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ブックマーク / essa.hatenablog.com (49)

  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - ひとりでやってみんなに知らせる

    的経営の悪しき部分の象徴のひとつは、非能率的な会議だろう。 なぜ会議が非能率的になるかと言えば、関係無い人、そこにいる必要無い人がたくさん出席するからだ。 そこにいるが必要無い人をなぜ呼ぶかと言えば、呼ばないとその人の感情を害するからである。感情の為だけに呼んだ人が口を開くと、説明は長くなり質疑応答が迷走し物事が決定しないまま会議が終わることになる。 しかし、そういう配慮をたくさんしないで仕事を進めると、悪しき日的経営の中では「独断専行」と言って嫌われる。 独断専行と非能率的な会議は、どちらも情報の行き渡る範囲が権力だという前提の発想だ。情報を特定の少数の人間が独占してしまうのが独断専行であり、そういう批判を避けようとして、情報を事前に広く行き渡らせようとすると非能率的な会議になる。 もちろん、その中間に最適解があるはずだが、ある情報がどこまで広まることが適切なのか考えるのはかなりの

    アンカテ(Uncategorizable Blog) - ひとりでやってみんなに知らせる
    mind
    mind 2006/09/18
    「ひとりでやってみんなに知らせる」メディアとしての社内ブログを活用することで、独断専行と非能率的な会議の二律背反を脱することができる ――ヒエラルキーのないフラットな世界。<求心力を保てるか?
  • インターネット改憲運動? - アンカテ

    another aspects from txk - インターネット精神の継承 このエントリによると、NGNというテーマの中で、「インターネットで使われている技術を応用して他の通信をもっと具合よくしよう」という話と「他の通信で使われている技術を応用してインターネットの具合をもっとよくしよう」という話が奇妙に混線しているようです。 「インターネットで使われている技術を応用して他の通信をもっと具合よくしよう」であれば、変わるのは他の通信なのでインターネットのユーザには関係無い話ですが、「他の通信で使われている技術を応用してインターネットの具合をもっとよくしよう」という話だと、変質するのはインターネットの方です。 「変質するとしてももっと良くする話なら結構な話じゃないか、どんどんやってくれ」とか思ってると、これがそうじゃないんです。 「インターネットを良くしよう」という話には、ほとんど必ずワナが

    インターネット改憲運動? - アンカテ
    mind
    mind 2006/09/12
    寛容性こそが、インターネット精神の骨子。1989なtelnetとftpをより効率的に処理できる(けど、それ以外を「受け入れる」ことが無い)プロトコルに置換してたら ――下位レイヤーの寛容性。うーん、{普遍憲法の護憲問題。
  • 時計の存在とネットの存在が要請する社会人としての常識 - アンカテ

    「時間を守る」ということは、社会人としての常識の基中の基である。 しかし、Wikipediaの時計の歴史によると、ゼンマイが発明されて時計が携帯できるようになったのは、1500年頃だ。そんな時代に「時間を守れ」と言ったら、「そんなこと絶対不可能」と思っただろう。いや、まず「時計」なんてものを見たこともなくて、「時間を守れ」という倫理が何を意味しているか理解不能な人が大半だったはずだ。そして多少は意味が通じるようになっても、時計なんて高価なものを買えるのはごく一部の特殊な人であり、性格が良くて勤勉でも「時間を守らない」だけで人が失業するなんて時代が来るとはとても想像できなかっただろう。 「時間を守る」という概念が一般化したのは産業革命以降のことである。大勢の人が工場で生産活動をするようになってはじめて、そういうことが一般人に要請され、同時に、その気になれば時間を守ることができるようになっ

    時計の存在とネットの存在が要請する社会人としての常識 - アンカテ
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    mind 2006/09/06
    時計を与えられたら時間を守るべきで、ネットを与えられたら知をシェアすべき。 ――common sense。道具は思考様式を規定する。実証dataが揃うまで人々は 公理の受容れ を躊躇する。思考停止だけど、思考経済に効率的。
  • ブックマークお気に入り選択支援機能が欲しい - アンカテ

    自分の場合、ダイアリーやはてブで同じ記事をよくブクマする人をお気に入りにいれるようにしたけど、似た傾向の記事をブクマする人を教えてくれる機能があるといいのかもしれない。 こういった似た傾向を教えてくれる機能ならば、このURLをブクマした人はこの記事もブクマしてます、みたいなのもあると面白そう。 これに一票! 自分の興味がシフトしていって、たとえば、今までplaggerなんて知らなかったのが突然興味を持って、それ関連の記事をブクマしまっくたとする。それがある程度たまった所で、「あなたはplaggerに興味を持たれたようですが、それならこの人が情報を集めてますよ」と教えてもらったら、その人をブクマのお気に入りに入れる。そうすると、次の日からは自分でそれを集める必要がなくて、自動的に集ってくる。 もちろん「plagger」というキーワードは提示される必要がなくて、単に、「自分がブクマしたURLで

    ブックマークお気に入り選択支援機能が欲しい - アンカテ
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    mind 2006/08/23
    興味の対象があちこち飛び回る人間の場合、お気に入りの人を足したり削ったりした方がいいと思うのだけど、現状、どうやっていいのか ――<「ブクマーカにはどれだけ多くのお気に入りが必要か』という物語を…
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - Web2.0の中の無知の知

    三上のブログ:梅田×西垣対論 横浜逍遙亭:メディアの憂 朝日新聞に対論「ネット新時代 何もたらす 梅田望夫さん 西垣通さん」という記事が載ったそうだが、この二つの感想を読むと、なんとなく、よく見慣れた構図が繰り返されているように見える。 梅田ファンの多くは、こういう反論に傷しているのではないかと思うが、それは別にWeb2.0や梅田さんを何が何でも礼賛したいわけではない。むしろ、梅田さんと釣り合うような批判的見解を求めていて、当の意味での「対論」を見てから、どちらが正しいか自分なりに考えてみたいと思うのだけど、なかなかそれが見つからないという感覚だと思う。少くとも私はそう感じている。 ネットやシリコンバレーについての実践的知識で比較して梅田さんに釣り合う人というのは、基的には業界関係者になるから、それでいて批判的な人というのは、見つけるのが難しい。私の望みは無理難題だろうか。 いや、

    アンカテ(Uncategorizable Blog) - Web2.0の中の無知の知
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    mind 2006/08/08
    ソクラテスは自分の無知を知っているから、常に自分の持っている知識や情報をシェアすることを選択する。そういうユーザの中のソクラテスを引き出すことが巧みな人をギークと呼ぶ ―― ⇔ 何を知っているか知れ。
  • 戦争を始めるんだったら夏がいいそうです - アンカテ

    kom’s log:戦争を始めるんだったら夏がいい イスラエルが戦争を始めるのは夏であることが多いのだとか。なぜなら、こうした軍事行動に反対する世論は欧米の大学から出てくるので、夏であれば夏休みでそうした意見が出にくい、ということだという。 実にリアリスティックだなあ。 でも、確かに夏なら冬よりたくさん殺せるんでしょうね。世論が盛り上がるまでに時間がかかるから。人の命は地球より重いけど夏休みよりは軽い。 彼我の戦力差から天候から政治状況から大学の先生の夏休みまで、たくさんの要素を全部階層おかまいなしにひたすら「作戦目的の遂行」という一次元の尺度で検討していくのが軍事的な発想なんでしょうね。 リベラルはこういう軍事的な思考から遠ざからないといけないのか、それとも、来、軍事的知識、軍事的ノウハウはたとえば科学と同じく価値中立的で、その気になれば必要に応じてどういう思想の元でも動員できるものな

    戦争を始めるんだったら夏がいいそうです - アンカテ
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    mind 2006/07/29
    ――blog時代なら関係なくなってきてるかも。いや、リゾートに行っちゃう人の方が影響力が有るのか…; //「合理的」思考は囚人のジレンマ。
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - 「スモールビジネスの国」と「強者と弱者の国」

    アメリカでは、「スモールビジネス」というのがこれから流行るみたいです。 ベンチャーのように大金を集めない バブリーに稼ぐのではなくて、小さいことを武器にして小回りをきかせて稼ぐ 経営者(創業者)のアイディアと情熱と信念による経営 成長指向ではない というタイプの小さな会社による新しい経済が急速に伸びているが、気づいている人はあまりいない、というような話が、Rex Hammockという人のブログに出ています。派手な資金の動きがないから見過されているが、実はそういう層が厚みを持って育っているそうです。 この人がやっている My Business Magazine という雑誌で、37 Signals の Jason Friedさんをインタビューしたそうで、そのことが彼のブログのMy Business Magazine: The Next Small Thing - Signal vs. Nois

    アンカテ(Uncategorizable Blog) - 「スモールビジネスの国」と「強者と弱者の国」
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    mind 2006/07/27
    スモールビジネス: 小回りをきかせて稼ぐ 経営者のアイディアと情熱と信念 成長指向ないので大金を集めない。 ――タコツボ2.0。 日本でも中小企業が元気だった頃は…;わざと有限会社のまま。今でも;「まいど1号」とか
  • ロングテールな弱者共闘のコストの話とバックラッシュにメディアアウトで対抗しててOKな業界の話 - アンカテ

    なるほど、リベラルというのはたこつぼのロングテールだということか。ロングテールのちりを集めているのが民主党で、ヘッドで勝負をしているのが共和党、そう考えると分かりやすい。 このアナロジーを使うと、バックラッシュ論争のひとつのポイントは「弱者共闘の品揃えを増やすことのコスト」がどれくらいのものかという話になるのではないだろうか。 それが、Life is Survival @はてな - Masao さんとのやり取り 3にリンクされている、一連のエントリーにあらわれてきている。 こうして脱オタした僕は「強者」になることができました(少なくとも以前よりは)。これは僕にとって、とても嬉しいことでした。 でも同時に、僕はこうも思いました。僕が脱オタしたときにやった「自分改造」ってなんだったんだろう、と。 「改造」以前の自分は、確かに「若者男性らしく」はなかった。でも、それってそんなに「悪い」ことだった

    ロングテールな弱者共闘のコストの話とバックラッシュにメディアアウトで対抗しててOKな業界の話 - アンカテ
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    mind 2006/07/25
    なるほど、リベラルというのはたこつぼのロングテールだということか。 ――(日本の)民主党は、戦略策定に失敗して、「マイナーな国民政党」wに向かってる模様。。。;
  • 映像がURLで細切れに参照されたらテレビが死ぬ - アンカテ

    ITmedia News:「このビデオのここから見て」がGoogle Videoで可能に Life is beautiful: YouTubeが違法なら、ソシアル・ハードディスク・レコーダではどうだろう キャズムを超えろ! - UIE中島さんの【ソシアルビデオクリッピング付きHDDレコーダ】エントリで極秘社内企画書が公知のものとなってしまったのでヤケクソになって企画書を公開! Web 2.0対応家電はいつ登場するか:ITpro 音楽配信メモ YouTubeコラムをNIKKEI NETに寄稿して思ったことなど テレビの権益とは、映像のコピペ権ではなくて、映像をパッケージングする権利である。 Youtubeが問題なのは、コピペし放題なことが問題なのではなくて、URLで映像の断片を指差すことが可能になって、それがブログと同様の参照のネットワーク取りこまれてしまうことだ。コピペ権はそれを防ぐ為の口

    映像がURLで細切れに参照されたらテレビが死ぬ - アンカテ
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    mind 2006/07/25
    テレビの権益とは、映像のコピペ権ではなくて、映像を(編集して)パッケージングする権利。 ――indexされてれば編集不要。静止画像はだいぶindexされてきた。次は時間メディア。まず音声メディアからが手頃なはず…。
  • Rails的世界の「安心」と「信頼」の力学 - アンカテ

    hotsumaのURLメモ。 - 信頼対不信。 に対する、sociologicさんのコメント。 「劣化」っても昔と比べないと判断できない気も。むしろ「安心社会から信頼社会へ―日型システムの行方」じゃないですが、もともとそういう国民性なのでは。 これは、日人の国民性という点では、全くその通りだと思う。 「安心」ベースの社会(知っている人への信頼をベースに構築された社会)と「信頼」ベースの社会(知らない人への信頼をベースに構築された社会)には、それぞれ得失があるけど、その力学がオープンソースの世界では全く違い、Rails的世界では、さらに大きく違って来る。 naoyaさんが、こういう感覚は何も Rails が始まりではないと思うけどなと言うのはよくわかる。よくわかると言うか、Railsを実際に使う前には同じように考えていた。「Railsという現象の質について、私はすでにわかっている。ちょ

    Rails的世界の「安心」と「信頼」の力学 - アンカテ
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    mind 2006/07/19
    自分だけしかできないという具体的な根拠があること以外は全部他人が同じことをやってると信じることとか。…そう思うことに何の努力もいらないことが本当の「信頼」だ。 ――お互いに「お前は俺か!」と共通認識。
  • 公開情報の中には見えない宝が埋もれている - アンカテ

    勝手に将棋トピックス - 羽生善治三冠が「Web2.0特集」で週刊東洋経済に登場 蛙と編集犬のワンワンワールド - 羽生とか将棋とか かなり将棋に詳しい、id:mozuyamaさんとid:catfrogさんに昨日の記事を取り上げていただきました。ただ、お二人とも、私の記事には違和感を感じていらっしゃるようです。 mozuyamaさんは、次のようにおっしゃっています。 羽生三冠が勝てるのは研究がすごいからという面ももちろんあるのですが、それよりも大きな要素が何かあるという見方の方が普通だと思います。研究以外の要素が何かをはっきり述べられる人はいないと思いますが、序盤ではなく中終盤での何かでしょう。 序盤の研究というのは、アマチュアを含め誰にでもアクセスできる情報で、単なる定跡手順という一次情報だけでなく、「この戦形なら誰それが一番詳しい」という二次情報まで広く共有された情報だと思います。そ

    公開情報の中には見えない宝が埋もれている - アンカテ
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    mind 2006/06/21
    我々は「優れた結果を出す人は秘密の情報ソースを持っている」と考えがち ;新興市場が「内在している」社会的価値、有用性 ――神は死んだ! …のではなく、公開情報の中に実在してるじゃないか、と。自然法として。
  • 洗脳装置としての見えない無名の宗教 - アンカテ

    ホリエモンの件を見てて印象的陰謀論的に思うことは、日は悪いことをしないと出世できないようにできていて、悪いことをするとシッポをつかまれる。悪いことをした奴の中で誰をつかまえて誰をつかまえないか決める人がいて、その人たちが当の権力を握っている。 悪いことをしない奴は、出世しないので放っておける。 出世した奴は悪いことをしているので、それをネタにコントロールできる。 この縛りを脱するには、二つの道しかない。 悪いことをしないで出世する→Web2.0 出世しようとすることをやめる→ニート 陰謀論的には、「出世してない良い一般人」と「Web2.0やニート」が反目しあうような思想的状況を作れば、既存の権力者にとっても最も有利である。逆に両者が連合すると一番困る。 「出世してない良い一般人」を扇動して「Web2.0」的なものや「ニート」的なものを敵視するようにしむける洗脳装置が、具体的な「闇の組織

    洗脳装置としての見えない無名の宗教 - アンカテ
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    mind 2006/06/20
    a.悪いことをしない奴は、出世しないので放っておける。b.出世した奴は悪いことをしているので、それをネタにコントロールできる。 …> {悪いことをしないで出世する→Web2.0。 出世しようとすることをやめる→ニート
  • トルシエのリーダーシップ - アンカテ

    「まさか土地が暴落するとは・・・」と言って、危機に対する備えのなかった銀行はボロボロになって立ち直れなかったが、フランスも「まさかジダンが欠場するとは・・・」と言って立ち直れないまま一次リーグで敗退した。やはり、危機管理の不足である。 それに比べ日は「まさか森岡が欠場するとは・・・」とは言わず宮が立派に代役を果たしロシアに勝利した。怪我をしたのがたまたま代わりのいるポジションの選手で、日は運がよかったということではなく、日チームは全てのポジションにちゃんと機能する代役を用意してある。中田と小野が欠けたとしても、一切力が落ちないとは言わないが、少なくともベストメンバーの80%程度の力を出すオプションは何種類も持っている。 安易にレギュラーを固定せず、競争による緊張感を維持したトルシエの功績だと思う。 しかし、このやり方では、選手にとっては常に違う選手からパスを出したり出されたりという

    トルシエのリーダーシップ - アンカテ
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    mind 2006/06/15
    ビジョンを具現化するためのリーダーシップ、選手の気持ちのある部分や外野の評判というものを一顧だにしない強烈な目的指向 ――トルシエみたいな監督が戻ってくると嫌だから、選手に自律の意欲が湧くとは思った。
  • Less is More -- 身軽なことはいいことだ - アンカテ

    "Less is More"というすんばらすいスピーチ発見。 IT Conversations: Jason Fried - Less is More(スピーチ体) Less as a competitive advantage: My 10 minutes at Web 2.0 - Signal vs. Noise (by 37signals)(Transcript) em.log: "Less Is More"(日語の短い解説) 話しているのは、37signalsのCEO Jason Fried氏。 Less Money Less People Less Time Less Abstractions More Constraints がいいよというだけのお話ですが、抽象論でなくどれも具体的な話。校長先生の話のような話ではなく、いかにも社長の話。これがIT企業の現実なんですね。 Ti

    Less is More -- 身軽なことはいいことだ - アンカテ
  • 村上ファンドの破綻から「成長」ということを考える - アンカテ

    村上ファンドの問題を自分なりに解説みたいと思う。 まず「ファンド」というのはどういう仕事か。非常に簡略化して言えば次のようなものだ。 ある会社に、全く役に立たない役員がいたとする。この役員は給料を1億円ももらうくせに、会社にとって利益になることを何もしない。それどころか、ことあるごとに有能でやる気のある社員の仕事に余計な口を出してやる気をそぐ。しかし、この役員が無能で有害であることは、簡単にはわからない。 ファンドは、こういう会社を探してその会社の株を買う。大量に買う。たとえば、時価総額100億円の会社だったら50億円出して、株を半分買ってしまう。そうすると、取締役の人事に対する決定権が生じるので、その無能な役員をクビにすることができる。 無能な役員をクビにしたことで、その会社の利益は1億円増える。株価というのは利益に連動するので、利益が1億円増えると株価が20億円増える。半分持っているフ

    村上ファンドの破綻から「成長」ということを考える - アンカテ
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    mind 2006/06/06
    ――1膳目は人がカネを喰らひ、2膳目はカネが人を喰らひ、3膳目はカネがカネを喰らふ!! ――プリンは一日一善! そのほうがオイシイの♪ ――まあ、ナニゴトにも無限なんて無いけどね。
  • 「オオヤケ」的階層化のYahooと「Public」でフラットなGoogle - アンカテ

    成城トランスカレッジ! ―人文系NEWS & COLUMN― - 『家族の痕跡』読書会チャット報告が面白い。 たくさんの興味深い論点があるが、一番興味を引かれたのが、主として井出草平さんが提起されている「『オオヤケ』と『Public』」という観点。 日人はもともと社会と直接接続する回路を持っていない。自分はまず「家」の一員であり、家を代表する家長が会社という「オオヤケ」に接続している。でもその家長も会社の中では、単なる「ワタクシ」の一員としてふるまう。会社が公的な存在であるのは、社長が会社を代表して、例えば業界という「オオヤケ」に接続しているからだ。 この図を見た方がわかりやすいかもしれない。 日人にとって社会参加とは、この階層構造のどこかにポジションを得るということである。 一方「Public」とは、全ての成員が同一の立場で直接接続するものである。西欧近代の社会はこの意味での「Pub

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    mind 2006/05/25
    ――親分の親分も、また親分、みたいな上納<ツリー階層。 <タグ貼りみたく、だいぶバラけてきた戦後。 [リーマン][IT系][オタク]みたいな。
  • 権力だってふつうの人が運営してるからバカもする - アンカテ

    ホワイトハウス主催の晩餐会に、モロに反ブッシュの人が呼ばれちゃったというお話。 ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - ホワイトハウス晩餐会でS・コルベアがブッシュをホメ殺し! ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - これが「コルベア・レポート」のブッシュほめ殺し TBS RADIO 小西克哉 松ともこ ストリーム powered by ココログ: 5/16(火)コラムの花道 macska dot org in exile - スティーヴン・コーベア@ホワイトハウス晩餐会のジョーク追加解説 Long Tail World: マスコミとブロガーの直接対決?コルベア暴言報道:Was Colbert Funny or Not? 知らない人は、ストリームの町山さんの解説から入るとわかりやすいと思います。 これは、いろいろな意味が読みとれる事件ですが、私としては、「ホワイトハウスにもバカがいるもん

    権力だってふつうの人が運営してるからバカもする - アンカテ
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    mind 2006/05/20
    「自分は人の良い庶民で普通の人で金も権力もない」からアイヒマンのような悪とは無縁…と思いがち。他人事として気楽に批判できるが、それはfiction ――普通の人々の考え方を最も的確にtraceできる人が権力者になれる
  • あなたは自分で選択できる「世界」の中に住んでいる - アンカテ

    (2007/3/29 追記) このエントリで参照している、Lynne Twist さんの講演録の日語訳は、リン・トゥイスト『ソウル・オブ・マネー』日語訳 - harunoriyukamu :: wiki - livedoor Wiki(ウィキ)に移転しています。 (追記終わり) Lynne Twistという人の素晴しい言葉 私たちは当の所、「世界」の中で生きているのではないと思います。 私たちが住んでいるのは、「世界」についての「会話」の中です。 「世界」そのものは望むように変えることはできないかもしれない、でも「世界」についての「会話」を変えることはできるはずです。 そして、「世界」についての「会話」を変えた時に、あなたの人生は一変します。 なぜなら、あなたが当に住んでいるのはその中だからです。その「会話」の中にあなたは住んでいるのです。 出典は、このインタビューの18:00から

    あなたは自分で選択できる「世界」の中に住んでいる - アンカテ
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    mind 2006/05/12
    何事も充分ではないthere is not enough なるべく多い方がいいmore is better そうでなくなるなんてあり得ないthat’s just the way it is ――社会常識common senseの自己実現問題。 人権 が社会に実在化したのも、~という普及書のおかげ!!
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - 「ギークの暴走」としての「本物のGoogle八分」

    Google八分」という言葉は、私が前のブログで、「「Google八分の刑」という難問」というエントリーを書いた時に思いついた言葉ですが、実は、私が思った意味とはちょっと違う意味で流通してしまいました。 ひとことで言えば、私が考えていたのは「ギークの暴走」だったのですが、実際には、「スーツの暴走」が先に現実化して、「Google八分」という言葉は後者を指すものとして定着してしまったようです。 「スーツの暴走」とは、資関係や営業面での考慮によって特定のURLが排除されて、言論の場としてのインターネットが歪められてしまうことです。これはこれで問題ですが、「スーツの暴走」に留まっているうちは、従来の「大企業の横暴」「大資対市民」と言った捉え方で考えることができます。つまり、構造的には昔から繰り返されてきた問題が、単にインターネットという場に場所を移しているだけのことです。 しかし、私がもと

    アンカテ(Uncategorizable Blog) - 「ギークの暴走」としての「本物のGoogle八分」
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    mind 2006/04/28
    ――Googleが人狼に成る、Google八分アルゴリズム。 「スパマー(人狼)だ!」と科学的に認定するには光の面からだけでなく、闇の面からも迫るのが効率良いのだが…、それでは自分も闇に染まってしまう…というジレンマ。
  • バグ有りWinnyとバグ無しWinnyはやはり区別すべきだと思う - アンカテ

    (4/21 追記) Winnyには、実装上の大きな問題があるという報告があります。Winnyユーザの方は、こちらをすぐ見てください→アンカテ(Uncategorizable Blog) - Winnyに実装上の欠陥あり! (追記終わり) 私と高木浩光さんの間には、一致しそうにない大きな壁があるが、共有できる所もたくさんあると私は思っている。実際、これまで高木さんの書いたものでたくさん勉強させていただいたし、共感したことも多い。今回、批判された点の中にも、どうやっても一致しそうにない所とそうでない所がある。 そこで、まず、私が一致すると期待していたが一致しなかった点について。 もしWinnyにバッファオーバーフロー脆弱性が発覚すると何が起きるかというと、破壊的ワームの登場によってWinnyネットワークは一旦壊滅状態となり、その後、そのワームを排除する「無視リスト」設定が周知されるか、もしくは

    バグ有りWinnyとバグ無しWinnyはやはり区別すべきだと思う - アンカテ
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    mind 2006/04/18
    「情報の非可逆的暴露装置」を有用である必須のものであるとみなすのは、私の人間観や社会観から出てきているので変わることはない。 ――繋がりについて、つづき希望