現在公開中の映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』では、安彦良和の監督作業をサポートする形で、これまで多くのサンライズ作品で演出や監督を務めてきた韓国出身の女性演出家、イム ガヒが副監督を務めている。 演出を統括する立場として、安彦良和の思いをどのように受け止めて、フィルムを作っていったのか? イム副監督にお話を伺うインタビュー後編では、20人の子供たちの描写にこだわった理由、さらにファーストガンダムの世界観を現代に蘇らせる苦労などが語られていく(全2回)。 ――本編の大きな見どころである、ドアンと暮らす子どもたちの描写に関しては、どのように考えましたか? イム 最初の『機動戦士ガンダム』では、アムロやシャアの名前がよく知られていますが、よく観てみるとカイやハヤト、ブライトそれぞれが主人公なんだ、という印象を持つようになったんです。 私自身、アニメや演劇を観る時にメインよりもそれを
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