共産党大会を茶化した人民たち 「幼稚園の子どもたちが家に帰って親に訴えた。『今日、先生はクラス全員に罰として午前中全員を座らせて、お話を聞かせたんだ。動いちゃいけないし、トイレにも行けない。お昼ごはんも食べられなかった。みんなどんな悪いことをしたのか、分からない』」 「習近平の活動報告があまりに長すぎたため、大会に出席した代表はこっそりと居眠りする者もいた。会議後、記者がこの代表にどうして会議中に居眠りしたのかたずねた。返ってきた答えは『党や政府の呼び掛けに答えるため、先んじて“中国の夢”を実現したのだ!』」 中国で5年に1度の共産党大会が開かれた10月中旬、ネットでこのようなジョークが登場した。冒頭の活動報告は3時間を超える大演説だった。この日、集団で習近平の演説を聴いているさまざまな画像が、微博や微信などの中国版ソーシャルメディアで広がった。 医師や看護婦、患者、高校生や大学生、監獄の
![習近平の言論統制を、中国のネット市民たちは「冷笑」している(古畑 康雄) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/553cf987249fc22df3226e4a91e6f31f8fa48cfc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F7%2Fb%2F1200m%2Fimg_7b0a149aec008678ec7482de6424725f335956.png)