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ブックマーク / benli.cocolog-nifty.com (16)

  • 弁護士バッシングと「法の支配」の終焉 - la_causette

    光市母子殺害事件の弁護人に対するバッシングにせよ、「医療崩壊だ!」コメントスクラムにせよ、共通してるのは、依頼者以外の者の感情に配慮して、依頼者の利益を損なう活動を行うように弁護士に無理強いをしようと言うことです。 もちろん、弁護士は、そのような行動をとることにより何の利益も受けませんし、それどころか、そのような行動を選択する権限を与えられていませんので、第三者の感情を慮って依頼者の利益を損なう行動をとることは、むしろ懲戒処分を受ける危険すら伴うわけです。 さらにいえば、全ての弁護士がその感情を配慮して行動しなければ第三者というものを認めると、その第三者と利害を対立する者は十分な司法的救済を受けることができなくなる危険が高まるわけで、それは「法の支配」自体の否定にすら繋がるわけです。 光市母子殺害事件の弁護人に対するバッシングにせよ、「医療崩壊だ!」コメントスクラムにせよ、匿名さんが現実社

    弁護士バッシングと「法の支配」の終焉 - la_causette
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    mind 2007/10/21
    「匿名さんが現実社会の人間を悪し様に罵ること」をネットの本質と考えている方々が… ――国会や法廷は観客(ネットみたく匿名でもw)にopenされているだけまだマシだよなぁ。
  • benli: ギルドと政府がいかに癒着しようともギルド特権は自然権とはなり得ない

    すでに述べたとおり、著作権法は、著作物の流通過程に一定の競争制限を加えて超過利潤を取得する機会を著作者等に与えることにより、多くの新しい著作物が創作され人々に享受されることによる文化の発展を図ろうとした、一種のギルド保護法制です。 公的利益を実現するにあたって、公的部門が直接費用分担をするのではなく、民間部門が公的利益の実現を果たすことを期待して、一定の競争制限を行うことによって一定の民間部門に超過利潤を取得する機会を与えるという手法自体は珍しくはないし、それは一概に否定すべきものでもありません。ただし、ギルドが大きくなり、政治部門との関係が密接になると、ギルドを保護することが自己目的化し、過剰な競争制限が法制化されたり、ギルドに徴税権等の利権がもたらされたりすることになります。 日映像ソフト協会の酒井さんから、 そして、平成4年にはタイムシフトやプレースシフトを含む私的録音録画について

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    mind 2007/07/14
    「ギルド保護法制」の目的からは合理的に説明できない特権が、「自然権」に転化するか ――なにが自然権であるかは、人々の地に付いた生活形態に依存して変わってくるみたい。とくに、communication形態/習俗とか。
  • benli: 合併と著作者人格権

    先日出席した某研究会での議論によれば、企業合併にあたって、合併前に成立した法人著作物(吸収合併の場合、消滅会社の法人著作物)について、「著作者が存しているとしたならばその著作者人格権の侵害となるべき行為」(著作権法60条)の差止めを求める権利を、合併後の会社は有しないということになるらしいです(同116条の反対解釈)。確かに、現行著作権法の解釈としては、それが一番素直です。 もちろん、「著作者が存しているとしたならばその著作者人格権の侵害となるべき行為」を犯した場合の刑事罰(同120条)は親告罪ではない(同123条1項参照)ので、そのような行為を行っているものについて合併後の会社が刑事告発をして処罰してもらうことはできるわけですが、民事的に何とかしようということはできないということです。 パラメータデータの改変ツール等を著作者人格権(同一性保持権)で押さえつけてきたゲーム会社にとって、企業

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    mind 2007/03/28
    消滅会社の法人著作物…「著作者が存しているとしたならばその著作者人格権の侵害となるべき行為」60条の差止め権を、合併後の会社は有しない ――著作権(と著作者人格権)を開発者従業員に残しとく手もある?
  • 固定ハンドルの抑止力 - la_causette

    m_um_uさんからコメントの投稿をいただきました。ただ、このブログは1日に何アクセスをしては不毛なネガティブコメントを投稿し、挙げ句の果てにはどれがなりすまし発言かを具体的に特定することなく「なりすまし発言をされたからお前が探して削除せよ」とか言い出す方々に久しく粘着されてコメント欄の管理に時間を取られましたので、素性のわかっている方以外のコメントは反映させないことにしています(あの種の方々のコメントって、いくら誠実にお答えしてもきりがないですし、そのために時間を費やしても議論のブラッシュアップに全然繋がらないのですもの。実名系ブロガーのコメント欄への粘着君って、「著名人や社会的地位の高い人物に上から目線で文句を付けている自分」に酔っているだけという側面が多分にありますし。)。トラックバックは原則受け付けていますので、そちらを利用して頂ければ幸いです。 その上で言及すると、現実社会での人

    固定ハンドルの抑止力 - la_causette
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    mind 2007/03/17
    多重人格を演じやすいし、その固定ハンドルを利用して社会生活を送ってない以上…自分の社会生活に何らの悪影響も受けない ――自称コテハンと、はてなみたいな idとが区別されてないからすれ違うのかな、と思った。
  • benli: 「語り」を加えることは悪なのか

    「おふくろさん」騒動ではどうも森進一さんが悪者にされているようですが、語りの部分は、保富庚午さんが作詞をし、「おふくろさん」の作曲者である猪俣公章さん自身が作曲しているのだから、普通に考えれば、「おふくろさん」の前に「語り」をいれるというのは事務所の意向だったのだろうなと思います。だから、森進一としては、当然法的な問題はないと思っていたのだと思います。といいますか、猪俣さんがご存命のころには、川内さんも何の抗議もしていなかったわけですから、森進一さんが「何を今更」と考えたとしても不思議はありません。 実際、「語り」の部分を加えるなんて普通に行われている話なので、芸能マスコミのインタビューに応じて「語りを加えるのはいけないこと」である前提で語っている歌手の方々とかは自分で自分の首を絞めているのではないかという気がしてなりません。John Lennonは「Rock 'n' Roll」を収録する

  • それはあなたの「本音」ではなかろう - la_causette

    「匿名だからこそ音が言える」という人たちがいます。しかし、匿名の陰に隠れた個人攻撃がネット上で行われているとき、それって彼らの「音」の発露なんだろうかということが疑問として生じてきます。 そこで語られていることというのは、「匿名で無責任に語れる場があるか否かにかかわらず言いたくてたまらなかったこと」ではなく、「匿名で無責任に語れる場があるか否かにかかわらず内心そう思っていた」ことでもなく、「匿名で無責任に語れる場があるからこそ言いたくなったこと」なのではないかと思うのです。つまり、彼らはもともとそこまで醜い人格をもっているのではなく、「匿名で無責任に語れる場」があるからこそ、そこまで醜くなったのではないかと思うのです。 というのも、その種の発言って「読む人に不快感を与える」という以上の意味がないことがほとんどであり、このような内容を「匿名で無責任に語れる場があるか否かにかかわらず言いた

    それはあなたの「本音」ではなかろう - la_causette
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    mind 2007/02/17
    これらは、他人を罵り、他人を不快にさせる「ネタ」として用いられただけ ――公園からごみ箱を撤去して、「(公園からは)ゴミが減った」と喜ぶ話。原石を拾い上げて磨くシステムの建設の方が魅力的。
  • 起訴率の低さと無罪率の低さとの関係 - la_causette

    矢部先生は 検事は、事件の起訴不起訴を決める際の事実認定にあたって、全ての証拠の証明力を、有能な弁護士による批判にさらされた後の状況を想定した上で、それらの証拠を裁判官はどのような評価をするであとうか、という目で検討し、弁護士による批判に晒されたとしても裁判官が有罪とするに足る証拠があると判断したときにだけ起訴する、というのが原則です。 つまり、裁判官の立場に立って事件を考えて、裁判官が間違いなく有罪にすると認められる事件だけ起訴しているということです。 と仰っています。しかし、「裁判官が間違いなく有罪にすると認められる」とは言えないとして起訴を断念する場合、嫌疑なし又は嫌疑不十分ということで不起訴とすることになっているのですが、統計上そのような理由で不起訴とする例はそれほど多くありません。不起訴とする理由の大半は、情状や起訴価値を加味しての「起訴猶予」です。例えば、罪名別検察庁終局処理人

    起訴率の低さと無罪率の低さとの関係 - la_causette
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    mind 2007/01/27
    起訴猶予が89万6759件であり、嫌疑なし及び嫌疑不十分を含む「その他」は5万0345件でしか ――「確証が得られたとしても微罪でしかない」と明らかならば、それ以上の捜査は不効率だし…ってアルゴリズム。
  • Anonymity Providerの法的責任(予稿) - la_causette

    日、情報ネットワーク法学会にて、「Anonymity Providerの法的責任」について発表しました。下記はその予稿です。 第1 はじめに インターネットを利用した違法行為(犯罪行為や不法行為)は後を絶たない。 誰もが、誰の事前審査を受けることなく瞬時に情報を特定又は不特定の者に伝達することができるというインターネットの特性は、特定の情報を流布することによってなされる違法行為にはまさに打って付けである。 さらに、インターネットに関しては、情報発信者の匿名性を高めるサービスが数多く提供されており、これが違法行為を行うことへの心理的な障壁を著しく低下させ、悪辣ではない市民を違法行為へと誘っている。 また、情報発信者の匿名性が高まると、当該発信情報の送信防止措置を早期に講ずるなどして違法な情報流通による被害の最小化を被害者が図ることも困難となる。 情報発信者の匿名性はインターネットの質では

    Anonymity Providerの法的責任(予稿) - la_causette
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    mind 2006/12/04
    < iないしiiiの条件の満たされない状態を作出し違法情報発信者の匿名性を高めたAPは、利用者の違法行為による法的責任を負うか ――真面目にやるなら、銀行口座並の本人確認取締りが必要になりそう。
  • 「スルー力」を被害者に要求することの残酷さ - la_causette

    匿名の卑怯者さんたちの執拗な攻撃を受けている側に「スルー力」を求める人々って、結局残酷ですね。被害者からの相談を実際に受ける立場の人間からすると、とても血の通った人間の言葉とも思えなかったりします。 といいますか、そんなことが罷り通っているのは、さすがに我が国ではネット関連でしかありません。もちろん、特に保守を通り越して反動になってしまっている方々の中には、学校でのいじめ問題に関していじめられっ子に耐えることを求める向きも無いわけではないのですが、そういう方々というのは、いじめ問題を議論している最中にひたすら「日教組が悪い」と言い続ける方々の次くらいに怪訝そうな目で見られてしまうのが関の山ですし、学校の運営者が「被害者がスルーすればいい話だから、学校としてはいじめの事実を知っても何らの対処をする気もない」なんてことを言ってしまえば大問題になるし、「いじめにあった生徒に向けられた大量の攻撃的

    「スルー力」を被害者に要求することの残酷さ - la_causette
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    mind 2006/11/28
    ――cf. 「泣寝入りするな」と被害者に要求することの残酷さ http://b.hatena.ne.jp/entry/3199499 そうです、決して泣き寝入りなぞしてはなりません!! 矢尽き刀折れるまで戦うのです(もし自分でそうしたければ)。ie. Elan-Vital。
  • la_causette 2種類の強さ

    記事を投稿した市民記者の揚げ足を取ったり、人格攻撃をしたり、イデオロギー的にレッテル貼りをしたりするだけのオピニオン会員というのは、オーマイニュースのような市民ジャーナリズムにとっては、マイナス要素の大きな存在です。なぜならば、オピニオン会員による揚げ足取りや人格攻撃、レッテル貼り等に市民記者が嫌気がさして新規の記事の投稿を躊躇するようになると、市民ジャーナリズムは成立しなくなるからです。 もちろん、数少ない新規記事に対して多数のオピニオン会員が従来にもまして執拗に揚げ足を取ったり、人格攻撃をしたり、レッテル貼りを繰り返したりするようになれば、アクセス数は従前の水準を維持できるかも知れませんし、ひょっとしたらアクセス数が向上するかも知れません。しかし、そういう陰湿な言論の場にまともな企業は広告を出そうとは思わないでしょうから、広告収入を基軸とするオーマイニュースとしてはそれは選択しにくいよ

    la_causette 2種類の強さ
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    mind 2006/11/27
    記事を投稿した市民記者の揚げ足を取ったり、人格攻撃をしたり、イデオロギー的にレッテル貼りをしたりするだけのオピニオン会員 ―― って ブクマー蚊のことかーッ??
  • 声の大きな「悪」に寛大さを示し「人気者」でいたい人たち - la_causette

    一般に、学校ではいじめる側の方がいじめられる側よりも声が大きいですから、「クラスで人気者」になりたい教師は、いじめに対して寛大な態度を示そう、あるいは、自分もいじめに荷担しようという欲求に駆り立てられるのでしょう。もちろん、それは教師の取るべき態度としては間違っているのであって、たとえクラス内でノイジーな生徒からブーイングを浴びようとも、いじめる側に対して毅然とした態度をとるべきです。 それは、ネット上での誹謗中傷についても同様です。ネット上では匿名で執拗に個人攻撃している側の方が執拗に個人攻撃されている側よりも声が大きいですから、「ネットで人気者」になりたいインテリたちは、この巣の個人攻撃に対し寛大な態度を示そう、あるいは、自分も個人攻撃に荷担しようという欲求に駆り立てられる傾向があるように思います。もちろん、それは間違っているのであって、たとえネット上でのノイジーな人々からブーイングを

    声の大きな「悪」に寛大さを示し「人気者」でいたい人たち - la_causette
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    mind 2006/11/27
    ――少数者への言論攻撃は、匿名・多勢であったとしても違法ではないので、とくに弁護士さんのようなcommunicationの専門家は非対称でもひたすら実証と理詰めで自己の言論内容の正当性を証明していくしかないと思うの
  • ポジティブ思考と実名・匿名問題 - la_causette

    ネット上での表現が自分のアイデンティティと結びついたときに自己の外部的評価が上昇することを期待するか、下落することを怖れるかというのは、多分に思考のポジティブ度が影響しているのでしょう。だから、ポジティブ思考する人が多い米国のブロガーは実名ブロガーが多く、ネガティブ思考する人が多い日のブロガーは匿名ブロガーが多いってことなのではないかという気がします。 もちろん、英語圏のブログを見ていても、意図的に特定の他人や人種・民族等を不穏当な表現で批判したりデマを流布したりする人々は匿名を用いている例が多いようですが、そういう表現は、さしものポジティブ思考な米国人ですら、自分のアイデンティティと結びついたときに自分の外部的評価が下落すると思うのでしょう。しかし、他者を貶めることを目的とした表現以外の表現活動についていえば、それが自分のアイデンティティと結びついたときに起こる自分の外部的評価の変動に

    ポジティブ思考と実名・匿名問題 - la_causette
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    mind 2006/11/27
    ――ポジ・ネガ,サヨ・ウヨ というモノサシ、個人の価値観とは結びつけない方が生産的だと思うけど…。
  • benli: フランスP2P合法化動議騒動の後日談

    昨年末、フランスで、P2Pを用いたコンテンツのダウンロードを合法化する修正案を含む著作権法改正法案が国民議会で可決され、大騒ぎになりました。 その後日談が、fenestraeさんのブログに掲載されています。 騒動の発端は、著作権法による規制の強化を図った政府側が策を弄して著作権法改正法案を遠そうとしたところ、与党議員の反乱にあって、却って著作権法による規制を緩和する修正案が通ってしまったという「策士策に溺れる」型だったようで、著作権法による規制の強化を図る人達のやることというのは世の東西を問わないのだなあと感心してしまいました(日の場合も、レコード輸入権の関係で最初の説明をごまかしてしまったため、レコード輸入権と書籍・雑誌貸与権の創設には成功したものの、その行使は事実上相当限定されてしまったし、それよりなにより著作権法による規制の強化を図る立法を推進することの政治的なリスクを高めてしまっ

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    mind 2006/11/27
    …最初の説明をごまかしてしまったため、レコード輸入権と書籍・雑誌貸与権の創設には成功したものの、その行使は事実上相当限定され。著作権法による規制の強化を図る立法を推進することの政治的なリスクを高め。
  • benli: 生活笑百科の著作物性

    某所で、テレビ局から著作権に基づく差止請求を(私の依頼者が)受けているのですが、その際に、NHKが差止の対象としてもってきたのが、なんと「バラエティ生活笑百科」!。あの土曜日の昼間にやっている法律バラエティの草分けです。 しかし、です。果たして「生活笑百科」には「映画の著作物」としての著作物性があるのかというとはなはだ疑問です。 東京高判平成9年9月25日判タ994号147頁は、「件におけるようなテレビ放映用のスポーツイベントの競技内容の影像は、競技そのものを漫然と撮影したものではなく、スポーツ競技の影像を効果的に表現するために、カメラワークの工夫、モンタージュやカット等の手法、フィルム編集等の何らかの知的な活動が行われ、創作性がそこに加味されているということができるから(前記検甲第一号証によれば、一九八三年インディ五〇〇においても、右に述べたカメラワークの工夫等が行われていることが認め

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    mind 2006/11/14
    実際のところどうなのかはわからない ――という専門家の見解。バラエティ番組が著作物でないとすると、かなり「著作物」は狭まりそう。アドリブがタレントの著作物なら、その集合も(2次/編集)著作物のような。
  • ブログ事業者がなすべき事前説明 - la_causette

    ネットイナゴさんや粘着君からブログ主を守る気がさらさらないブログ事業者は、入会登録時に、「当社のブログサービスを利用してブログを開設した場合、匿名の者による悪意のコメントに継続反復的に晒され、ときには精神的に傷つけられて社会との交流を断ったり自殺に追い込まれることもありますことを予めご承知おき下さい。当社のサービスにおいては、利用者が「匿名でなければいえない」ような誹謗中傷が多数浴びせかけられますように、悪意のコメント投稿者の匿名性を手厚く保障することとしております。匿名の者の執拗な誹謗中傷コメントにより精神的な苦痛を味わいたくない方は、当社のブログサービスのご利用をご遠慮下さいますようお願いいたします。」くらいの注意書きを大きめのフォントで表示した上で、「あなたは、匿名の者による執拗な誹謗中傷を受けて精神的な苦痛を味わいたいですか? Yes/no」というダイヤログで「Yes」ボタンをクリ

    ブログ事業者がなすべき事前説明 - la_causette
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    mind 2006/10/30
    ――cf. ;親が子供を幼稚園/小中学校…に入学させるときに事前説明&無条件承諾をもらっとく、と。
  • benli: まねきTV事件地裁決定の肝

    日の朝日新聞朝刊に掲載されたことでちょっと話題になっている「まねきTV事件仮処分却下決定」ですが、下記の事情に照らして、「ベースステーションにおいて放送波を受信してデジタル波を受信してデジタル化された放送データを専用モニター又はパソコンに送信するのは、ベースステーションを所有する件サービスの所有者であり、ベースステーションからの放送データを受信する者も、当該専用モニター又はパソコンを所有する件サービスの利用者自身であるということができる」と判示したところが肝です(いわゆる「カラオケ法理」の適否に関する応用問題なのです。) それに使用される機器の中心をなし、そのままではインターネット回線に送信できない放送波を送信可能なデジタルデータにする役割を果たすベースステーションは、名実ともに利用者が所有するものであり、その余は汎用品であり、件サービスに特有のものではなく、特別なソフトウェアも使

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    mind 2006/08/06
    ホスティング,ハウジング――<「私的?録画/送信機械を用いた、私的録画と自己送受信」の代行業、は著作権者の公衆送信権を侵害するか? <複製権侵害について、許される「私的」利用か
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