御嶽山の噴火で、死亡が確認された愛知県知立市の女子高校生が通っていた高校では、30日朝、全校集会が開かれ、学校側が女子生徒が亡くなったことを生徒に説明し、黙とうをささげました。 愛知県知立市の高校の3年生、伊藤琴美さん(18)は、17人のグループで御嶽山に登り、噴火に巻き込まれました。 グループによりますと、噴火があった当日は、正午ごろに頂上で昼食をとる予定になっていて、伊藤さんは早めに山頂に到着し、噴火が起きた後、行方が分からなくなったということです。 伊藤さんが通っていた愛知県安城市の県立安城南高校には、29日夜11時40分ごろ母親から「死亡が確認された」と連絡が入ったということです。 30日朝、高校では全校集会を開き、神谷康夫校長が「ずっと無事を祈っていましたが、残念なことに死亡が確認されました。ご冥福を祈りたい」と話し、黙とうしたということです。 神谷校長は「元気で明るく、前向きな