英王室が公開したキャサリン皇太子妃と子ども3人の写真が「加工」されていた可能性が浮上し、通信社は配信を撤回。その検証報道などが続いていたところ、キャサリン妃が「がんの治療中」であることを告白した。英国内ではキャサリン妃の勇気を称え、支援する声が広がっている。 ヘンリー王子とメーガン妃は「キャサリン妃と家族の健康と回復を祈っている」とのお見舞いの声明を発表したが、両王子の関係は「修復不能なレベル」とも言われる。なぜ病気の公表は遅れたのか、英王室では何が起きているのか? 在英ジャーナリストの木村正人氏が解説する。 ◆ ◆ ◆ やつれた様子のキャサリン皇太子妃 [ロンドン発]1月に腹部手術を受け、公務から離れているキャサリン皇太子妃(42)が3月22日、がんで2月下旬から予防的な化学療法を受けていることを告白した。昨年のクリスマス以来、公の場から姿を消し、3月10日の母の日に公開された家族写真の