2019年4月29日に、国家統計局(Office for National Statics:ONS)は、「大学卒業生の三分の一が、現職に対して必要以上の教育を受けている」と発表した。 2019年4月29日に発行された国家統計局の四半期ごとの経済報告によると、大学卒業生の約三分の一(31%)は、2017年現在で卒業生が就いている職業に対して必要とされている以上の教育を受けている。 その割合は1992年以前の卒業生の内では21.7%に過ぎなかったのが、2007年以降の卒業生の内では34.2%まで跳ね上がる。 この数字は、必要以上に高学歴である割合が、25歳~34歳までと35歳~49歳までの年齢層で高くなることを示している。またこのデータは、教育過剰が短期間の現象ではなく、未だ29.2%の卒業生が、卒業後5年間で就いている職業に対して教育過剰であることを示している。 ロンドンは、労働者の教育過剰