若竹 七海(わかたけ ななみ、1963年[1] -)は、日本の作家。 東京都生まれ[1]。立教大学文学部史学科卒。夫は評論家(バカミスの提唱、ミステリ映画の研究で知られる)の小山正。 経歴・作風[編集] 大学在学中はミステリクラブに所属しており、木智みはる名義で創元推理文庫の折り込み冊子『紙魚の手帳』で「女子大生はチャターボックス」という書評のコーナーを担当していた。大学卒業後、業界紙の編集部などに勤務し[1]、5年のOL生活を経て1991年『ぼくのミステリな日常』でデビュー。『夏の果て』(『閉ざされた夏』と改題して93年刊行)で第38回江戸川乱歩賞最終候補。本格推理小説、ハードボイルド、コージー・ミステリ、ホラー、パニック小説、歴史ミステリーと多彩な作風だが[1]、その中で一貫して人の心の中に潜む悪意を描いているところに特徴がある[要出典]。 文学賞受賞・候補歴[編集] 太字が受賞したも