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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/mellowmymind (8)

  • さびしさの運用について - Mellow My Mind

    「このさびしさをどしたらいいの」ということを延々考えて、人生単位で見てもそれはそれは長い時間を浪費しました。その中でまず気付いたことは「人はさびしいとおかしくなる」ということでした。ひっくり返すと、人がおかしなことやってるときは、だいたいさびしいんだよな。さびしさを動機にして人や自分を裁いても、よけいさびしくなるばかり。なにかを裁くということはなにかを切り捨てることだ。一度切り捨てられたものは時間が止まってしまう。もうそこからは何もうまれないのでした。さびしいのに、いろんなものをどんどん切り捨てて、自分さえも許せなくなって、狭く、小さく、よけいさびしさを募らせるばかり。おかしなことだ。さびしさとは無縁に見える、幸福そうなあの人と、わたしは何が違うんだろう。考えればなにもかも違うように見えたし、でも当のところはどこがどう違うのかよくわからない。ただ、自分がさびしさにふりまわされていることだ

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    mind 2007/09/06
    …うれしいことがあれば蒸発してしまう揮発性の感情… 恨み/自己嫌悪/めんどくさいものに加工する必要はない。 ――負コミュなスクルージ爺さんも…怖くても少しずつ好きなモノコトヒトに近づいていけばいいのね。
  • 見出されることを待っているすべてのラブと優しさへ - Mellow My Mind

    先日タナカカツキのデジオナイトについて書きましたが、そこでタナカカツキがいっていたことが心の中に響きまくって、忘れられなくて、ずーっとそのことについて考えていたのだよ。タナカカツキが言っていたのは「赤塚不二夫のマンガは、優しい」「人は優しいものに吸い寄せられる」「髪を立ててるハードロックの人たちに群がるファンは激しさに押し寄せているのではなく、優しさに押し寄せている」とかいうことなんだけど、それを聞いて頭の中のパズルのピースがガーッと組みあがっていったのれす。そうか、そういうことか!ちょっと前に、ラブについて考えているよと書いていて、そのとき考えていたこととつながって、一気にわかった感じ。上記の文章で挙げてた「MOON」というゲームは、困っている人を助けたりするとラブ(という名の経験値)がもらえるというシステムでした。だから基的には「よーし人を助けちゃうぞ」と思って、助けて、ラブを得るも

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    mind 2007/08/05
    行為の主体である自分がラブかどうかを決める(/演じる)んじゃなくて、関係性の中から遡及的に見いだされたもの、それがラブ。 ――☆。 …演技じゃない愛は、自然な関係だから飽き/疲れを知らない、ということらしい
  • 世界を再解釈するガイドライン - Mellow My Mind

    ■[旗][mind]世界を再解釈するガイドライン 自分がちょうど1年前に書いた文章がありまして、一部引用。 そして「優しさ」に話を戻す。「優しいものに人は吸い寄せられる」、これはまあ、考えてみりゃ当たり前のことのように思えます。みんな厳しいものより優しいものが好きにきまっていよう。しかしだね、タナカカツキは、赤塚不二夫やハードロックの人という、およそ一般的な「優しい」イメージとは結びつかないようなものから「優しさ」を見いだした。つまり、これは、こういうことなのですね。 「人が吸い寄せられるものは、優しい」 順序を入れかえて言いなおしただけのように見えますが、これはなかなかすごいことだ。一見、はたからみて「優しさ」とはあんまり関係なさそうなものでも、人が吸い寄せられ、ひきつけられているならば、そこには必ず「優しさ」があるのだと考えてみよ。主体の行為や意志そのものにかかわらず、もうそこにすでに

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    mind 2007/08/05
    「夜ねる時に、明日おきたら花ビンの水をとりかえる仕事がある、だから明日生きていける…。」。花の美しさに心洗われたのでもなく、ただ自分の存在の意味付けに成功したことに ――自分の物語がある。cf.星の王子様
  • Mellow My Mind - 「『あまえる』ということについて」を読んで

    「人はさびしいとおかしくなるネ」「人は自己欺瞞をかかえているとおかしくなるネ」「てゆか人がおかしくなる状況ってほとんどこの2つの複合技だよネ」なんてことを30年以上ぼんやり生きてきてなんとなく理解するに至りまして、さてそれでは自分のおかしいところをどうやってほどいていったらいいんだべ、とか思ったりしてるわけですが、たまたま手に取ったこのの一番最後に載っていた文章を読んでたいへんな衝撃をうけました。日語ということば (Little Selectionsあなたのための小さな物語)作者: 赤木かん子出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2002/05メディア: 単行このシリーズは、赤木かん子さんがテーマに合わせて、古今東西の名文家によって描かれたいろいろな短編を選んでまとめたものです*1。わたしが最も衝撃を受けたのは、「『あまえる』ということについて」という、筆者が幼い頃の思い出を重ねて宮

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    mind 2007/05/27
    本当の自分じゃない時は…周りの人も傷つけて、周りの人にも辛い思いをさせている… ――数を覚えるときみたく、適切な指導が在れば論理的な内省に効率的に至れる。cf.のっぽさんは、子供のことを「小さな人」と呼ぶ
  • 『NANA』がどれだけやさしいか - Mellow My Mind

    相変わらず『NANA』をねっとり読んでたりするわけですが、あのマンガに出てくる子たちはほんとに関係性の奴隷よのう、と思います。トラウマ負ってる登場人物も多いわけですが、でもあのマンガの主人公にして一番やらかしちゃっているハチ(奈々)は普通の家庭で普通に育てられた子なんだよね。というところに、現代のしんどさが出てるなあと思ってタメ息出ちゃう。最近文字画が流行ってるって知ったときも思ったんだけど……あれに書かれている恋や友情の誓いみたいなのってすごい違和感がある。なんていうか、いろんな分類が雑で、すごい思い詰めやすくなってる感じがします、最近の傾向って。関係性を、ただ信じることだけで乗り切ろうとしてる気がする。強く思えば報われる、みたいな。でもそれって視野狭窄になってよけい傷が深くなるだけなのになー。ていうか、その信じる、っていうのも、「自分で心に決めて信じたのだから、何があっても後悔はしない

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    mind 2007/02/25
    関係性の奴隷 「いざ裏切られたときに私はこれだけ傷ついた!」と言う担保のため「信じる」 //…否定して誇りを奪わない …物語に共感する読者に、今あなたはこういう状態よ、と気づかせる。…説教はしない ――菩薩系
  • 目が見えない人でも、夢をみるのか? - Mellow My Mind

    ■[メモ][インターネッポ]目が見えない人でも、夢をみるのか? http://cocoa.2ch.net/body/kako/1004/10043/1004374543.html 5年も前の2chのスレですが。健常者ミーツ全盲者&聾者、な語らいの場。あなたとわたしが感じる世界は同じじゃないけれど、つながることはできる。人と人がつながる方法とは差異をなくすことじゃなくて、認め合うことなのだー。なのだー。だー。もっと知りたいなあ。いろんなことを。という気持ちになれて、とてもとてもおもしろいです。 203 名前: 病弱名無しさん 投稿日: 01/11/09 03:49 ID:YHjQMe94 地べたに座り込んだガキって私達でも邪魔だな〜とか 思うけどそれ以上に目の見えない人達にとっては、 そいつらがどうしようもない危険物、障害物なんだろうね。 スリ野郎も老人、盲人をタ−ゲットにしそうだよね。

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    mind 2006/12/02
    ――「音だけの夢」をみると云う。
  • キャラとかうるせえこといってんじゃねえよ - Mellow My Mind

    ■[メモ]キャラとかうるせえこといってんじゃねえよ 「キャラを立てる」ことと「キャラ設定を作りこむ」ことはまったく別のはなしだと思うんだけど、そこを混同して、作りこんだ設定さえ用意すれば簡単に話や世界が作れると勘違いしている作品がけっこう多い気がしてならないのであった。いくら設定があったって行動やエピソードで描かれなかったら意味ねえよ。そして作品のテーマや物語の構造に関係ない設定がいくらあったところで、それは何ら作品の面白さに寄与しない。 ふと思ったのは、アニメのムックとかってキャラ設定とキャラ紹介が一緒にのってたりするじゃないすか。そのこと自体はかまわないんだけど、でもそれで誤解しちゃってる「作り手」の人もいるんじゃないのかなもしかして。来、キャラ設定とキャラ紹介って、実はまったく別のものだと思うんだよね。キャラ設定ってのは作り手が最初に決めた約束ごとで、キャラ紹介ってのは作品中のその

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    mind 2006/09/08
    "本当の自分"をみんなは…って、ご大層なキャラ設定だけと一緒。行動、自己表現して、周囲からのfeedbackとかも得て、はじめて「自分はこういう人間だ」ってあらためて自分を知る、のが自然 ――ぐるぐるは不動点に均衡
  • ボードゲームは楽し - Mellow My Mind

    ■[雑記][テーブルゲーム]ボードゲームは楽し すごろくやさんの試遊会、けっきょく終電を逃すまで遊びほうけて中野から北新宿まで歩いて帰ってきたよー。5時間も遊んでた計算になるなあ。でもあっという間だった! もっとやりたいくらいだった……。 なんでボードゲームにこんなに心ひかれるのかなあとつらつら考えるに、よくできたボードゲームにはわたしの大好きなものが全部つまっとんのよね。しっかりした構造、機能が明確で工夫されたデザイン、印刷物や造形物としての作りのおもしろさや感触のよさ、ユーモア、価値の転換、駆け引きetc. だからすっごいおもしろいゲームで遊んだあとは心のすみずみまで満たされた気がするのです。よくできたアニメに心をふるわせるときによく似てる。 どっちもつきつめておおげさにいうと、「世界がこんなにうつくしいなら安心だ」みたいな感覚になるんだよね。よくできてるものってほんとうにどこまでもよ

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    mind 2006/06/21
    構造、機能、デザイン、印刷物や造形物、おもしろさ、感触、ユーモア、価値の転換、駆け引きetc. 遊んだあとは心のすみずみまで満たされた気が。「世界がこんなにうつくしいなら安心だ」 ――中にcosmosを観て取ったと!
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