病院図書室協議会 発売日: 2013/01 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る 長い間生命科学図書館のレファレンスをされて培われた知識と技能,データベースをやみくもに引くのではなく,データベースに格納されたデータの全体像をとらえつつ自らの研究の文脈と照らし合わせていく,という手法,そういったものがたくさん詰まっていました。 検索のときに半分以上の時間は検索

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  • 3/4「海外と日本の動向から見直す~オープンアクセス・オープンサイエンスと私の関係」参加記録 - 雨後の

    3/4は大図研近畿3グループの合同例会「海外と日の動向から見直す~オープンアクセス・オープンサイエンスと私の関係」でした。 kokucheese.com 前半, 坂拓さん(京都地域グループ)から,ドイツのオープンデータポリシーについての報告。 ドイツでは1998年にすでに,研究過程で生じたデータの「保存」に関する推奨の文書がでており,2010年に,データの保存とオープン化に関するポリシーが出され,それをベースに各大学が自機関のポリシーを作成しつつあると。 また,DFGが助成研究についてのデータのオープン化のポリシーをだしているそうで,それを実現するための様々な取り組みが面白かった。中でも,データは特に分野によって種類も扱い(慣習)も大きく異なるため,分野ごとのガイドラインを作成中という点は興味深い。 花崎佳代子さん(兵庫地域グループ)から,イギリスでオープンアクセスを実現するためのフロ

    3/4「海外と日本の動向から見直す~オープンアクセス・オープンサイエンスと私の関係」参加記録 - 雨後の
  • 2016年振り返りと2017 - 雨後の

    年が明けました。おめでとうございます。 急に年末年始が来た感じで3日目にして少し落ち着いたので漸く振り返ってみたりしようかと。 2016年はライフイベントとして子どもが生まれたのが最大でした。これまでプライベートと仕事とあまり区別ない感じで,仕事仕事と関連した業務でないことなどでみっちり埋まっていたのが,当に完全に「プライベート」(へんな表現だけど)というのを体験したのはやはり大きかった。ある意味衝撃でした。 うまれてしばらくはFBなどをみても世間と切り離されたように感じて焦っている投稿が多いけれど,今はそんな日々を大事にしなければという気分です。 そんなわけで振り返りもプライベートや楽器関係が多くなりました。 1月 長野県は鹿教湯温泉での木五メンバーの演奏にお邪魔し,翌日松観光,奈良井宿,とゆったり旅。松はめったにないという晴天で,雲ひとつない青空に松城が美しく,北アルプスまで

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  • イベント参加記録『学びが「生まれる場」の作り方』 - 雨後の

    12/14に開催されたイベントに参加してきました。 www.cscd.osaka-u.ac.jp 阪大のCSCDが「高度汎用力」の涵養をテーマに掲げたco*デザインセンターに発展的解消してから,ナレッジキャピタルで開催されているトークイベントの3回目。 池田光穂さんと,ゲストに「こどもみらい探求社」共同代表のお二人を迎えたトークで,「学ぶ」「学んでいる実感」「学ぶ場」とは何か?というテーマで進められました。司会は八木さん。 こどもみらい探求社というのは,保育士のご経験を持つ2人が,既存の保育園を飛び出して,子どもと「環境」や「社会」をつなげるためにいろんなプロジェクトを行っている団体だそうです。保育園,というのは,子どもがその時期を過ごす環境の一つに過ぎないということ,保育園はどうしても「家族」とのつながりに終始してしまうが,最終的にはそれを取り巻く「社会」とリンクしているはずで,家庭との

    イベント参加記録『学びが「生まれる場」の作り方』 - 雨後の
    min2-fly
    min2-fly 2016/12/27
    "「先生」と呼ばれることについて:「呼ばれて嬉しがっている場合ではない」その一方で,「専門職=プロであることを示す呼称であることへの厳しい自覚」"
  • CA1876 - 雨後の

    久々更新. 目にとまったものや興味関心のあるものを,脈絡なくでもなるべくつけておこうと思う. ということで,知り合いの方の書いたCA記事. CA1876 - 動向レビュー:公立図書館における住民との協働による地域資料サービスの構築 / 相宗大督 | カレントアウェアネス・ポータル 実践レビュー.「地域資料」というがっさりした区分のものについて,現物の資料種別に拘らず,住民との協働で地域のアーカイブをかたちづくるこれだけの実践例があったのだと興味深い.こういう仕事もしてみたかった〜. こうやって集められた個々のアイテムのメタデータがどうなってるのかも気になる.メタデータ項目のalignmentが今後どれほど有効かの議論も含めて… 地方ほど大学も地域協働をうたっているだろうから(過去の経験),大学図書館がこういった動きに関わる例もでてくる,あるいは既に存在しているかもしれないなと.

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  • 2015振り返りと2016 - 雨後の

    新年あけましておめでとうございます。 皆さまにとって幸多き1年となりますよう。 しばらくブログを書けないまま年が明けてしまった。ということで日記的な昨年のあれこれ。 昨年は更に一層潜伏していた気もするが,出張はないものの休みを取って参加させていただいたいくつかのイベント,執筆2はありがたかった。一昨年に引き続き,楽器や,今後の生活設計に関わる部分が大きく占めた1年となった。大図研大阪支部の例会は 数は少な目になったかもしれないが,面白いものが並んだと思う*1。遠出はできなくなったがそれに代わるものも身近 でつくっていかねばならないのでしょう。。 1月 日仏オープンアクセスミーティングに参加*2。オープンアクセスとかデータとか組織とか。この辺りはどう関わっていけるのか当に課題になってきた。 2月 会員になっている日図書館研究会の研究大会に参加。1日めの後半から。2日目のシンポジウム「学

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  • 旧七帝附属図書館の職員数比較 - 雨後の

    7月に受けた長期研修の最後の課題にレポートがあり,ざっくり言うと大学図書館に関係して将来的な状況を考える内容で何かを書きなさい,というテーマを与えられます。 直前まで呻吟した結果,とりあえず普段あまりきちんとみていない統計類などを眺めてみようとおもい,日図書館協会の『日図書館』2014(最新刊)*1を開いてみました。 ci.nii.ac.jp ここには,国公私立大学の奉仕対象人数,職員数,館数,前年度決算額などが掲載されています。 某大学は規模の割に職員数が少ない,ということを常々聞いてはいたのですが,当にそうなのかということをきちんと今まで見たことがなかった,というのが動機(?)です。これまでにも調査されてそうですが。 その結果です。 奉仕対象数 職員 比率等 総数 うち学生 専従 非常勤・臨時 職員計 奉仕対象/職員 専従/非常勤 館数 北大 21,829 17,909 92

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  • 生態を如何にとらえどうアプローチするか。 - 雨後の

    長研関連(2),個別の講義編*1。続くか未定・・ 筑波大学図書館情報メディア系 逸村裕先生の『利用者の情報行動』。 テンポの速いスライド送りで非常に面白かったです。「パワポを印刷して配られると安心して結局見ない」と講義中に仰るだけあって,配布資料にないスライドもたくさんあるし,クロ現*2の動画埋め込みなどもありました。 いきなり変な点に言及してしまいましたが,スライドの利用の仕方も講師の先生方によって実にさまざまで,そのあたりも見どころのひとつでした。 逸村先生の講義に関連して思い出した論文とかその他とか。 手嶋 英貴 , 川崎 千加 , 小松 泰信(2008)「大学一年生を対象とする学習スキル教育とキャリア教育の融合--大阪女学院大学「自己形成スキル」の試みから」『大阪女学院大学紀要』 (5), 119-144 大学1年生とはどのようなものか,という話から,「文は書くが,長い論理的な文章

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  • 筑波大学附属図書館の刊行物が素晴らしい - 雨後の

    さて,長研関連(1)。 研修の各講義のレジュメとともに,全員に配布された筑波大図さんの資料がありました。 『進化する図書館ボランティア:筑波大学附属図書館ボランティアの20年』 ci.nii.ac.jp 『筑波大学附属図書館年報 2014年度』(PDF) こういうのを冊子でいただけるのはありがたいし,やっぱり冊子でつくっておくといいなあと思いました。 年報は,その年度のトピックや特徴的な活動が担当者の手によって文章でまとまっているし,職員の活動(執筆活動や講師・発表等を含む)も記録されていて,統計と分析もあり,とてもよいです*1。 当館は現在,A4裏表三つ折りの概要しか作成しておらず,図書館の活動を伝えられるようなまとまった冊子(にできそうなコンテンツ)はありません。図書館の自己紹介には,やはり「わたくしこういうものです」という顔の見える,図書館も見えて職員も見えるものが必要だと感じました

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  • 「大学図書館員長期研修」にきています - 雨後の

    所謂「長研」と呼ばれている大学図書館職員長期研修に来ています。全国から集まった大学図書館職員が2週間,筑波大学(旧図情大エリア)でみっちり学ぶことができる,という贅沢な研修です。今年の受講生は36人,北海道から鹿児島まで。 毎年のカリキュラムは「長期研修」のページで公開されていますが,大学図書館をめぐる様々な現状,課題,取組,マネジメントなどの最新の知見を得ることができ,グループワークや発表もやっちゃうよ!という盛沢山な内容。全面的に筑波大学附属図書館の方がお世話してくださっています。日々のケアも含め大感謝です。 このお話はあの人にも聴いてもらいたいなあとか,あの人がこの研修に来たらいいのにとか色々思いながら参加しております。昔は国立大学だけの研修でしたが,今は公私も含め,といいながらやっぱり圧倒的に国立大が多いので,もっと公私の枠が広がれば更に面白いようにも感じました*1。 講義の先生方

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  • 日常の業務量と,何を拾うか,など - 雨後の

    1年少し前まで,医学系の図書館でILL受付業務をする係にいました。 業界ではよく知られていますが,全国で最もILL複写受付件数の多い館です*1。 受付件数が多いと言っても,ピークはとうに過ぎてはいます。NACSIS-ILLの件数だけ見ても,この10年間,複写受付件数の最も多い館では毎年2000件強のペースで減り続けていることはわかります。複写受付件数上位機関のうち大半が医歯薬看護系であったとしても,文献の入手方法としてILLの優先順位は低くなっているとみて間違いはありません*2。 ただ,これらの統計から, 業務量は減っている とは一概に言えないのではないか,というのが3年間の経験のなんとなくの印象です。 可視化されない業務への対応 例えば,統計にあらわれる件数は年間を通じたもので,時期による件数の差はかなりあります。均せば1日あたりの件数は大したことはありません。 また例えば,受付件数の統

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  • CA-Eを書かせていただきました - 雨後の

    メモ的に。 CA-Eにとお声掛けいただき,COAR(オープンアクセスリポジトリ連合)が2月に公表したリポジトリの相互運用性(interoperability)に関するロードマップとその周辺について,記事を書きました。 E1666 - リポジトリの相互運用性:研究情報とオープンアクセスを繋ぐ | カレントアウェアネス・ポータル COARには発足当時(2009年)から,単体のリポジトリだけではなくリポジトリ同士が互いにネットワークを組むことでe-infrastructureができあがる,という主張をもっていて*1,当初から相互運用性のWGもあり,WGでレポートも出して,そうこうしているうちに研究業績管理情報*2周辺が一層賑わってきて,結果的に「周辺のいろんなもの」とつながるための相互運用性ロードマップ,がいいタイミングで出せてよかったよかった,ということをもう少しカジュアルに書こうと思ったのだ

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  • 国際シンポジウム『歴史的典籍画像の30万点Web公開と国際共同研究』 参加メモ - 雨後の

    2/18(水)午後,大阪大学文学研究科と,国文学研究資料館が主催する国際シンポジウム『歴史的典籍画像の30万点Web公開と国際共同研究』*1に参加した。 このシンポジウムは,国文学研究資料館と国内外の連携機関(拠点)による「日語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」プロジェクト*2の一環で開催されている。 カレントアウェアネスでもアナウンスされており,twitter等で管見するかぎりではシンポジウムへの関心は非常に高かったようである。文学研究科棟の会議室(6-70人程度?)は開始時から満席となった。 プログラムは以下のとおり: 基調講演:山和明先生(国文学研究資料館古典籍共同研究事業センター副センター長)による事業説明 招待講演1:エレン・ナカムラ先生(オークランド大学,ニュージーランド)による,ご自身の研究と日歴史的典籍とのかかわり 招待講演2:田世民先生(淡江大学,

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  • 2014振り返りと2015 - 雨後の

    あっという間に年末年始が終わって年が変わってしまったが,昨年の簡単なまとめ。 インパクトとしては4月の異動はあるといえばあるかもしれない。より一層「遠くへ来た」感がある。 自らのSNS投稿を見返してみると,楽器,音楽活動やプライベート関係の投稿が多い。1年近く経ってそれもまたよしと思えるようになった。楽器を演奏できる時間は仕事やその他のことを当に忘れられて打ち込める大事な時間だということにも気づいた。 目指す方向は見えないなりに,いろいろとお声をかけていただけてありがたい。単発でも面白いことができるなら,いずれ何かにつながるかもしれない。できればつなげたい。 2月 日図研の研究グループ発表。まとめたい,主張したいことがあったはずなのに,そこを中心にまとめることに挫折気味になった。自分の中では,残念ながら研究発表という形には遠い印象。複数の人数による視点を織り込まなければならなかったのに議

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  • 第16回図書館総合展 フォーラムその1(メモ) - 雨後の

    2か月近くたってからのメモ。フォーラムは11/7に3つ参加した。その1つ目。 学術情報流通の倫理的側面:出版倫理・研究倫理・教育倫理・図書館倫理 ─「STAP細胞問題は何がどこまで問題なのか」あたりから始まる話─ 毎年恒例のセッションは「学術情報流通の動向」だが,今年は「倫理」をテーマにしたフォーラムがひとつあった。土屋先生の「業」セッション(とご自身でコメント)。 学術情報流通の倫理的側面:出版倫理・研究倫理・教育倫理・図書館倫理 - YouTube 「倫理(ethics)」とは何か,について,学術,研究,高等教育の側面から検討するという趣旨。以下,いくつかの話題メモ。 研究者にとって日々直面する事実としての任期問題,成果としての「論文」。「研究」≒「論文」,更にその意味合いの変容*1 撤回論文はオンラインになって簡単になったという話,人文社会科学系でも特に実験系ではよく起こっている剽

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